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| アニメ総合点=平均点x評価数 | 655位/3,702作品中(総合35/偏差値52.02) | 654位<= =>656位 |
| アニメ平均点(評価10個以上限) | 1,054位/2,044作品中(平均0.78=良い/45評価) | 1,053位<= =>1,055位 |
| 2010年アニメ総合点 | 16位/164作品中 | 15位<= =>17位 |
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| 作品紹介(あらすじ)花咲つぼみは花や植物が大好きな中学2年生の女の子。 ある日、つぼみは不思議な夢を見た。 大きな木に咲く美しい花。たちまち全ての花が落ちてしまう。そしてそこから妖精が飛び立っていく―― それから数日後。明堂学園へ転校したつぼみの前に、なんと夢で見た妖精が現れる! 妖精はつぼみに、「伝説の戦士プリキュアになって、≪こころの大樹≫を守って!みんなの≪こころの花≫を咲かせて!」と頼む。 自分にそんなことはムリ……と断るつぼみ。 だが突然謎の敵が襲ってきて、新しいクラスメート・来海えりかの≪こころの花≫を奪ってしまう。えりかの心を救うには、プリキュアになって戦うしかない! つぼみは勇気を出してプリキュアに変身する!! | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| [キャスト] 花咲つぼみ・キュアブロッサム:水樹奈々 来海えりか・キュアマリン:水沢史絵 シプレ:川田妙子 コフレ:くまいもとこ [スタッフ] プロデューサー:吉田健一郎、鶴崎 りか、梅澤 淳稔 企画:西出 将之、松下 洋子、関 弘美 シリーズディレクター:長峯 達也 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
日本 開始日:2010/02/07(日) 08:39- テレビ朝日 TV
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| 公式サイト 1. ハートキャッチプリキュア! 東映アニメーション | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
オープニング動画 (1個) Alright!ハートキャッチプリキュア!歌:池田彩 詞:六ツ見純代 作曲:高取ヒデアキ 編曲:籠島裕昌 [ファン登録] | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
エンディング動画 (1個) ハートキャッチ☆パラダイス!歌:工藤真由 詞:六ツ見純代 作曲:marhy 編曲:久保田光太郎 [ファン登録] | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 最終変更日:2011/12/11 / 最終変更者:管理人さん / その他更新者: S・N / サブキチ / 提案者:管理人さん (更新履歴) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| [推薦数:1] 2012/02/22 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by MONKEN (表示スキップ) 評価履歴[良い:49(82%) 普通:5(8%) 悪い:6(10%)] / プロバイダ: 12030 ホスト:11859 ブラウザ: 6061 プリキュアシリーズの中で唯一最後まで見た作品です。(絵柄が好みだったので) しかしあと味が悪すぎて嫌な気分になりました。 中でも気になるのが黒幕であるデューンの動機です。 彼は一体なぜ世界を砂漠にしたいのかその理由がはっきりしていません。 動機があるからこのようなことをしたはずです。なぜこんなことを? 仮に悲しみや憎しみが心を覆い、それが原因で暴走したのであれば 彼の過去を明らかにしなければなりません。 しかしプリキュアはそれをせずにただ力ずくで彼を倒してしまったために 彼の過去も動機も一切知らないまま終わってしまいました。 本当にそれで良かったのでしょうか? 彼にだって人としての心を持っていたはずです。 何でもかんでも暴力で解決しないで対話なので解決してほしかったです。 (そもそもわたしは黒幕を「生物」にすることに好感が持てない) 非常に申し訳ないですが評価は「悪い」にさせてもらいます。 2012/02/20 最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 空音さん (表示スキップ) 評価履歴[良い:7(88%) 普通:0(0%) 悪い:1(12%)] / プロバイダ: 19847 ホスト:19734 ブラウザ: 7915(携帯) 最初から絵があまり好きじゃなかったので見る気になりませんでした。絵の好き嫌いは個人的だとは思いますが、昔のおじゃ魔女ドレミ(?)世代の絵は少し古いかな、と思いました。昔のアニメと同じ感じにしていいとは思いますが、もう少し丁寧に書いてほしかったというのが本音です。堪忍袋のおが切れました、などよく分からない決め台詞に疑問でした。キャラはムーンライトが強すぎ。敵もあっさりやられすぎ。全体的に残念でした。 2012/02/20 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by mosukuwa (表示スキップ) 評価履歴[良い:808(57%) 普通:236(17%) 悪い:366(26%)] / プロバイダ: 20089 ホスト:20180 ブラウザ: 7541 最初の方は凄く良い。 クラスメイトや家族が、各々の悩みを利用されて暴走し、それをプリキュアが説得や戦いで解決する内容は時折感動させられました。 問題は話の本筋(プリキュアについてや敵について)に関わる話があまり面白くなかったことや、明らかに敵が正論を言っているシーンがあったことですね。 制作も大人ですから、クモジャキーの正論(他のアニメなら主人公が言いそうな台詞…)はわざとそういう風にしたんでしょうけど、何故そこにキャラクターが誰も共感せず「それは違います!」と切り捨てるようにしてしまったのか。 あと、えりかがあんまり好きじゃなかったかな…。 でも最初の何でもない話は面白かったので良い。 [推薦数:3] 2012/01/26 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 剣王 (表示スキップ) 評価履歴[良い:24(49%) 普通:3(6%) 悪い:22(45%)] / プロバイダ: 36185 ホスト:35940 ブラウザ: 1968(携帯) 色々言いたいことはありますが 特に、花咲家のおばあちゃんとお孫さんがこの番組の癌なんだと思います。 先輩の癖に妖精を失ったゆりに対して何も出来ず、ダークプリキュアと戦って何も出来なかった孫たちに的確なアドバイスも出来ず(なんと、まともに戦えなくなった後輩のゆりさんが叱咤してくれました!!)、ただ状況に流されるだけなお婆ちゃん。 「カンニンブクロノオがー」といつもブチギレながら戦い、その癖相棒、父親、(もっといえば妹も)を目の前で失った先輩に「呼び捨て」で「敵を憎んではならぬ」みたいなこといっちゃう孫さん。(お花がとか言ってた癖に将来の夢は宇宙飛行士。お花関係ないやん。意味不明。) この二人さえいなかったらもうちょい良くなったのでは? 後、デューンに同情が全く出来ないんですが改心させる必要あったのか? あれじゃ普通に巨拳落としで倒した方がしっくりきます。 まあ、一言で言うと 「ゆりさんの忍耐の上に成り立った作品」 そりゃあ心の花枯れますよ。 キュアマリンとキュアサンシャインも、最後幹部と戦っただけでなにも印象に残ることしてませんし。 キュアムーンライトありがとうございます。 外道な敵に無能な関係者 大変でしたね。 3月28日追記 おばあちゃんはミラージュを手にいれる回で先代のプリキュアとしてつぼみらと戦わなきゃいけなかったのに嫌だという理由で妖精任せにしてました。 この話、妖精はパートナーの力になりたい奴らなんだよってことを伝える趣旨の内容だったのかもしれませんがどうみても 「やるべきことから逃げてその嫌なことを妖精に押し付ける」 という風にしか見えませんでした。 てか、先代プリキュアと戦うのが条件なら、妖精に任せることなんて不可能じゃ? [推薦数:1] 2012/01/10 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by ぽっちゃり系 (表示スキップ) 評価履歴[良い:8(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 16514 ホスト:16632 ブラウザ: 3457(携帯) プリキュアシリーズの中で最もアクションが激しい作品でした。特にダークプリキュアvsキュアムーンライトは反則的にかっこいいし、見ていて飽きなかったです。 【良いところ】 ・断然、アクションだと思う。この観点から見たら、34話と最後のほうは超名作。ムーンライトめっちゃ強い〜(*^o^*) ・これもアクション面だが、最後のマリンvsクモジャキーも本当にかっこいい。マリン、すごい成長したなぁ。 ・サンシャインが登場したばかりのときはめっちゃ強かった。明堂院流好きだった。 ・ブロッサム可愛い。あと、唯一心の花を枯らさなかったという設定も好き。 ・深い事情は存じませんが、ほんのちょっとだけ手助けします的なスタンスを貫いたところ。そういう意味では筋の通った作品だと思う。 【悪いところ】 ・敵の扱いが雑かな。敵の言ってることが一理あることもあるのにあっさり切り捨てすぎ。 ・コロンやお父さんを救わなかったのが痛い。 ・ムーンライトと他のメンバーの差が大きすぎる。34話でも、ダークプリキュアを倒すところまでは良かったのに、敵幹部三人までもたった1人で倒してしまったのはどうかと。敵幹部三人はブロッサムたちがギリギリで勝つぐらいが良かったと思う。 ・ブロッサムがお気の毒なぐらいに弱かったところ。もっと著しい成長が見たかった。 【総合評価】 アクションが最高だっただけに、ストーリー面がそうでもなかったのがもったいない!!でも、両方充実させるのはなかなか難しいですよね。すごい楽しめたので、評価はとても良いで。 [推薦数:3] 2011/12/20 悪いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by Merci (表示スキップ) 評価履歴[良い:262(52%) 普通:79(16%) 悪い:159(32%)] / プロバイダ: 22279 ホスト:22412 ブラウザ: 5047 本日付で、過去の評価を「最悪」に引き下げました。 長文にさらに長々と追記・・・と言うのも難なので、コメントで捕捉させていただきます。 理由としては、やはり「心」をテーマにしているにも関わらず、「敵側の主張の切り捨て」が酷過ぎるという思いが強まりました。 主題歌でも歌っている「全部違う心」をテーマにしておきながら、「自分と違う存在」を「理解する」と言う意識が皆無だった・・・と言えるでしょうか。 他の「プリキュア」シリーズでは、全作品で「敵のいずれかとの『相互理解』に基づく和解」が成立しています。 最も勧善懲悪色が濃いと言える「5」ですら、わかり合う場面があるのです。 ところが、この作品は全くそれがありません。 確かに、3幹部は命を落としてこそいませんが、「強制的に浄化された」に過ぎません。 彼らの思いや背景に思いを馳せる事なく、一方的に「心」を「押し付けた」としか言えないのではないかと思いました。 3幹部が魅力的なキャラクターだったからこそ、きちんと「わかりあう」事の尊さを伝えられる要素があったのに、どうして勢いだけを重視して、テーマを放置したんでしょうか。 以前、ここまで主人公に偏ったプリキュアは見たことがないと書きましたが・・・この作品は、結局、「主人公のつぼみが良しとする心を正解として展開する」話なんですよね。 対敵と言うだけでなく、えりかの善意はつぼみが苦痛に感じたために否定的に描かれ、両親は仕事の都合をつぼみの思いに合わせ、ゆりの怒りは否定され・・・ですから。 さらに、ポプリへの叱責は否定的に描かれ、その行動で問題が起きても優しくそれを肯定することが善と描かれていました。 つぼみにしろポプリにしろ、「声の大きな弱者」の主張――「自分達は弱くて傷付きやすいのだから、強い者はそれを受け入れろ」的なものを感じます。 主張する気概だけは強いなぁ、みたいな。 自分に都合の良いことだけが「善」なのか、心地良くない世界は否定すべきものなのか・・・。 難しいテーマだとは思いますが、「心」をうたう以上は、きっちりと描いてほしかったです。 2011/11/16 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by SmabroX (表示スキップ) 評価履歴[良い:41(62%) 普通:2(3%) 悪い:23(35%)] / プロバイダ: 2436 ホスト:2463 ブラウザ: 3448(携帯) 良い点 キャラが可愛い。☆主題歌も結構好きでした。あと女の子向けの作品としてはファッションをとりいれたのは正解だったと思います。 悪い点 しいて言ったら…、放送時間かな…? 総合評価 このシリーズのなかではこの作品を一番みていました。(朝7時半〜朝8時半までやっていたポケモン番組のついでにみていた。)ただ途中からは全然みてないですけどね。覚えている範囲で評価は「とても良い」にします。 2011/09/27 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 犬面竜クレバス (表示スキップ) 評価履歴[良い:34(64%) 普通:2(4%) 悪い:17(32%)] / プロバイダ: 9334 ホスト:9208 ブラウザ: 7302 【良い点】 キャラがかわいいのがいい(特にえりか)。ファッションなんかを取り入れたのも良いと思う。バトルシーンがよく動いてる。 脇キャラも使い捨てばかりじゃないところ。豪華声優。 【悪い点】 強いて言えば最終回かな。 【総合評価】 アニメにあまり恵まれてない私にとってとても楽しめた作品でした!この作品を作ってくれた東映には 本当に感謝です!評価は最高を遥かに越える超大作で。 [推薦数:4] 2011/08/26 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by nkp (表示スキップ) 評価履歴[良い:4(40%) 普通:5(50%) 悪い:1(10%)] / プロバイダ: 4720 ホスト:4616 ブラウザ: 18523 【良い点】 キャラクターが可愛い。作画がよく動く。一話完結で観やすい。 【悪い点】 ときどき納得のいかない話がある。つぼみの影が薄い。 【総合評価】 最初に観た印象は良かったのですが、観ていく内にどんどん納得のいかない部分が積み重なっていった感じです。たとえば、いつきの男装の理由など、周りのだれ一人彼女に男装を強制しているわけではないのに男装をして、でも心の中では可愛い物が好きだから男の格好をして男っぽくしていることに悩んでいる、とかよく分かりません、私服登校の学校でもなさそうなので結局いつきが自分のわがままで指定の制服を着ないで校則違反を犯しているということになるのでは?と思ってしまいました(設定を詳しく知っているわけではないので良く分かりませんが)。そして、キュアサンシャイン誕生の話もプリキュアオープンマイハートというくらいなんだから、いままでやってきた、いつきの「可愛い格好をしたいと思っている、家のために自分の気持ちを我慢している」というものの総決算的な話をやれば良かったのではないでしょうか。いつきのお兄さんの手術の話はいつきが仲間になった後にやってもなんの問題もなかったと思います。あの話ではお兄さんといつきに焦点が当たりすぎて、つぼみやえりかがいつきのプリキュア変身の過程にあまり関わっていないように感じたので、わざわざサンシャイン誕生の回でやる話かな?と思いました。 えりかの姉のももかの話なども、彼女は普通の友達がいないことに悩んでいましたが、ももかにとってゆりさんは「普通の友達」じゃないの?とか。そのあとの話でも、ももかから電話を受けたゆりさんが「あなたから電話があるなんて珍しいじゃない」とかいう台詞を言っていた気がするのですが、親友と言っている相手に自分からたいして連絡もしてないの?とか。 キュアムーンライトの復活の話もつい2話前くらいにコロンが死んだことを「ゆりちゃんが話す気になるまで待ちましょう」とおばあちゃんが言っていたのに、復活の回の開始数分で妖精たちが明かしちゃっていて、あれ?と感じました。 「砂漠の使徒たちの台詞を否定→堪忍袋の緒が切れました」という流れも、敵の言っていることも一理あるのでは?と思うことが結構あり、それが積み重なってモヤモヤしてしまいました。それに、ゲストの人達の心の花が萎れた理由はそれぞれの個人の悩みが原因なのに、プリキュアがデザトリアンを浄化すると心の花まで元気になるというのは、なんだか違和感があります(この作りは最初から気になっていましたが、『心』をテーマにしている作品の演出としてはどうなんだろう、と思います)。 ラストの展開も正直やりすぎな感じで、ちょっと付いていけませんでした(無限シルエットとか)。個人的には、いままでデザトリアンにならなかったつぼみがデザトリアンになって、それをみんなで助けるなり、つぼみが自分の力でそれと向き合って乗り越えるなりしたほうが感動的だし、つぼみの成長という部分でも良かったのではないか、と思います。というかつぼみがデザトリアンにならないのは大きなイベントとして最後にとってあるんだと思ってました……。クモジャキー、コブラージャ戦なども戦う相手を、クモジャキーVSいつき、コブラージャVSえりか、としたほうが、「強さ」「美しさ」を対比させる意味でも良かったと思います(むしろ、えりかが強さ云々について語っているのは違和感を感じました)。 それと「くらえ、この愛」というのもあまり良い気持ちがしませんでした、愛って押しつけるものではないと思うし、そもそもデューンが何故それほど憎しみを抱いているのか語られなかったのに彼に対してつぼみ達が愛を持てるとは思えません。ゆりさんなんか時間がもっと経っているならともかく、ついさっき自分の父親を殺した相手に愛って絶対無理だと思います。だいたい、憎しみ憎しみってやけに強調していましたが、映画でサラマンダーが「心」を持ったから、「心」そのものを嫌う王の怒りを買って追放されたみたいなことを言っていましたが、憎しみも「心」から生まれるものだと思うのですが。デューンは「心」が嫌いなんじゃなかったの? 自分自身にも「心」があることに気づいていなかった、というような展開になっていれば納得できますが、そういう感じでは無かったですし(なのでラストの「憎しみ」も、とりあえずストーリーを「愛」で終わらせるためにその反対をデューンに主張させたようにも見えました)。 個人的には、最終回付近は、何故『心』というものにもう少し踏み込んだ展開にならなかったのか、それが残念でした。 あと「最強」「素敵」「かわいい」等など、キャラクターを形容する部分がなんだか表面的な部分ばかりのような気がしてしまうのも、ちょっと苦手な部分です。つぼみのおばあちゃんが「最年少で全日本空手大会で優勝」など、はっきりいって別にいらない設定だし、その後の花の研究をするという部分との繋がりだって不自然だと思います。一応山籠りでおじいちゃんと出会ったという理由がありますが、それなら普通に花の研究をしていて同じ研究をしていたおじいちゃんと出会ったでもいいと思いますし、そっちのほうが自然な気がします。ハートキャッチではなんだか、主要キャラクターを説明する時、この人、この子はこんなにすごいんですよ、かわいいんですよ、素敵なんですよ、と押しつけられている気がします。 あと、プリキュアぴあのインタビューでシリーズディレクターの長峯達也さんが『キャラクターをにこにこ笑わせているとなんとなく楽しいシーンになるけど、それでは全部のキャラクターが同じになってしまう』『主人公をアホな子にしたり暗い過去を持っていたりするアニメがたくさんあるけど、今回はなるべく普通の人が出る作品にしたかった』という感じのことを仰っていましたが、自分自身がハートキャッチを観た印象とずいぶんずれがあるコメントなので違和感がありました。 ハートキャッチではいつもみんながにこにこしていてそれが楽しい雰囲気をつくっていたと思うし、えりかは客観的に見ればアホな子に見えるだろうし、いつきのような「学校の理事長の孫で男装している生徒会長」とか普通とは言えない気がするし、ゆりさんの「パートナーの妖精が死んだ。父親が失踪している」という過去は暗い過去だと思うのですが。 こういう小さな部分が積み重なって、全体でみると個人的にうーんという感じでした。それでも、演出は手慣れているし、感動出来る話もあったし、なにより観ている間は楽しかったので、評価は「普通」にしたいと思います。
[推薦数:5] 2011/08/20 最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by ユリウス・バーン (表示スキップ) 評価履歴[良い:1(33%) 普通:0(0%) 悪い:2(67%)] / プロバイダ: 18500 ホスト:18604 ブラウザ: 11725 【良い点】 ・視聴率・売上ともに良好 【悪い点】 ・基本的設定が破綻。使い捨て設定がある。 たとえば主人公であるつぼみが「臆病で引っ込み思案」という設定が成されましたが、この設定は全く活かされず、普段は自分の意見をはっきり言う子なのに、都合の良い時だけ「引っ込み思案」として使われました。また園芸部もそうですね。園芸部に関しては結局たった一、二回だけの使い捨て設定でした。 ・4人の友情を育む描写が少ない つぼみ、えりかの両者に関しては、えりかが急につぼみに対して興味を持ち近寄ってきてる感じです。きっかけはこれでいいでしょう。しかしその後の友情描写が少なすぎます。正直この4人の関係を言い表すなら「プリキュアだから仲間」といった「プリキュアありき」な関係です。知り合うきっかけとしてはプリキュアになったからでいいでしょうが、それ以後友情を深める回があるかと言えばあまりありません。そもそも前半から後半部分の大半が主人公たち以外の第三者にスポットがあてられるため友情シーンがどうしても不足していますし、ゆりに関して言えば文化祭以外でこの3人との「プリキュア抜き」での友情シーンがあまりありませんでした。正直言えば、ハートキャッチと比較して圧倒的に人数多かった「GoGo」の方でさえナッツハウスを通して日常のありとあらゆることを全員で協力し合い、友情を深めるシーンが多かったです。別の方がおっしゃる通り、「友人」というよりも「同僚」に近い関連性ですね。 正直申し上げて毎週のごとく第三者に視点があてられるとそちらに目がいってしまいます。これは私だけではないでしょう。しかしあくまでも全話共通の主人公はつぼみであります。しかし第三者が主人公以上に視点を当てられており、それまでのシリーズと比べて格段に主人公の活動・活躍にかかる時間が減っています。「主人公は何をした?」→「被害者を救うために戦闘した」これだけしか印象に残りません。 そのためプリキュアシリーズでは定番の「最初はふたりともこうだったのに、ふたりはこういう出来事をきっかけに成長したな。」と感じる場面もないです。 第三者に視点が多く当たる以上、これらの4人の友情を育むシーンは多く描かれず、他人の悩みを傍観するだけで成長できるようなので、友情シーンが少ないのも無理ありません。 ・幼児向け作品なのに幼児に向けた配慮が欠ける たとえばそれまで露骨にすることを禁じさせられた「味方側の人間・妖精の死」ですが、これをハートキャッチでは実行しました。しかし、この後、例年通りの救済処置をしてくれると思いきや全く救済処置はありませんでした。おまけにゆりに関しては親友たるパートナー妖精・父親が目の前で爆殺されるという凄まじい展開がありましたが、これに関しても救済処置はありません。プリキュア作品では満薫などには救済処置が与えられましたし、せつなも然りです。正直これは幼児向け番組としては配慮が欠けています。そして、ゆりに関しては最悪なまでに絶望的な最後になりましたが何のフォローもありません。妖精や父親が死んでそのままになったことは、「現実的に映すため」という弁論がありましたが、地球が砂漠化してデューンが改心した途端に地球が回復したことは「現実的」なのでしょうか。理解に苦しみます。 またゆりに関してですが、父親が殺された後、それらをどうやって母親に説明したのでしょう。 「父親は研究の為に失踪した後に、地球の砂漠化を企む悪人に騙され洗脳させられ悪人になり、プリキュアである自分と戦うために、自分(ゆり)のクローンである妹(ダークプリキュア)を作り、自分を殺そうとした。その後、自分を殺そうとした妹は自分が殺し、洗脳が解けた父親は自分と共闘して戦うが、自分を敵の攻撃から守って、爆発し、跡形もなく粉々になって消滅した。」という趣旨の言葉を説明させたのでしょうか。 ・主人公たちの独善性が目立つ ハートキャッチは「心」をテーマに設定しています。しかし「心」とは明確な善悪が存在しないものであり、とある事柄を自分がどう捉えるかも個人個人で千差万別です。そして悩んでいる心を敵が具現化して洗脳状態にしたもの(デザトリアン)をこの作品ではいわゆる雑魚敵としています。そしてプリキュアがその被害者の「心」自体に対して殴る、蹴るなどの攻撃を浴びせることで悩みが万事が解決します。正直他人の心を癒すのに、やっつけて解決というものも如何かと思いました。そして敵の意見に関しては敵と言うだけで耳もかしません。正直、敵側の方が正論を言っていたこともあります。しかし、敵の意見は全否定した上で、「それは違います。○○さんは〜〜なんです!」と主張しています。正直申し上げると「確かに○○かもしれません。でも本当は…」と正しければ敵の意見を一部認めたうえで、自分の意見を言うのが本来の筋なのではないでしょうか。正直彼女たちは自分たちがなんでも正しいような態度で敵と接していますが、「心」を重視する以上、敵であろうと敵の心(意見)とは平等に接するべきではないでしょうか。 ・被害者ありきのこころの大樹の回復システム こころの大樹が回復する方法は、すなわち、こころの種を生み出すことです。 しかしこのこころの種を生み出す方法は、デザトリアンをやっつけること以外にはないのです。 つまり被害者がいなければ、こころの大樹は回復できません。最初から犠牲者ありきなのです。この誰かを犠牲にしないと世界は救えないシステムというものは本末転倒です。なんでこの点があまり指摘されないんでしょうか? ・伏線回収ができていない。 こころの大樹が満開になったらどうなるか、という点は妖精が「秘密です」と言ったままそのまま放置です。 最終回近くで木が倒され、新しい芽が生えましたが、全く説明なしです。 なおラスボスのデューンですが、彼がどうして地球に拘り、地球を侵略してきたのかがアニメ内で全く説明されません。 それどころか最終回で彼がどうなったのかも全く説明しないままです。 これらは全部、漫画版にて説明されるのですが、アニメ版がしっかり構成ができていればちゃんとしたものになれたのではないでしょうか。 そもそもコミカライズがいくら素晴らしいからとはいえ、登場人物の設定などをちゃんとアニメで説明すべきだったのではないでしょうか。今までのラスボスは全員、自らが何のために世界を支配しようとしているのか、世界を破壊しようとしているのかなどをちゃんとアニメの中で説明してきました。 ・どれみ路線を重視 東映スタッフは放映前、放映中問わずたびたび「どれみを見たことのない世代に向けて…」云々と言ってましたが、この番組は「プリキュア」です。 プリキュアである以上、どれみとは勝手が違うことは重々承知していたのではないでしょうか? 私はどれみは嫌いではありませんが、ジュナイブル路線にしようとしたこと、どれみが1,2期はギャグ中心で3,4期は感動路線にシフトしたことなどがそのままハートキャッチにも露骨なまでに反映されてると思います。これら+戦闘を全部1年間で詰め込んだような感じになりました。 【総合評価】 視聴率・売上などのいわゆる数字以外は、ひどいストーリー性でした。 正直申し上げて視聴率や売り上げで歴代作品の中でも過大評価されているのが理解できません。 視聴率などの数字は「内容」を前提としたものであることを考慮し、この作品自体に存在する問題点を是非とも確認していただきたいぐらいです。 その場のノリだけでやりたい放題やることを見るのが好きな人には最適でしょう。 しかし私からして、全話通してみると後半までがずっとその場しのぎのご都合主義の塊です。 またスタッフ自体が、プリキュアであることを意識してないとプリキュアぴあという本の中で申し上げましたが、プリキュアである以上、変革はありつつ長く続いた伝統を守っていくのがプリキュアのありようだと思います。今までの伝統を考慮したうえで、今年のプリキュアも頑張るぞ、と意気込むがごとくシリーズ作品としての一つというのを自覚していくことが一番だと私は感じます。大体、プリキュアであることを意識してないなら、わざわざ「プリキュア」と冠しなくてもいいのではないですか?別番組でいいですよね。 スイートの場合も口をそろえて喧嘩や説教云々言われてます。スイートの場合も数字も含めて問題あるでしょう。しかし正直こちらの作品の方が主人公たちが敵の意見などを全く聞かず、敵のみならず他人の心を全て無視し、自分以外の他人の意見を否定し、彼女たちの意見が「絶対的正義」のごとく扱われ説教くさいです。 幼児番組だから粗なんか気にするなと屁理屈を立てる人間もいるようですが、 「幼児番組とは幼児に対して配慮した番組である」というのが大前提ですよね。残念ですが、父親殺しの件といい幼児に対する配慮が欠けているのではないでしょうか。「面白けりゃなんでもいい」じゃ幼児番組は成立しません。鷲尾氏らがわざわざ水着や嫌いな食べ物などの細かい設定に拘ったように、「幼児に対するきめ細やかな配慮」が第一条件でプリキュアが成立するのだと私は感じました。 そもそも特定のメンバーにだけ「あらゆる不幸を与える」行為をなしておきながら、ほか3人がハッピーだからハッピーエンドに見せようとする計略は浅はかだとは思わなかったのでしょうか?不幸の貯め口と化したゆりの扱いのひどさに絶望しました。いくら愛着あろうと所詮、ゆりは使い捨てかつ不幸の貯め口担当のキャラだったんですね。本当にこの番組の構成作家には失望しました。
[推薦数:1] 2011/08/14 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 吹田の鉄ちゃん (表示スキップ) 評価履歴[良い:38(97%) 普通:0(0%) 悪い:1(3%)] / プロバイダ: 6964 ホスト:7132 ブラウザ: 6425 【良い点】 今までのプリキュアとは大英断と思われる位デザインを一変させ、なおかつストーリーもコミカル路線を巧く絡めて物語に柔軟性を持たせた。 【悪い点】 もう一期続けても良かったのでは?と思いました。 【総合評価】 最初にキャラクターを観たときの第一印象「どれみ」+「ふたご姫」=「ハートキャッチプリキュア」だ。 誰もがそう感じたのではないのでしょうか。正直今までのプリキュアとはキャラデザが一新されて「受けるのかなあ」と思いました。が、回を重ねるうちにキャラクター達とストーリーの流れがマッチングしていき、それまでの疑問が吹っ飛んでクオリティの高い作品に仕上がっていきましたね。「どれみ」や「ふたご姫」の流れを受け継いだのかコミカルな部分もあらゆる所に散りばめられていて独特の世界観を作り上げていきました。といってもシリアスな部分にも決して妥協を許さずダークプリキュアの回は神回と言っても過言ではありません。 この作品によって水樹奈々の知名度かダントツに上がり、子供から年配者までに人気の声優兼アーチストとなりました。自分は観なかったのですが昨年の紅白歌合戦においてAKB48と「ハートキャッチプリキュア」を歌ったのですね。聞く所によるとプリキュアの着ぐるみも登場したとか、民放のアニメ番組の曲を国営放送局で流すのは良い意味で衝撃的でした。そういえばNHKの番組でプリキュアの特集もやってましたね。いずれにせよ「ハートキャッチプリキュア」と言う作品は色々な話題を振りまいて今までのプリキュアよりも知名度が高かった様に思われます。個人的には「とても良い」で。 追伸、「ニコニコ動画」にある「プリキュアMAD作品」は必見です。特に「ハートキャッチプリキュアと侵略 イカ娘」と「ハートキャッチプリキュアと魔法少女まどか☆マギカ」がお勧めですね。 [推薦数:1] 2011/05/05 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 来訪者バブー (表示スキップ) 評価履歴[良い:4(50%) 普通:2(25%) 悪い:2(25%)] / プロバイダ: 32099 ホスト:31925 ブラウザ: 2981(携帯) 絵柄はデフォルメタッチで、プリキュアでは異色ですが、激しい戦闘シーン、人間側にほとんど悪人がいない等、プリキュアらしい作品です。 インタビューで「キャラクターにアクションをさせたいと思っていた」というだけあって戦闘シーンがかなり動いていました。また現場のアイデアでプリキュアの技を出していったらしく(おしりパンチ等だと思う)、作り手が楽しんで作っているというのが分かります。しかも独りよがりでなく、視聴者が楽しめるようになっているところが良いと思いました。 「えりか」の存在が日常パートの楽しい雰囲気を引き立てていたと思いました。ムードメーカー的存在で、彼女の一挙一動が楽しく見れました。 演出もかなり良く、この作品の粗を補っていました。プリキュア同士の関係がそれほど深くみえない、という点はそのとおりですが、リアルタイム視聴時は演出の良さで全然気にならず、マイナスには感じませんでした。 コロンが回想シーンで唐突に現れた時も不自然さは感じましたが、演出や声優の熱演等で少しうるっとさせられました。 不快感を感じるキャラが少ないのも大きいです。キャラ同士が和気あいあいとしており、楽しい雰囲気を作れていました。 お話も夏休みの宿 題のような笑える回、母の日のような感動回等、バラエティーに富んでいます。 悪い点 キュアサンシャインが仲間入り後、目立たない つぼみがいつの間にか、引っ込み思案でなくなりますが、いつ、どういった契機で克服したのか分かりませんでした。 ムーンライト復活前のツンとしたゆり。つぼみたちが良い子で精神的に大人びている分、後輩いびりをしているように見えて嫌でした。 --------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 以上は放映当初の評価です。 放送時は細かいことを気にせず、勢い重視で視聴していましたが、振り返ってみると結構粗削りなところもありますね。 私が振り返ってみて特に悪いと感じていることは終盤の惑星城の展開、そしてムーンライト無双です。 まず終盤の展開から。 ハートキャッチプリキュアは良くも悪くも少年漫画的だと感じます。 随所で見られた唐突な後付設定は少年漫画の長寿作品では良くあることです。 これらは細かく見ていくと気になる人は気になるところです。 しかしその後付設定が瞬間瞬間の盛り上がりに貢献していた面も否定できません。 また、現場のアイデアをどんどん盛り込んでいったという柔軟さも 作品作りにおいて良い方向に向かっていったと思います。終盤になるまでは。 特に惑星城に入ってからは納得のいかない展開が多かったように思います。 ダーク死亡→サバーク死亡→「月影ゆり!!!」 の流れはまるで別のアニメを見ているかのようでした。 それまでのハートキャッチの楽しい雰囲気とはまったく異なる展開で、今までのプリキュアでは描かれなかった 戦闘におけるプリキュアの身内の死。 それまで戦闘でもコミカルに描いていて、明らかに人が死なさそうな空気なのに、 突然敵ではないキャラクターの死を描くのはやりすぎだと思いました。 その点ではコロンの死も違和感を覚えました。 さらに こぶしパンチ→「われわれはすごいことをしてしまった」 の流れは なんか大事なことをうやむやにされたまま、ゆるい日常描写でお茶を濁されたように感じました。 あれだけゆりにとってつらい展開を描いたのに、後日談で冷静なゆりに違和感を覚えました。 最終回までのゆりの心情をもう少し丁寧に描いてほしかった。 子どもにとっての配慮で後日談を重苦しくない、明るい日常描写にしたとも考えられますが、 だったら終盤をあんな重い展開にするなよと思いました。 ハートキャッチプリキュアは少年漫画的な勢いがありましたが、その分コロンやゆりの父のように 話の盛り上げのためにキャラクターを犠牲にするところがあり、勢い任せで乱暴なところがあります。 これは今作の監督である長峯監督が携わった「鏡の国のミラクル大冒険」「お菓子の国のハッピーバースデー」 にもいえます。前者はダークドリームがキュアドリームをかばい、死亡するところが、 後者はボスであるムシバーンが大事なことに気づくも時すでに遅く、消滅してしまうところが似ています。 どちらもキャラクターの死により話を盛り上げようとしており、確かにドラマチックになり盛り上がりはする し、両者とも好きな映画ではあるんですが、 キャラクターの死というショッキングな展開で話を盛り上げるというのはちょっと安易すぎないかとも同時に感じました。 長峯監督は特撮等の男の子向け作品の文脈をそのままプリキュアに当てはめるところがあるように思う。 私のような特撮が好きな大友とかアニメオタクは盛り上がれるかもしれません(実際放映当初は盛り上がれた)が、 ちょっと女の子向けアニメとしての繊細さを欠いているなと感じます。 ただ私は終盤の展開も単なる勢い任せではなく、それなりの意味はあったと考えています。 だから簡単には切り捨てられず、複雑な心境でもあります。 終盤の展開というのは、ゆりさんからしたら理不尽きわまりありません。ですが、その理不尽なことが起こりうるのが現実でもあります。 あれは視聴者である子供達に対し、これからの人生で辛いことや理不尽なことがあっても腐らず、前を向いて生きていかなければならない、 というメッセージだったのかな?と思います。 私は仮面ライダー響の第29話を連想しました。仮面ライダー響では明日夢という少年が万引きをたまたま目撃するんですが、 その仕返しに万引き仲間の不良に殴られてしまいます。明日夢を励ます目的で響は一緒にキャンプに連れて行きます。 そこでの会話で「少年はさ、何にも悪いことしたわけでないから辛いと思うんだ。 でもね、すごく辛くても、それが現実なんだ。正しく生きていても、傷つけられたり、踏みにじられたりする。 (中略)生きていればさ、何度も転んで傷を作ったり痣を作ったりするんだよね。 でもそんな時、心だけは強く鍛えておかないと、自分に負けちゃうじゃない? 少年の人生は少年のものだからさ、自分が信じたことを信じて生きていってほしいなぁと思うんだ」と語りかけます。 深刻さは全然違いますが、伝えたいメッセージには通じるものがあると思います。 終盤のゆりを叱りつけた花咲つぼみにもあちこちで批判は多いですが、 あれはやむを得なかったんだと思います。 たしかにつぼみはゆりと同じようにパートナーである妖精も失っていなければ、目の前で父親を殺されてもいません。 だからつぼみにはゆりと同じ苦しみは本当の意味では理解できていなかったはずです。 はっきり言って他人事なところはあります。 それでもつぼみがゆりを止めず、ゆりが憎しみのまま戦っていたら確実にゆりは負けていました。 つぼみはもうこれ以上大切な人が自分の目の前で消えてしまうのは嫌だと思ったから 他人事であると分かった上で、ゆりを叱ってでも止めることを選んだんだと思います。 またつぼみは本当の意味ではゆりの苦しみを理解できなかったでしょうが、それまでデザトリアンになって悩んでいた人の 悩みと向き合い、理解しようと努めてきたように、ゆりの苦しみも理解しようと努めようとしていただろうし、 全く理解できないということはなかったはず。 もちろん、つらい目にあった人に対し、叱るというのはどうかと思いますし、 もう少し言葉の選びようがあったように感じますが。 でもつねに人の悩みに向き合っていたかというと微妙ですね。 敵の発言を問答無用で切り捨てたり、ゲストとの接点が全くないときもありました。 この辺はやはり勢い任せな展開による弊害と、プリキュアが1話30分の女児アニメであるという制約によるところが 大きいと思います。 1話30分でゲストのお悩み解決だけでなくプリキュアの活躍も見せないといけないから、 ゲストキャラの悩みに向き合えないときもありました。デザトリアンシステムが足かせになっていた面も否定できません。 敵側の、ときに正しく思える主張が問答無用で切り捨てられているところは脚本家の悪ノリだと思います。 理不尽な回だけでなく、プリキュアたちがしっかりと正論を言っている回もあります。 また最初から敵についてはきちんと描写するつもりはなかったんだろうという感じがします。 ただ初代プリキュアでも、キリヤというキャラがキュアホワイトであるほのかと親しくなったために プリキュアたちを倒すことを止め、自ら消滅することを選ぶ、というあまり救いのない結末を迎えています。 またフレッシュプリキュアではイースの描写は丁寧でしたが、その分ウェスターとサウラーの描写は大雑把で、終盤で 急遽改心するという展開になりました。 ですから敵の扱いがおざなりなのはハートキャッチに限ったことではないと思います。 でもこれは仕方のないことかもしれないと考えています。敵側の描写をきっちり行おうとすれば、その分プリキュアたちの 活躍を見せる時間や日常描写が減ってしまいます。子供達が見たいのはプリキュアの活躍だと思うので、その分敵側の描写が犠牲になるのは やむをえないところもあります。だったらはじめから勧善懲悪にしておけばいいという話になってしまいますが。 次にムーンライト無双について。 私は、最弱のプリキュアであるつぼみが次第に成長し、先輩のムーンライトを越えダークプリキュアを圧倒するまでに成長する、 という展開を期待していましたが、実際はムーンライト一人でいいんじゃないか、と思えるほどの ムーンライト無双状態になりました。この展開が個人的に放映当初も不満でした。 つぼみには人としてだけでなく、プリキュアとしてももっと成長した姿を見せて欲しかったと感じます。 ムーンライトが影の主役ということなのかもしれませんが、いままでつぼみに感情移入してきた人にとっては それはあんまりだという感じです。 男の子向けの番組やゲームでも主役よりもサブキャラのほうが主役以上に目立ってしまうことは多いです。 でもプリキュアではやはり最後まで主役は主役らしく活躍して欲しかったと思いました。 以上、こまけぇこたぁいいんだよ、の精神で放映当初は視聴していましたが、 振り返って感じた不満を書きました。 しかし振り返ってみて良いと感じたところもあります。 それはこの作品がプリキュアを長年見続けていて感じていた不満を解消し、同時に願望をかなえてくれた作品であるという点です。 いままでプリキュアを見ていて不満に感じていた点は、回によって話の出来不出来の差が激しいことです。 もちろん非常に素晴らしい回もあるんですが、 作画が良い回でも話が平凡であったり、その逆があったり、あるいは全体的に出来が悪いと感じた回もありました。 ですが、今作ではゲスト登場→デザトリアン出現→悩み解決という決まったフォーマットがあったため、 話が安定しており、ものすごく出来の悪いと感じた回が非常に少なかった。1話ごとの平均点が非常に高いと思います。 映像面も作画の崩れが少なく、あったとしてもデフォルメ顔で上手くごまかしており気になりにくかった。 またいままで変身シーンが冗長に感じていましたが、秀逸なバンクシーンで以前ほど不満は感じませんでした。 願望については、 先代のプリキュアが出てきたらいいな→キュアフラワー登場 敵側のプリキュアも見てみたい→ダークプリキュア登場 等です。 ここでは不評意見は多いですが、ハートキャッチプリキュアはやはり大友向けの要素が非常に強い作品なのだと感じます。 ただ子供のほうを全く向いていないということはなく、教育的メッセージもちゃんと含まれており、子供向け番組としても合格だと思います。 終盤の展開やところどころ感じる不満点は残念に思いますが、 個人的にプリキュアということを抜きにした一つのアニメ作品としての完成度は高いと感じてます。 完成度というのはストーリー、作画、演出すべてを考慮に入れた合計の点数という意味です。 個人的には【演出】とても良い【作画】とても良い【単発のエピソード】良い【全体のストーリー】普通 といった感じです。 なので不満点も考慮に入れて1段下げますが、それでも良作という評価は変わりなく【とても良い】とします。 [推薦数:1] 2011/04/28 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 花菱充博 (表示スキップ) 評価履歴[良い:6(67%) 普通:1(11%) 悪い:2(22%)] / プロバイダ: 5382 ホスト:5503 ブラウザ: 10803 【良い点】 ・絵が子供向けであり、子供には非常に親しみやすかったと思います。 ・話に勢いがあると思います。 【悪い点】 ・ココロの花が枯れる原因が悩みのように描いているが、ならば浄化で解決というのはどうかと思った。 自分で悩み、それについて自分で結論付けなければ意味がないのではと思う。 尺が足りないというなら、ライダー見たく2部構成(問題発生編+解決編)にすべきだと思います。 ・敵の話聴けよと言いたくなる時がある(特にVSクモの時のブロッサム)。 「心」と言う答えのないテーマなのに、余りにも敵の意見を頭ごなしに否定しすぎじゃないかと思います。 ・歴代一のプリキュア同士の絆の薄さ。 今までが親友なら、同僚って感じ。絆の強めるシーンがもっと欲しかったです。 ・ココロポットが満杯になったら・・・の話。 「秘密です」と言いながら、完全にぶん投げましたね。 ・ココロの種出すシーンがちょっと頂けないです。。。 ・ゆり含む月影家が余りにも不幸すぎます。 妖精殺され、知らないとしても妹を殺し、父親も目の前で殺され、怒ることさえも後輩から諌められ、許されない。 ゆりの気持ちになったら、こっちのほうがココロの花が枯れそうになります。。。 ・いつきはなぜ女装(?)の赦しを得て、さつきニーサンの手術が成功しても、男装したままなのか不思議です。 ・結局デューンは何者?なぜ地球征服を?何に対する憎しみ? ゆり父死なせるぐらいなら、デューンの行動に関する背景描写に時間を割くべきではなかったかと思います。 おかげさまで、最終回終わって、いつもならやってくるはずの「喪失感」と「満足感」がやって来ず、「?」だけが頭を巡りました。 【総合評価】 楽しいプリキュアなのは分かります。 勢いはいいですが、もっとストーリーを練って欲しかったです。 ストーリー面で余りにも雑すぎます。 終わりよければなんとやらと言いますが、この作品については、 最後の最後までぶん投げて終わらせてしまいました。 なので「とても悪い」と評価します。 次回作のスイートプリキュア♪に期待します。。。 2011/04/10 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by スー (表示スキップ) 評価履歴[良い:290(59%) 普通:150(31%) 悪い:48(10%)] / プロバイダ: 31188 ホスト:30920 ブラウザ: 16542 作画はかなり良かったです。良く動いていましたし、安定していました。戦闘シーンは歴代最高水準と言っていいと思います。キャラデザはおじゃ魔女の馬越さんということで、これまでとは大分異なったデザインでしたが、慣れれば気にならないと思いますし、小さな子にも好評だったのではないかと想像します。敵キャラのデザインもかわいらしく作品に合っていたと思います。ただ、そこが少々プリキュアとしての統一感をそいでしまっているかもしれません。ふたりはプリキュアからはじまるプリキュアらしさという点では別物になってしまたといってもいいかもしれません。 ストーリーに関しては可もなく不可もなくというったところでしょうか。1話1キャラクターに焦点を当てるという構成だったので、キャラクターの掘り下げが浅く薄っぺらい感じがするのは否めません。プリキュアのメンバーの間の関係も演出でごまかされていますが、それほど深いものでなかったと思います。 終盤はかなり強引な展開だったと思います。もう少し、内容を充実させてほいかったと思います。 2011/02/19 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by おにたま (表示スキップ) 評価履歴[良い:135(28%) 普通:47(10%) 悪い:295(62%)] / プロバイダ: 1916 ホスト:1642 ブラウザ: 8880 原作は知りません。リアルタイムでは、半分ほど視聴(飛び飛びに25話は視聴していると思う)。これとは別に2回ほど通しで視聴。近年のアニメには稀な良作と言っていいだろう。年齢性別問わずオススメな作品。 このシリーズは、5で視聴を止めていたのだが、雰囲気(主にデザイン)が大幅に変わっていたので気になって見てみたんだけど、驚くほど良く出来た作品だった。プリキュアとしては違和感を覚えるし問題点も多いのも事実だが、そういうものが霞んでしまうような魅力のある作品と言える。 悪いと思う点。作風。ヲタを視聴者のターゲットにした点。至るところにマニア受けするものが盛り込まれていて子ども向けとは思えない雰囲気になっている。恐らくは内容は大人向けで見かけを子ども向けに製作したのだろう。見かけ上は、ほぼ1話完結で完全に敵を倒して終わりの作品になっている。設定。高校生と中学生がチームを組むという点。ムーンライトが強すぎてゆり復帰以降は面白味が半減する。つぼみ達3人が苦戦している幹部達3人とダークプリキュアをゆり1人で倒してしまうというムーンライト復帰回は目に余るものがある。ゆりをキュアフラワーの位置付けにするもしくは普通に全員同級生で良かったと思う。また、いつきの男装設定も寒い。いつきがプリキュアに選ばれる回を見逃すとサンシャインといつきが同一と分からないのではなかろうか。敵が微妙。この手の作品は名前と見かけに少なからず関連性があるものなんだけど、本作にはそれが無い。また、あまり強そうじゃない。ストーリー。沈んだ気持ちと言うものを取り扱った為、どうもすっきりしない話ばかりでお子様向けとしては微妙。他人が介入したら解決しないと思われるような回もあったし、何より落ち込み具合で敵の強さが変わると言う描写がなかったのは残念。また、終盤の大樹や心の話をゆりの問題にすり替えたのもしっくりこない。単に現れた敵を倒して終わりと言う内容の無いものに見える。映像。妖精の排便シーンは寒すぎる。子どもは男女問わずこういうのは大喜びだろうけど配慮に欠けるといわざるを得ない。また、14話以降は心の種を直接出すように修正されたけど、黄色い種が出てくる回はまったく修正の意味がなくどう見ても妖精の排泄シーンにしか見えない。 良いと思う点。動画。特に戦闘シーンが良く出来ている。超能力による怪光線の打ち合いのみで終らせてしまうのではなく殴る蹴るをしっかりと行っている点が良い。プリキュアシリーズのどれか忘れたけど毎回敵とネチネチとした口げんかに合わせて戦闘しているのがあって(「乙女の怒り・・・」いやいや乙女は怒っちゃダメでしょ)トラウマだったんだけど、本作はそういういやらしさが解消されている為視聴しやすい。また名前と内容の異なる攻撃シーンなどもあったりして飽きない。「お尻パンチ」は面白かった(完全にマニア向けだし叩かれて当然と言えば当然なのだが、個人的には気に入っている)。本作で最も良く出来ていると思うのが変身バンク。これを見るだけでも視聴の価値があると言える出来で、他作品では時間つぶしとしか見えない変身シーンが毎回視聴の楽しみになっていた。特に前半の2人の時のバンクが完璧な出来と言える。綺麗な背景に良く動く上に静と動のメリハリがしっかりと付けられていてまた赤系と青系の配色がとてもよく素晴らしい。サンシャイン登場以降はちょっと残念な事になったけどレベルは非常に高く、バリエーションも増え時間つぶしと言う印象が全く無い。つぼみの眼鏡を掛けていたり掛けていなかったり細かいところが凝っている。BGM。印象的な曲が多く、シーンと良く合っているし、バトルではいつの間にかキャラソンが流れてたり、音楽にはかなり力を入れていると感じる。とにかく格好いい曲が多いし、音量も場面を壊さないように調整されているし良く出来ている。旧作の曲も使われていたりして面白い。また、挿入歌が多くても3話しか使用されていない点も憎い。他作品では毎回同じ曲が同じ場面でくどくど流されたりするのだが本作ではそれがなく好感が持てる。各キャラに合わせてキャラソンが流れる回は見ものだ。個人的には桑島のサンシャインの曲が良かった。キャスト。声優ファンを視聴者のターゲットにしたのだろうが、とても豪華。水樹奈々はあまり幅の広い声優ではないので心配していたのだがつぼみのキャラと声がとてもよく合っていたと言える。また、古臭い決め台詞(「堪忍袋の・・・」時代劇かよ)も演歌のような歌詞の曲(水樹奈々の曲って歌詞が演歌、伴奏今風で伴奏に声が負けていて煩いと言うイメージしかない)と重なり味がある。これは彼女の趣味なのだろうか。本作で一番注目したのは桑島法子で変身前後で男の子っぽい声と女の子っぽい声を切り替えているのが面白い。46話サンシャインの歌をBGMにした戦闘シーンは見どころと言える。 おとなの視聴者に対して30年も前のアニメの決め台詞とかを無理やり出すと言うようなやり方ではなく内容で勝負をかけてきたというのはとても好感が持てる。反面、子どもに対しては敵を倒して終わりと言うだけの作品でしかなかったと感じるのだが映像に手抜きがない為、おとなも子どもも楽しめる作品と言える。悪い部分が目立つ作品ではあるが2回も視聴してしまったし間違いなく面白い作品と言える。プリキュアとしては異色と言えるのだが、シリーズ7作目ともなればこういう作品も必要なのかなと感じる。 評価ですが、最高とします。 2011/02/14 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by NeeG (表示スキップ) 評価履歴[良い:1(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 13813 ホスト:13734 ブラウザ: 6300 【良い点】 奥が深すぎるところ。 【悪い点】 奥が深すぎるところ。 【総合評価】 個人的な解釈ですが。 ハートキャッチは子ども向けアニメを超え、さらにいわゆる「アニメ」すら 超えた作品だと思っています。 というか、制作側はそれを目指そうとした意図を感じています。 「ハートキャッチは文学だ」と考えると、実はかなり納得できる作品のように 思っています。 通常、いわゆるアニメ的作品というのは明確に主人公というものが存在して、 それを軸にストーリーが構成される、シンプルな単軸展開で話が進んでいきます。 ですが、ハートキャッチの場合は表向きの「主人公」はつぼみであるにも かかわらず、ストーリーの「軸」はキュアムーンライトとダークプリキュアの宿命に 据えられています。さらに言えば、この作品の「テーマ」はそのどちらでもない。 つまり、複軸展開なのです。 それは砂漠の使徒対プリキュアという構図にも言えていて、例えば通常のアニメ的 作品であれば、悪の組織の目的は単純で、通常は世界征服という一つです。ですが、 砂漠の使徒の目的というのは一つではありません。さらにいえば、砂漠の使徒自体には 目的がないとも言えます。 マリンがクモジャキーに対して「地球を砂漠なんかにして何が楽しいの!」と 迫ったときに、クモジャキーは「そんなことに興味はないぜよ」とあっさりと 答えたことがそれを端的に物語っています。ダークプリキュアもその目的は キュアムーンライトを倒すこと(そして影と光を一つにすること)、コブラージャは 美しくない人間たちを許さないこと。デューンすら真の目的は地球を砂漠化することか どうかも疑わしい。なぜならデューンはすっかり砂漠になった地球を見ても全く 満足するそぶりも見せず、巨大化して拳で地球に攻撃を続けるからです。デューンの 言動を見ている限り、デューンは「憎しみ」という感情が具現化した存在で、だからこそ うれしそうに「ほぉ、君も僕を憎んでくれるのかい?」と問う。であれば、「デューンは いったいなんだったのか」をはっきりとわかりやすい形で示されなかったのも合点がいく。 それを具体的にクドクドとストーリー立てるのは無意味だからです。 そういう前提で考えると、ハートキャッチをよくあるアニメ的「善と悪の戦い」と 位置づけるのは違うとも思います。ハートキャッチに対しては「砂漠の使徒が言っている ことが正しい」という批判がよくありますが、彼らは確かに正しいんだと思います。 しかしハートキャッチの作品世界では、それは矛盾でもなんでもない。「悪役は 間違っている」とか、さらにいえば「正しいことは正しい」ということすら、単純な 図式では収めない。これは現実世界でも同じです。 例えば現実でも、何か問題が起こったときに、途中から首を突っ込んできたヤツが「こういう ことが起こるのは最初から予想できたんじゃないか」などと言ったりします。そいつの 言うことは正しい。でも正確に言うと「正しいけど、でも正しくない」。なぜこういう 矛盾した文章が成り立つかというと、正しい/正しくないという単軸では世の中は成立して いないからです。 プリキュアの世界でもそれは同様です。 ひたすら美しさを追求し、醜い人間社会を間違っているというコブラージャ。これは 正しい。 ひたすら強さを追求し、心の花をしおれさせているような人たちを間違っているという クモジャキー。これも正しい。 そういう彼らは、最後に自分がまだ知らなかった強さ、美しさがあることに気づき、 それを知った喜びを口にしながら浄化されていく。これは悪とか善とか、正しいとか 正しくないとか、そういう次元の戦いではなかったことを物語っている気がします。 ここまで制作側が考えているかどうか、もしかしたらこれは深読みのしすぎかも しれません。 が、どうも制作側の意図というのが、相当高いレベルにあることをハートキャッチの 端々から感じてなりません。 例えば、正面から「心がテーマ」と言い切るハートキャッチは、そのモチーフに ユング心理学を持っている気がしてなりません。 ハートキャッチミラージュを得るための最後の試練は「自分の影と戦い、そして 統合すること」でしたが、これはまさにユング派カウンセリングの大きなテーマです。 遅まきながらそこで気がついたのですが、ユングが提唱する「元型」の多くを ハートキャッチは具体的に登場させています。 老賢者としてのキュアフラワー ペルソナと葛藤するいつき(さらにいえば、いつきはアニムスとも葛藤している) トリックスターとしてのえりか そして何より、ムーンライトを影として憎み、闘いを挑み続けるダークプリキュア(作中では ムーンライトは光と表現されているが、ユング的には影)。 ここまで揃っていると、これは単なる偶然とは思えない。(いや、偶然かもしれませんが、 でもいずれにしても)その根幹のテーマは相当深いものであるように思えます。 正直な話、プリキュアシリーズだけにとどまらず、もうこれ以上の作品とは出会えない のではないかとすら思っています。それほどハートキャッチは素晴らしい作品です。 [推薦数:3] 2011/02/07 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by めたこ (表示スキップ) 評価履歴[良い:57(93%) 普通:3(5%) 悪い:1(2%)] / プロバイダ: 46735 ホスト:46799 ブラウザ: 3874 【印象】 話題の中心になっているような声優をメインに起用しないイメージのプリキュアが、話題性抜群の水樹奈々をヒロインに起用したのが意外だったのと、『オジャ魔女どれみ』風のキャラクターデザインがけっこう強いインパクトとなりました。 正直なところ、そんなにハードじゃないものを勝手にイメージしてました。 【考察】 1.「スーパーロボット的演出」という冒険 本作の特色として、これまでのプリキュアとは毛色の違った演出がなされていることがあげられます。 例えば、必殺技の「フローラルパワー・フォルテシモ」のシークエンスが『真ゲッターロボ(※)』のシャインスパークを思わせる演出だったり、「ブロッサム○○パンチ」(これは最終回に活きてきます。後述)や「マリン・インパクト」など、細かな技でも名前を叫んだりするところは、スーパーロボットアニメのエッセンスを取り入れた演出ではないかと思います。 最たるものが後期必殺技の「ハートキャッチオーケスラ」で、巨大な妖精がメリケンサックをつけてデザトリアンを殴り潰す演出は、アニメ的な迫力としては十分なものの、作品の対象年齢を考えるとやり過ぎな感もありました。 斬新な演出でアニメーションとしての魅力に溢れてはいましたが、個人的にはそうした演出が最良だったかと言うと、手放しでは褒められないものを感じます。 2.「変身願望」が持つ危うさ 第1話を見たときに少しだけ憂いを感じたのが、ヒロインのつぼみの、「変身したい」という気持ちの出所が、「今の自分を変えたい」という否定的な場所を出発点にしていたところです。 言うまでもなく、人は心を変えて生きてはいけません。現状に満足できないまでも、それを受け入れていく、それが「成長する」ということの一面です。 最終的に、物語上でつぼみは過去の自分を受け入れていくのですが、そうした物語を展開するのに「プリキュア」というアニメが適切だったのか、という点で疑義が残りました。 また、男装の少女である明堂院いつき=キュアサンシャインも、徐々に「女性」を強調する描き方をされてはきましたが、外面上ボーイッシュな女の子としていても、十分に彼女のバックボーンは描けたのではないかとも思います。 このように、未就学児を主軸に据えたアニメとしては、かなりタッチーなテーマを軸に物語を展開させていましたが、その中でも、えりかやファッション部の友人たちが、良い緩衝材となっていたと思います。 特にえりか=キュアマリンは、つぼみもいつきも肯定するスタンスを貫いていて、ユーモラスな態度や台詞だけでなく、視聴者の感情移入できる対象としてポジティブなメッセージを発しており、彼女の存在は物語を重くしすぎない上で重要だった、と考えます。 日常パートの集大成であり、物語の「中盛り上がり」となった学園祭では、日常生活の中での彼女たちの「変わりたい」という思いが、多くの仲間たちの支えによって実現しており、これはシリーズを通してみても白眉のエピソードだったと思います。 (中学校のコンサートがプロ並の演出なのはどうよ、というツッコミどころもありますが、それはさておいて) 3.ヒロインの復活が示す「心の強さ」 途中から参加したいつきが「変身願望」という点でヒロインを補完していたのに対し、「戦士としてのプリキュア」を補完していたのが月影ゆり=キュアムーンライトです。 そもそもこの物語はキュアムーンライトの敗北から始まります。 最強の力を持ちながら、人間的に未熟な部分があったがために敗北した彼女が、そうした過去を乗り越えて再び立ち上がるまでの展開は、変身するための心の強さを指し示すものとして、物語を貫く柱となっていたと言っても過言ではありません。 強さで言えばブロッサムやマリンをはるかに凌ぐキャラクターであるため、主役を食わないように戦闘場面では控え目に立ち回っていた感がありますが、最終決戦では最大の悲劇をも克服する強さを示していました。 そうした「心の力」を元に、憎しみに凝り固まった最後の敵であるデューンに対し、プリキュアが最後の必殺技として「こぶしパンチ」を放ちますが、これは、自分を信じ、認め、友を支え、悲しみを乗り越えた強さが生み出した「愛の力」であったのだと思いました。 (一昔前の少年漫画的なアナクロぽさは、ちょっと引っかかりましたが) 【評価】 「とても良い」です。 良く動く戦闘シーンなどは、アニメ本来の面白さを感じさせるものでした。 反面、垣間見える深刻な展開などに違和感を覚える部分もありました。 絵柄の可愛さに反して結構ハードな戦いをするので、プリキュアを見ない高年齢層にむしろお勧めです。 【付記】 ※正確には、アニメの演出ではなく、ゲームの「スーパーロボット大戦」シリーズでなされた演出が最初になりますが、概ね文意を損ねないものと判断します。 2011/02/06 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by かなめ (表示スキップ) 評価履歴[良い:183(61%) 普通:39(13%) 悪い:80(26%)] / プロバイダ: 18618 ホスト:18621 ブラウザ: 12393 本格的に見始めたのは途中からで、序盤の展開はDVDなどです。それを踏まえたうえでの感想です。 プリキュアシリーズも、初代以来の視聴になります。 今回のシリーズはおもにつぼみが他のキャラクターより一歩先に出て活躍している印象がありました。 そのため、彼女の成長がちゃんとしていた点は良かったと思います。 普通この手のアニメはえりかみたいな子の方が主役になりがちですが、こういったやや消極的なタイプの子を前面に出すことによって、他の勧善懲悪ものとは違う主人公の成長物語を描けたんではないかと思います。 けど、これはミラージュを手に入れるあたりで完成されてしまってました。これ以降は物語が重くなるにつれ他の人たち(というか殆どゆり)に置いていかれてしまった印象もありました。 ゆりの怒りを抑えようとするつぼみの説教(励まし?)は正直「…?」という感じでした。自分も同じような立場ならまだしも、貴女は妹もできて彼女とほぼ正反対と言える環境になろうとしているのに…偉そうだと思ったのは私だけではないはずです。 というか、ゆりさんの抱えてるテーマが子ども向けとは思えないくらい重たすぎるんですよね…。あのつらさは正直子どもたちはもちろん、大人たちも簡単に理解できない気がします。 そして個人的にもっと疑問だったのが、デザトリアン関係についてです。 これは初めて見た時から思ったのですが、敵の言うことがあまり間違っているように見えないんです。 例えば、いつきと友達になりたいのに正直に言えない子に対してクモジャキーが言った言葉「仲良くなるには拳でぶつかれ!」。 この手の敵は大体友達とかそういうものを否定することが圧倒的だと思っていたので、彼がこう言ったことがとにかく意外でした。 そして、同時にこういった友達のなり方も悪くないと思いました。喧嘩して生まれる友情だってあるんですから(今ふと思いついたのが「ジェットマン」の竜と凱)。 これについてはプリキュアたちも特に否定してなかったと思いますが、全体的に無茶苦茶すぎる主張を正義側がしてしまうことが多すぎでした。 で、最後はこころの花を奪われたおかげでその人の悩みは解消されるわけですから、ある意味いいことしてますよね、この人たちw 伏線も中途半端だった印象がありました。 例えば、ゆりの妖精・コロンについて触れられたのはムーンライト復活直前になってからです。なぜ彼女に妖精がいないことに誰も触れないのか、そもそもコロンの死んだ瞬間に立ち会っているシプレとコフレがなぜコロンについて一言も喋らないのか。 せめて視聴者目線からでもフラッシュバックなどで少し流すなどしてくれればよかったんですが…。 サソリ-ナだけなんであんなに早い退場だったのかも結局わからずじまいでした。彼女だけ退場したのはきっとこの後何かあるからだ…と淡い期待をした私がバカなだけかもしれませんが。 …とまあ、ここまで文句ばかり垂れてますが、私なんかには懐かしい「どれみ」を連想させるかわいいキャラクターデザインとか、明るい主題歌とか、いい点もちゃんとあったことは一応フォローしておきます。 そもそも、子ども向けアニメに細かいクオリティを求めること自体無謀な発想かもしれませんし。 そこを踏まえて、評価は「普通」にします。
[推薦数:1] 2011/02/05 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by オルタフォース (表示スキップ) 評価履歴[良い:173(52%) 普通:83(25%) 悪い:75(23%)] / プロバイダ: 10589 ホスト:10652 ブラウザ: 5840 スイプリを前に評価しとく。 当初は、キャラクターの細長い四肢、丸い顔などで驚かれた。 だがそれももはや思い出だ。 馬越氏による線が少なく、動かしやすいキャラデザのため、 作画崩壊とは無縁の間柄。バトルシーンもびゅんびゅん動く。 日常にてこの恩恵を最も受けていたのは、えりかかな。 彼女の豊か過ぎる表情とコミカルな言動の数々は、もはやこの番組の名物。 サブキャラがやたら豊富で、彼らを救うことでこちらの戦力を増やすとともに、 そのゲストに心の悩みの解決を促させる。 「どんな人でもチェインジ!できる」。今作が伝えたかったことは、こうなんだろうな。 どうも技ではパンチにこだわる傾向にある。 つぼみの「おしりパンチ」に始まり、オーケストラでの馬鹿でかい女神のナックル付き鉄建制裁はインパクト抜群。 極めつけは最終回。ここでようやくまともなパンチが技になった。 その反面、問題も少なくない。 敵との因縁では、月影家周辺にしわ寄せが来てしまった間がある。 まず住まい。ゆりさんは古びたアパートで、キヨスクで働いてる母と二人暮し。 しかも、表情に生気がない。女児向けアニメにしては夢も希望もない設定ではないか。 しかも、失うものが多すぎる・・・妖精、妹、そして父親・・・。 死人復活をやらなかったのは評価できる。 ゆりさんは不幸の星の下に生まれ付いているのか?いくら強くても、幸福が訪れるとは限らないということを伝えたかったのか? 「救いはないんですか?」 そもそも、砂漠の使徒って本当に堪忍袋の緒が切れる程の存在なんだろうか? ゲストの問題解決も、心の大樹復活もデザトリアンありきっみたいだし、 デューン様の憎しみの根源も分からないし。むしろ愉快犯っぽいイメージすらある。 あと、薫子さんボケが始まってませんかね?昔取った杵柄だけじゃ、 後輩達は導けませんよ。 まあ子供達には受けてるし、それに越したことはないが、 気に入ったからといって過度にプッシュするほどのものでもないか。 後日譚があったら見る自身がある。 2011/02/05 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by KODOKU (表示スキップ) 評価履歴[良い:614(65%) 普通:133(14%) 悪い:197(21%)] / プロバイダ: 12010 ホスト:12222 ブラウザ: 10777 【良い点】 ・主題歌(歌詞も良い) ・泣けました。親子関連のストーリーはツボでした。 ・豪華な声優陣(特にゲストが凄い)。 【悪い点】 ・実はプリキュアシリーズを全話視聴したのは本作品が初です。 率直な不満は、4クール放送は長いなと感じました。 【総合評価】 全体的にそつなく纏まっていたと思います。 もっと読む「【良い点】とにかく「良い話」をよくやっていたと思います(何か『頑張ってやってる』感じで、見ていてしん...」 by Merci 次のページを読む この評価板に投稿する |
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