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アニメ評価: 748位 <= 749位(2,612作品中/偏差値49.47) =>750位

墓場鬼太郎 (2008年版) (アニメ)

読み仮名: はかばきたろう
総合情報評価
(評価投稿)
日記
2008/04/05
懇談室画像/壁紙商品
(DVD)
直近発売のDVD: 2008/05/21 ():墓場鬼太郎 第二集 (初回限定生産版)
DVD(4件)
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音楽(5件)
売上/新着
95
墓場鬼太郎 第二集 (初回限定生産版)

参考:\5,985
2008/05/21
()

1.このへんから偶然見たのですが
336
墓場鬼太郎 第一集 (初回限定生産版)

参考:\3,990
2008/04/23
()

1.深夜だからできたアニメの傑作
603
墓場鬼太郎 第三集 (初回限定生産版)

参考:\5,985
2008/06/25
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656
墓場鬼太郎 第四集 (初回限定生産版)

参考:\5,985
2008/07/23
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4559
文庫:墓場鬼太郎 (1) (角川文庫―貸本まんが復刻版 (み18-7))

参考:\860
2006/08
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1.こっちの鬼太郎の方が好き
4986
文庫:墓場鬼太郎 (4) (角川文庫―貸本まんが復刻版 (み18-10))

参考:\740
2006/11
()

1.ねずみ男もそんなに悪いやつじゃない
5837
文庫:墓場鬼太郎 (2) 貸本まんが復刻版 (角川文庫)

参考:\820
2006/09/22
()

1.思わず読んでしまった。
7611
文庫:墓場鬼太郎 (3) (角川文庫―貸本まんが復刻版 (み18-9))

参考:\780
2006/10
()

1.三洋社版『鬼太郎夜話』(下)
9003
文庫:墓場鬼太郎 6 貸本まんが復刻版 (6) (角川文庫 み 18-12)

参考:\740
2007/01
()

1.「アホな男/ないしょの話」
2000
CD:モノノケダンス

参考:\1,020
2008/02/14
()

1.鬼太郎ですが電気でつくるグルーヴです。
作品紹介(あらすじ)

時は昭和30年代―。終戦から10年が経ち高度経済成長が急加速で進む中、富む者は富んだが、社会の底辺では泥まみれになりながらも日々を生き抜いている人々が溢れていた。
そんな社会に幽霊族最後の生き残りとして墓の中から生まれてきた鬼太郎。
地獄とは?この世とは?生きる幸福を考察し尽くした水木しげるの哲学に立ち戻り、元祖・鬼太郎が人間を笑い飛ばし、生きる喜びを謳いあげていく。
(公式サイトより)

漫画原作:水木しげる 放送:フジテレビ 00 : 45 〜 01 : 15

スタッフ

シリーズ構成:成田良美
シリーズディレクター:地岡公俊
キャラクターデザイン・総作画監督:山室直儀
美術ボード:倉橋隆
美術設定:本間禎章
色彩設計:辻田邦夫
CGディレクター:森田信廣
音楽:和田薫
アニメーション制作:東映アニメーション

主題歌

オープニングテーマ「モノノケダンス」
歌:電気グルーヴ(キューンレコード)
エンディングテーマ 「snow tears」
歌:中川翔子(ソニー・ミュージックレコーズ)

キャスト

鬼太郎:野沢雅子
目玉おやじ:田の中勇
ねずみ男:大塚周夫

水木:大川透

鬼太郎の母:鈴木れい子
鬼太郎の父:郷里大輔

水木の母:真山亜子


夜叉:堀秀行
ドラキュラ四世:大友龍三郎

トランプ重井:ピエール瀧
寝子:中川翔子
放送開始日:2008/01/10(日本)
公式サイト
1. 墓場鬼太郎 ハカバキタロウ 公式サイト
最終変更日:2008/01/02 21:29:30 / 最終変更者:宇宙刑事ジャンギャバン / 提案者:カトル (更新履歴)
評価統計(1日1回定時に更新)
 評価平均アニメ評価順位偏差値評価ポイント最高の中の最高
日本とても良い(1.50)749位49.4718.00 

利用状況

総閲覧数書込み数評価数
日本4,9981312
海外6700

評価の分布

最高とても良い良い普通悪いとても悪い最悪
人数1721100
割合8.3%58.3%16.7%8.3%8.3%0.0%0.0%
加算分布8.3%66.6%83.3%91.6%99.9%99.9%100%
分布要約83.3%8.3%8.3%
                                                                                                  

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1. 2008/05/06 とても良い by ヒイラギ [編集・削除/削除・改善提案//論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿]
評価履歴[良い:5(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダー: 5699 ホスト:5498 ブラウザー: 4184
どの話もストーリー・背景・作画・声優は中の上か上くらいで
作品として大変良くまとまっているような印象を受けました。
ただあまりにも良くまとまっているので、
たまに少し面白味に欠ける……という回もありました。

普通に人に勧められるかんじですが、
鬼太郎の原作を読んだことの人に是非勧めたいです。
五期や三期の鬼太郎を見た世代には楽しんでもらえると思います。

また、多くの人が評価してますが、OPがとても良かった!
2. 2008/05/03 最高! by アボンリー [編集・削除/削除・改善提案//論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿]
評価履歴[良い:60(91%) 普通:5(8%) 悪い:1(2%)] / プロバイダー: 16093 ホスト:16005 ブラウザー: 7395
【良い点】

オープニングがいいです。
【悪い点】

かなりテンポが早いと感じました。もう少し時間をかけてほしかったです。
【総合評価】

正義のヒーローとしての鬼太郎ではない、不気味な鬼太郎。初めて原作を読んだときはものすごい衝撃でしたが、アニメでもそれを上手に表現できていると思います。
3. 2008/04/15 とても良い by 人情紙風船 [編集・削除/削除・改善提案//論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿]
評価履歴[良い:3(60%) 普通:1(20%) 悪い:1(20%)] / プロバイダー: 2886 ホスト:2842 ブラウザー: 5234
原作に近い鬼太郎といった感じのアニメだが非常に良かったと思う。

原作のブラックな雰囲気をしっかり出しつつ、一話ごとに起承転結がしっかり作られて
いてなにより今までの「ゲゲゲ」との差別化が良い意味でできていたように感じる。

音楽、作画、声優ともに良いが、最初の数話で尺の関係のせいか話の流れが唐突な部分
があったように思えたのでそれを差し引いて「とても良い」で。
4. 2008/04/13 良い by 怪盗乱馬 [編集・削除/削除・改善提案//論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿]
評価履歴[良い:49(29%) 普通:0(0%) 悪い:118(71%) 推薦人:2 推薦評価:2] / プロバイダー: 32099 ホスト:31926 ブラウザー: 3049(携帯)
最後まで楽しめました。
演出、カットが独特で退屈しないし絵の見せ方が凝っていて本当に上手い。(血や匂いを伝える場面、怪しい雰囲気の作り方、死んだ表現の仕方など、あと最後の行くよ→行かないの否定とか余計な説明が面白かった)

話はキャラが立っていてテンポが良く構成も上手いしオチもありまとまっていた。
一つ一つの話に内容があったし
『生きてる間は漫画を読んでいる間、
あとは長いくらい道が永遠に続く』
『その気になれば生きがいはどこにでも見つけられる』
などメッセージ性もあり良かった。

その中でも特に良かった印象に残った話ではガマ令嬢の回とブリガドーンの回。

あと意外に寝子役のしょこたんの演技が上手くて驚いた。
最初誰か気づかなかったし意識しなければしょこたんだと分からない。

今、朝やってる鬼太郎の絵に慣れていたので初めは違和感がありました。(特に鬼太郎のキャラデザイン)
アクションシーンも無いし、鬼太郎の性格はカッコ悪くて弱くてねずみ男みたいに人間を利用したりお金のことばかり考えていて朝の鬼太郎とはまるで別人で最悪なんだけど、こっちはこっちで魅力があって引き込まれたし正直こっちの方が個性が強くて面白かった。
鬼太郎や目玉おやじの誕生の秘密も初めて知ってなる程と思いました。
最後の鬼太郎とねずみ男の後ろ姿が印象的だった。
5. 2008/04/04 とても良い by herba [編集・削除/削除・改善提案//論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿]
評価履歴[良い:141(75%) 普通:22(12%) 悪い:25(13%) 推薦人:10 推薦評価:13] / プロバイダー: 46000 ホスト:45813 ブラウザー: 7300
原作自体が非常に古いもので近年のアニメとは相当異質な作品ですが、非常に観易いものでした。
些末な部分を省いた様な展開に結構荒唐無稽なシュールさがあるのですが、それが気持ちいい。昔のつげ義春やガロあたりの雰囲気(と言ってもさわりぐらいしか知りません)を感じます。

黒いんですが人物に裏表や葛藤が無く、カラッとした気楽さがある。「キヒヒヒッ」と笑う鬼太郎。

何と言っても劇画タッチの絵がとてもいい。霊界と人間界がきれいに対比できているように思います(それも2つの世界が地続きで繋がっている様な感じがいい)。
チェンバロみたいな音色の BGM もホラーテイストと非常によくマッチ。三味線をチャーンって鳴らすのや下駄の「カランッ」て音もいいですね。

序盤で鬼太郎や目玉オヤジ、猫娘の出自がわかったのがすごく嬉しい。
キャラとしては特に目玉オヤジがおもしろい。あんなに強い奴だったとは! いろいろ変形したり。
他にも水木先生が登場したり。OP も良かった。眺めているとピクピクしてきます。
鬼太郎や目玉オヤジとネズミ男の仲が意外に良いのも印象的。

未読なんですが原作の持ち味は出ているように感じます。好きなように描いてる感じ。原作をご存知の方のご意見を伺ってみたいもの。
6. 2008/04/02 とても良い by 玄人志望 [編集・削除/削除・改善提案//論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿]
評価履歴[良い:13(81%) 普通:1(6%) 悪い:2(12%)] / プロバイダー: 1323 ホスト:1064 ブラウザー: 7590
考えられるストーリーが多く内容が深い。
共感できるストーリーもあれば首をかしげる内容のストーリーもある。

【総合評価】
作画のレベルも高く申し分ない
7. 2008/03/27 良い by 鞠崎 [編集・削除/削除・改善提案//論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿]
評価履歴[良い:10(62%) 普通:2(12%) 悪い:4(25%)] / プロバイダー: 48513 ホスト:48614 ブラウザー: 4317
【良い点】

・OPの電気グルーヴの「モノノケダンス」と劇画タッチのモノクロなエフェクト。
シュールながら、あの「モノノ怪」のスタッフだからなのかやっぱりいい味を出してます。
・原作に忠実なシュールだけどおどろおどろしい雰囲気。水木ファンとってはとても
良い出来で面白いと思います。
・今ではあまり聞かないような、ブラックユーモア的な台詞回し。
・ネズミ男の出番が多い。結構好きなキャラです。彼。

【悪い点】
特に無いです。
強いて言うならこっちにも猫娘をもっと出してくれないかなぁ。
そこまでよく見てないので何とも言えないですけど。

【総合評価】
なんというか、肌に合う人と肌に合わない人がきっかりと分かれそうな印象でした。
私はOPを観て引き込まれたんですが・・・・。
世間一般での鬼太郎のイメージが強い人にとってはあんまりだと思いますね。

評価は「良い」です。
8. 2008/03/24 とても良い by ヴぁんどれん [編集・削除/削除・改善提案//論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿]
評価履歴[良い:162(71%) 普通:40(18%) 悪い:25(11%) 推薦人:1 推薦評価:1] / プロバイダー: 4932 ホスト:4970 ブラウザー: 8090
最近の東映アニメーションってさりげに良い作品が増えてきているのでは?という事を思った作品だったかなと・・・
作画もそんなにすごく動かさなくてもいい作品だったおかげかな?
全然悪くなかったので良かったと思いますよ。
あと背景も気合いが入ってたかな?作品世界によくあってた感じ。

最初はまあ自分って恥ずかしながら鬼太郎をまともに見たのは五期が最初だったので
第一印象はなかなか衝撃的だったかな。
まず鬼太郎の容姿が気持ち悪い。
五期の鬼太郎が優等生なタイプならこちらの鬼太郎はクラス一の嫌われ者タイプなデザイン・・・。ねずみ男も不潔さがよく出てる感じなデザインでさすが深夜だと思いました。
あと声優も初代の方だったようで・・・なかなか良かったんじゃないですか
ねこ役が中川翔子でここは商売っ気がでてますが・・・・
普段の演技はともかく叫び声の演技はなかなか上手かったんじゃないでしょうか。

エンディングは作品の空気にあまりあってない感じでしたが
猫が道連れにされた回で流れたときは割と良いんじゃないかと思いました。
オープニングは凄く良いです。サイケデリックな感じがイメージによく合ってました。
最終話まで見て見返すと絵的にも発見があってなお良いです。

内容も凄く面白い。
なんか救いがないというか毒々しいというか・・・・・後味が悪い感じの話が多い。
さすが深夜!ってかんじですねー
水木(育ての親なのに)や偽鬼太郎があんなにあっさり退場するのには思わず苦笑。
こういうところがブラックで良いんでしょうね・・・・・。
最終話の話も幸せってなんだろう?とすこぉおしだけ考えさせてもらいました。

という訳で評価は「とても良い」です。
ノイタミナ作品では非常に珍しいタイプの作品だったようですが個人的にはこういった作品もどんどん増えていってほしいかなと思いましたね。
9. 2008/03/22 普通 by ガンマ線 [編集・削除/削除・改善提案//論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿]
評価履歴[良い:36(50%) 普通:15(21%) 悪い:21(29%)] / プロバイダー: 9347 ホスト:9281 ブラウザー: 4926
【良い点】
・おどろおどろしさが上手く表現されている。
・先が読めない。意表をつく展開が楽しめる。

【悪い点】
・先が読めない点との表裏一体とも言えるが、超展開することが多い。

【総合評価】
面白いことは面白いが、この雰囲気を保ちつつ大きなストーリーに挑んで欲しかった。
基本的に一話完結型なので、観ても観なくてもどっちでもいい回が多いが、序盤での鬼太郎・目玉親父誕生の件だけは必見。
10. 2008/03/21 とても良い by ペポ [編集・削除/削除・改善提案//論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿]
評価履歴[良い:55(48%) 普通:7(6%) 悪い:53(46%)] / プロバイダー: 41059 ホスト:41165 ブラウザー: 5292
久々に良いアニメを見たって気がする。面白くも楽しくも最後まで見逃すこともなく見れました。

なによりOPが一番好き。電気グルーヴの曲は『さくらももこ劇場 コジコジ』のED曲の「ポケット・カウボーイ」以来久しぶりですね。

内容は大人向きの鬼太郎というわけであっても2008年のアニメ最初のお気に入りになった作品です。
11. 2008/03/21 とても良い by TKM [編集・削除/削除・改善提案//論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿]
評価履歴[良い:40(62%) 普通:0(0%) 悪い:25(38%)] / プロバイダー: 2393 ホスト:2280 ブラウザー: 5234
不思議なアニメですね。面白い。
今の鬼太郎よりとても良い。
お話も想像がつかない展開です。
まさか、昔の鬼太郎はこんな奴だったんだと思いました。
すこし、嫌な展開が多いかもしれませんが、
見てない人はオススメします。
素晴らしいです。
12. 2008/02/25 悪い by 加藤俊郎 [編集・削除/削除・改善提案//論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿]
評価履歴[良い:86(72%) 普通:17(14%) 悪い:16(13%) 推薦人:3 推薦評価:5] / プロバイダー: 12425 ホスト:12434 ブラウザー: 2455
6話まで観て切りました。

ノイタミナ枠とネームバリューが原因か、視聴率が非常に高いそうですね。

【良い点】
絵の質が高いところ。
一昔前の雰囲気をよく出していると思います。

【悪い点】
ねずみ男の下品さが私には受け入れられませんでした。
もちろん「これでこそ彼」という人もいるんでしょうが。

6話で鬼太郎があっさりと養父を見捨てたのも見るに耐えませんでした。
1話で生まれた頃は憐れみを誘うところもあったんですが・・・
13. 2008/01/17 良いと思う立場からのコメント by 雪霞 [編集・削除/削除・改善提案//論客限定表示/これだけ表示or共感/納得コメント投稿]
推薦人:羽幌炭鉱
評価履歴[良い:94(58%) 普通:40(25%) 悪い:28(17%) 推薦人:9 推薦評価:10] / プロバイダー: 21047 ホスト:21085 ブラウザー: 3875
原点回帰の鬼太郎。
人間の味方ではなく 「かかわる人に不幸をもたらす」
不吉な者、幽霊族最後の生き残りとしての鬼太郎がついにアニメ化された。

舞台は昭和30年代の日本である。
『ALWAYS 3丁目の夕日』 に描かれているような未来への明るい希望を人々が抱く一方で、
まだ戦争の記憶が残っていた時代。妖怪や超能力が完全な絵空事のファンタジーではなく
今よりもう少し、本当にいそうなものとして感じられた時代。
当時は、人間が妖怪や異界の者の手にかかって不条理に斃れておしまいになる怪奇物語が
けっこうあったと思われる。
今ならば 悪い妖怪が主人公によって倒される場面がつくのだろうが、そんな解決は
提示されず、「友情」 も 「努力」 も 「勝利」 のカタルシスもなく、
抗うことのできない運命のいたずらに人がもてあそばれる物語は、読んだ子供に
「闇に棲む、人智を超えたもの」 への畏怖を抱かせた。

自然の世界には人間が踏み込んではいけない領域があることを、理屈ではなく感覚で
子供に覚えこませるような漫画。
読者に受けることを狙った漫画ではなく、作者が描きたいものを描くことがある程度許された
時代の漫画が、墓場鬼太郎だ。

それを今の時代にアニメ化、である。
繰り広げられるのは、人を不幸にして邪悪な笑みを浮かべる鬼太郎の物語だ。
テイストとしては、以前に同じノイタミナ枠で放送された 「モノノ怪」 が同傾向だが、
今回の鬼太郎にしかないものがある。それは最初に漫画が執筆されてから50年という歴史の重みだ。
鬼太郎とねずみ男には、40年前の初代の声優である野沢雅子さんと大塚周夫氏をキャスティングし、
オールドファンを喜ばせている。
昔の鬼太郎を知っているおじさんたちはこれを見て、いやおうなしに昭和の高度成長期に思いを馳せるだろう。
あの頃はまだみんなが貧しかったけど、戦後を抜け出した開放感みたいなものがあったな。
貧しくても、コツコツ努力すれば道が開けるという希望があったっけ。
安保闘争とか、デモとか、ストとか、若者はもっと怒ってたし行動してたよな。
「売れる」 ことより 「人の役に立つ」 「生活を便利にする」 ことの方を考えていたな。
工場廃液の垂れ流しや排煙、車の排ガスによる深刻な公害、
列島改造という名の土木開発と自然破壊という負の面もあったよな。

墓場鬼太郎は、あの時代を鏡として今の世の中を改めて映し出すアニメと見ることもできる。
おじさんたちはこれを見て、どれくらいあの頃から遠ざかったかを思い知るのだ。
グローバリズム、利益至上、過重労働、ワーキングプア――
生活レベルを維持しようと終わりなきレースを走り続けるか、さもなくば落伍するかに
神経をすりへらす今の社会。

キミたちが子供の頃に夢見た未来って、こんなものだったかい?
――墓場から生まれた鬼太郎は、50年を経てアニメ化された今、そう問いかけているようだ。

だが、これは単にそんなおじさんたちのノスタルジーをかき立てるためだけのアニメ化ではない。

アニメーションに限らず、「売れること」 「儲かること」 を至上とするこの世の中に
痛烈な蜂の一刺しをお見舞いしようという志のあるアニメ化なのではなかろうか。

だから、原作を知らない若い世代も、漫然と 「うわー、今の鬼太郎とぜんぜん違って
暗くて楽しくない」 と敬遠したりせずに、しかと見るべきである。
50年前について思い、そして50年後を思うために。今から50年たった後に今を振り返り、
さらにその時点から100年前にあたる墓場鬼太郎を思い出すために。
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