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[アニメ]ガンバの冒険


がんばのぼうけん / Ganba adventure
アニメ総合点=平均点x評価数203位/3,702作品中(総合118/偏差値63.56) 202位<= =>204位
アニメ平均点(評価10個以上限)150位/2,044作品中(平均1.90=とても良い/62評価) 149位<= =>151位
1975年アニメ総合点2位/21作品中 1位<= =>3位


評価ポイント推移(横軸=評価数)
簡単投票
キャラ・設定2.00(とても良い)2
声優・俳優2.00(とても良い)2
ストーリー2.00(とても良い)2
音楽1.50(とても良い)2
映像1.00(良い)2
熱血100%2人/2人中
友情100%2人/2人中
感動100%2人/2人中
面白い100%2人/2人中
可愛い50%1人/2人中
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日本45,6968362
海外1,75400
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110121511
美術監督:小林七郎 演出:出崎統
撮影監督:清水達正 企画:吉川斌 アニメ製作:東京ムービー 原作:斉藤惇夫 「 冒険者たち 〜ガンバと十五匹の仲間 」
録音監督:加藤敏
音響効果:片岡陽三 脚本:馬嶋満 金子裕 作画監督:椛島義夫 芝山努 画面設定・レイアウト:芝山努
音楽:山下毅雄
文芸担当:飯岡順一 大森俊治 プロデューサー:上野徹 楠部三吉郎 CS再放送:アニマックス


ガンバ:野沢雅子
ボーボ:水城蘭子
日本 開始日:1975/04/07(月) 日本テレビ TV / 終了日:1975/09/29
公式サイト
1. ガンバの冒険
オープニング動画 (1個)

ガンバのうた
歌:河原裕昌 詞:東京ムービー企画部 作曲:山下毅雄 [ファン登録]
エンディング動画 (1個)

冒険者たちのバラード
歌:すぎうらよしひろ 詞:東京ムービー企画部 作曲:山下毅雄 [ファン登録]
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(階位と権限/特典の関係の説明)
最終変更日:2009/06/30 / 最終変更者:K63 / その他更新者: 宇宙刑事ジャンギャバン / カトル / TCC / 提案者:もろっち (更新履歴)
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2012/04/15 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:228(59%) 普通:108(28%) 悪い:50(13%)] / プロバイダ: 14854 ホスト:14709 ブラウザ: 5829
【良い点】
1:「ネズミ視点からみた世界」のビジュアルイメージ、及び、画面構成。特に上からのしかかってくるように描かれた人間の各種施設の描写。
2:上記を描き続けた、作画の安定度。
3:見事に個性と役割を描き分けられた主役の7匹のネズミ達のキャラ。及びその掛け合い。
4:ラスボスノロイの兎に角「怖い」描写。「白」に徹底的にこだわったビジュアル、演出面は勿論、冷酷、狡猾な策略の数々も彼の「怖さ」を存分に表現しており、それ故に、飽くまでそれに立ち向かうガンバ達の活躍が、一層引き立っていました。
5:毎回訪れるピンチを、7匹がチームワークと機転、そしてちょっとした幸運で切り抜ける、という展開も、最期まで視聴者を飽きさせませんでした。
6:OP、ED、BGM。

【悪い点】
1:良い点4で書いたように、ノロイを初め敵動物の描写が怖すぎるため、子供が見ると、イタチやネコにトラウマを負いかねない点、ですかね(笑)。

【総合評価】
70年代中盤のアニメ地位向上運動期に放送された冒険アニメ。
内容は擬人化された7匹のネズミたちが、ネズミを虐殺する白イタチノロイを倒すべく冒険を繰り広げる、と言う物です。

良い点で書いた通り、作画、登場人…動物、作劇とも、高レベルでまとまっており、この種の「冒険アニメ」としては、間違いなく一つの完成形と言って良く、「最高」の評価に値する作品と言って良いでしょう。

最期に、本作のような作品というか番組が何時の間にかTVのプライムタイムから無くなってしまった今日の我が国は、何処か「大切な物」を失念してしまっている、と感じるのは、酔っ払いの繰り言でしょうか。

[推薦数:1] 2012/03/21 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:18(45%) 普通:6(15%) 悪い:16(40%)] / プロバイダ: 37468 ホスト:37711 ブラウザ: 8946
私的、アニメ界悪役ナンバー1はノロイである
狂気とはまた違う、冷静でありながら見え隠れする凶暴さは、静かな恐怖を覚えた

ノロイ妖怪になりかかってるだろ。ピカー光るし、催眠術使うし。で、最終回ではとうとう怪獣になる
ガオー、言うてるしw

各鼠達のキャラクター付けが素晴らしい
イカサマやシジン等は勿論だが
役に立たなそうで、微妙に役に立つボーボや泣き虫ながら勇気をみせる忠太などが、いい味を出している
個人的にはヨイショとガクシャのコンビが大好き
ガクシャがヨイショをたしなめるところとか、幼なじみという設定とかたまらない

ストーリーもよく考えられている
1話からすでに、終盤の伏線が張ってあったのは驚愕した
中盤に出て来たツブリや一郎がその後重要な役目をしたり、とキチンと物語を紡いでいる
特に裏切りの砦の出来は秀逸
助けを求めて砦に帰って来てた太一を、イカサマが泣きながら殴るところは屈指の名場面と考える
ちゃんと死者(死鼠?)が出るのも素晴らしい
人死にましたよー、グロですよー、鬱でーす、といった見え見えの死、でなく
志や葛藤がキチンと描かれているので、それぞれの死が軽くなく、かつ生き残った側が、それを受け止める
長老の葬儀シーン等は彼らの悲しみが伝わって来た

勿論演出も文句無い
絵、が状況の説明だけでなくキチンとキャラクターの心境を表している
一例を挙げると、ガンバが船の上から海の夜明けを見るシーンや火口に落ちて行く米、決戦後の朝日と、それを遮る白い光
上げるとキリがない

動画も冷静に見ると、さして枚数を使っている訳ではないのだが
演出が上手いせいか、非常によく動いているように見える
この、見えるというのが重要で、実際の作画枚数は必要でないのだろう。今の演出家は見習うべし

原作はこれよりいい、との意見も聞く。これよりいいのかよ!すげー

評価は、とても良いで

2012/02/16 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1(100%) 普通:0(0%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 12978 ホスト:13005 ブラウザ: 12070
ノロイはもちろん怖いのですが、私が印象的だったのは人間の怖さです。最初から最後まで「リアルなネズミ視点」を追及している作品のため、人間が大きすぎて表情が見えない。ただ大きな黒いものがこちらに向かってのしのしと近づいてくるのは、小説では難しい、実写ではできない、アニメーションならではの恐怖感です。

同じく、「リアルなネズミ目線」を追及すれば、逆にアニメであまり描かれないものも描かれます。ネズミにはとても重いであろう石や木を運んだり、全速力で敵から逃げたり、飢えにひたすら耐えたりと、観ている私たちも疑似体験しやすい苦しみ。ノロイたちへの攻撃も、魔法や必殺技ではなく物理的な打撃技であったり、体ごとぶつかっていく玉砕技であったり。そして、勇気の力だとか仲間の友情だとかでうまくいくこともなく、あっさりと死んでいく。現代のアニメを観慣れた子供さんが観たら衝撃ではないでしょうか。私は衝撃でした。
しかし、その報われなさや苦しさこそ、毎週ガンバたちと冒険をする原動力となっていたのだと思います。一緒に頑張っている錯覚に陥り易ければ陥りやすいほど、キャラクターへの愛着も深くなったのかもしれません。私はイカサマと結婚する夢まで見ました。ネズミなのにね。

「萌え」だとか「DVDを売る」だとか、そういうことを重視しない、純粋に入り込めるアニメです。パンツなんていらん面白いアニメを観せろって人はぜひ。現代のアニメ作りでは、こんなまったく媚びない作品は作れないだろうなあ。

[推薦数:1] 2011/11/10 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:650(74%) 普通:161(18%) 悪い:64(7%)] / プロバイダ: 8623 ホスト:8584 ブラウザ: 9929
75年に放映された動物冒険ファンタジーアニメドラマ。東京下町に住むネズミ“ガンバ"は仲間の`ボーボ'とともに海への冒険の旅に出るために港に向かうと、船乗りネズミたちと出会い、勝負を挑む。だがその最中に夢見ヶ島のネズミ`忠太'が傷だらけで転がりこんで来る。忠太は島が白イタチ`ノロイ'によって支配されたために救いを求めてきたのだった。ガンバと勇気ある仲間たち7匹は見ヶ島目指して旅立つ。

本作品は斉藤惇夫氏原作の『冒険者たち ガンバと15ひきの仲間』を元に製作されたアニメ化したものでで、動物を主役とした冒険アニメ活劇として仕上がっています。ネズミが主役というのは近年「とっとこハム太郎」が有名ですが、本作品はねずみを擬人化した冒険アクションものとして作られており、それだけ壮大な世界観を齎した内容である。

主役の“ガンバ"は性格が軽いが熱血で一直線タイプの行動派で、お調子者ですが愛嬌があったから、結構好きなキャラでしたね。`イカサマ'は博打好きのニヒルなタイプで、常にサイコロをもって行動するところが印象的でした。`ヨイショ'は仲間の中ではデカブツで、この手の作品によくいる力自慢タイプで、`ボーボ'・`シジン'はおっとりタイプ。インテリの`ガクシャ'は近視メガネ姿が印象的で、`忠太'はリトルタイプでしたね。原作と違って登場するのはガンバを含め7匹ですが、これはあまりキャラを多くすると収集がつかなくなるからなんでしょうかね。その分個々にキャラの個性が出てましたけど。忠太の姉の`潮路'は目が印象的な健気なメスネズミで、`太一'はダンディーは風来坊って感じでした。他のリスの`クリーク'・ガンバたちに味方するミズナギの`ツブリ'・黒キツネの`ザクリ'も印象に残ってますが、何といっても大イタチの“ノロイ"はガンバたちの最強の敵に相応しい壮絶な相手でしたね。

ストーリーは概ね原作に沿っていますが、原作がガンバと仲間とノロイの戦いが主流であるのに対して、本作品はノロイとの戦いまで、リスの`クリーク'やミズナギの`ツブリ'との出会い・黒キツネの`ザクリ'との死闘等原作にはないいろんな冒険ドラマがオリジナルで描かれてます。おそらくは原作通りではすぐに話が尽きてしまうために、新たに作って付け足したんだと思いますが、その分いろんな動物たちとの出会いやガンバたちの活躍が見れて面白かったですけど。夢見ヶ島に着いてからの“ノロイ"たちイタチ軍団との激闘は壮絶で、ガンバたちがネズミで噛み付きという攻撃しかできないために、それだけハードで迫力あるアクションが催されましたね。(これを一回り大きくしたのが「銀牙 ‐流れ星銀‐」の銀たち犬軍団vs赤カブトの熊軍団である)

本作品は冒険小説を元としたアニメドラマで、内容はストーリー式の展開でしたが、ガンバの感情豊かな表現と単調でギャグっぽい行動が好きでしたし、冒険ものとしても非常によくできていると思いますので、評価は【最高!】です。84年には本作品を編集したものが映画化され上映されました。なお原作はミュージカルものとしても公開されていて、それだけ魅力的な作品だということなんでしょうか。ちなみに原作の『冒険者たち ガンバと15ひきの仲間』の他に続編ものなんでしょうか、『ガンバとカワウソの冒険』というのもあるそうなんで、こちらも本作品に合わせたようなアニメ作品ができればいいんですが。

[推薦数:1] 2010/09/10 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:25(83%) 普通:3(10%) 悪い:2(7%)] / プロバイダ: 15333 ホスト:15371 ブラウザ: 4539
小学生の頃、再放送で本作を観ていました。幼心にED曲が怖いなぁとか感じてました。そして、なんといってもノロイでしょう。奴のインパクトが小学生の自分には強すぎて…。

最近ふとしたきっかけで本作を視聴し直しましたが、やはりすごい作品ですね。一話一話の厚みというか濃さがハンパないです。
前半の苦しみながらもどこか牧歌的な雰囲気の冒険譚から後半いっきに生か死かのノロイ達との死闘へと続く流れは今でも胸踊るものでした。
自分は原作を読んでいないので、七匹であることにも違和感なく入り込めましたし、それぞれがとてもいいキャラクターだなと思いました。
もちろんメイン(ガンバ、ヨイショ、イカサマ)・サブ(ガクシャ、ボーボ、シジン、忠太)はあるかと思いますが(これらはあくまで私見です)、それぞれが個性を発揮し、とても良いチームを形成していたなと。

作品自体の感想としては、うまくネズミというものを表現できているなということです。もちろんネズミが潜水艦で海を渡ったり、馬を乗りこなしたりできるわけないとかそういったことではなく、他の種との関係性としてです。
カラス岳に向かう途中、ガンバは山小屋に立ち寄りますが、この時人間から食べ物をもらうシーンがあります。スプーンにのる食べ物を四つ足で食べるガンバを見た時、「あぁ、やっぱりネズミなんだな」と…。やけにこのシーンは印象的でした。

冒険はつらく、厳しく、苦しいものです。しかし、世界は広いから、まだ見ぬものがたくさんあるから、彼らは冒険を続けるのです。
何年後、何十年後に観てもきっと楽しめる、そんな作品だと思います。

最後に、どうでもいいのですが、ノロイの手って…かわいくないですか?笑

[推薦数:1] 2010/04/17 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1070(79%) 普通:84(6%) 悪い:202(15%)] / プロバイダ: 3263 ホスト:3060 ブラウザ: 5718
はじめはOPのノリの良さに、「面白そう!」と子供心に思っていましたが、内容はかなりハードでしたね。
ガンバたちのところにやってきたチュー太君の切迫した状況と危機感が伝わってくる描写が凄くて「ひょっとしたらこれってかなり暗い内容なのかな・・・。」と子供心に思ったのですがあたりでした、彼の願いは「白イタチの『ノロイ』を倒して欲しい!」ノロイの恐ろしさを知っていたネズミたちは恐れて引いてしまいます、が、ガンバだけは違いました。
ガンバは正義感が強く絶望も希望に変えるほどのバイタリティと根性の持ち主で親友のボーボーもそれに心動かされるほど、他には一度ノロイに敗北して片目を失ったヨイショや博士、詩人そして船で知り合うイカサマの7匹で行動することに、船に乗れなくなったときは自分たちの力と知恵で乗り物を作ってしまうなど、今のアニメにはないアイデアや躍動感がこのアニメにはありました。
一時ガンバたちが仲たがいしてしまい、ガンバとヨイショの2グループに分かれてしまった時は人事とは思えず「何してんだよ・・・。」と不安になったときも。
それでもようやくチュー太君の故郷に来たときには、皆ひどい状況に陥っていました。
ノロイは生態系なんか関係なくねずみを殺していきますそれは「ただ殺戮が好きだから」ノロイにとってねずみは退屈しのぎにしかすぎません、本当に凶悪なヤツです、ねずみの中に弟が病気なのでノロイに仕方なく寝返ってしまったやつがいるのですが、彼もむなしく殺されます、何も知らない弟が「兄ちゃんは?」と聞いたとき泣き出してしまったチュー太君のお姉さんの涙が、ノロイに対する怒りの導火線になったのは見ていた人みんながそうなのではないでしょうか?
そして対決、傷つきながらも「尻尾を立てろ!」を合言葉に皆が団結してノロイに向かっていく姿は、下手なアメリカ映画の安っぽいシーンよりも感動と興奮を覚えました。
それだけに勝利を迎えたときのみんなの笑顔が本当に忘れられません。
他にもガンバとチュー太君のお姉さんの淡い恋や、ガンバとイカサマの掛け合いなんかが大好きでした。
ノロイは性質的にも本当に恐ろしいヤツでしたが見た目がインパクトありすぎましたね、白いというイタチの中では特異な姿の上にあの赤い目!普通の人間の首でも噛み付こうとするんじゃないでしょうか?正にモンスターみたいなヤツでイタチには到底見えません!EDも何かOPとは打って変わって暗い雰囲気だったのが
印象的でした。
動物物の中では本当に「もう再現は出来ない」素晴らしいアニメだと思います。

2009/11/03 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:46(20%) 普通:0(0%) 悪い:186(80%)] / プロバイダ: 29382 ホスト:29418 ブラウザ: 7655(携帯)
自然界の厳しさ、食物連鎖、仲間、困難に立ち向かう…
数々の教訓を含んだアニメ

甘いものを一切排除したこの作風は好みだし、このアニメに学んだことは少なくなかった

ハッチを上回る内容の濃さでガンバ達の冒険自体もワクワクするので楽しめる
名作と言ってやってもいい

2009/05/14 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:182(75%) 普通:35(14%) 悪い:25(10%)] / プロバイダ: 28945 ホスト:29106 ブラウザ: 5409
冴え渡る出崎演出が印象的なアニメです。
序盤こそ仲間と絆を深めながらの愉快な冒険活劇、て感じですが…

やはり、ノロイという「理不尽な暴力」を描ききった所にこの作品のキモはあると思います。
狡猾・凶暴・残酷…ネズミたちとのサイズの差をさっぴいて考えても、人間だって噛み殺しちゃうんじゃないかという迫力がありました。
そして主人公のネズミたちは自然界においては、弱く、捕食されるものである点も強調してありましたね。
何気なく見かける海鳥でさえ彼らにとっては無慈悲な捕食者なわけで、そういった視点で彼らの冒険や戦いがより引き立ったと思います。

それにしてもノロイのネズミたちへの執着は食物連鎖のそれを超えています。常識で考えればありえないことかもしれません。
(そこには彼の過去に何かあったのかもしれないし、彼自身の内面の何かが引き起こした物かもしれませんが、それは作中のノロイから想像するのが多分一番楽しいと思います)
しかし、ガンバたちのキャラクターを最大に引き立てているのは、この「ありえない程の苦境」です。
子供には描写がきつい?いえいえ、だからこそここまでの作品になっているのです。

「人が死ねば感動なんて安っぽい」みたいな記号的な受け取り方ばかりしている人・そんな薄い作りの作品ばかり見てしまっていた人にお薦め

2009/02/23 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:47(98%) 普通:1(2%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 51675 ホスト:51589 ブラウザ: 5291
【総合評価】
いまだにノロイの登場シーンは忘れませんよ。子供ながらに怖かったですもん。
最後のあの歌、今でも歌えます。それぐらい存在感たっぷりのアニメです。

2009/02/16 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:53(72%) 普通:10(14%) 悪い:11(15%)] / プロバイダ: 19847 ホスト:19731 ブラウザ: 7779(携帯)
昔見た覚えがあったのですが今見ると違う感じがして楽しめました。

この物語はやはり終盤のノロイ達との死闘が山場なんですけど、そこに至るまでの冒険は比較的王道というか軽快なテンポで進んで行きます。

しかしながらノロイとの戦いからは正直、小さい子供さんにはキツイですね。

大人の私から見ても、ノロイはすごく怖い。それは威厳のある声や仕草、容姿もさることながら圧倒的な力と冷酷な意志、そして、狡猾な頭脳で非力なガンバたちを追い詰めていくから。 ノロイの策略でネズミ達の結束が乱れ、ガンバたち仲間が窮地に陥る様は、見ていて辛いものがありました。

この物語が、桃太郎みたいに鬼を退治してメデタシメデタシというようにしないのは、戦いの華々しい面だけ見せるのではなく、それによって傷つき倒れる者や、辛い状況に追い込まれる理不尽さを、特に子供たちに見せたかったのかも知れませんね。

先ほど子供にはキツイと書きましたが、キツイからこそ仲間と力を合わせ、知恵を出し合い、困難を乗り越えることが大切なのであり、それがこのアニメを見ている人達へのメッセージであると感じました。

最後に・・この作品で少し残念なのはノロイ側の描写がほとんどないこと。特に島を脱出しようとするネズミ達を危険を承知で執拗に追撃したのは何故なのか?
ノロイほどの冷静さならば激情に駆られたとは考えにくく、島から追い払った時点でノロイ側の勝利だと判断して良さそうなものです。
やはり個人的に何か恨みでもあったのか・・と感じています。

2009/02/13 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:986(35%) 普通:1119(40%) 悪い:697(25%)] / プロバイダ: 35445 ホスト:35483 ブラウザ: 11117
ふむふむ、児童文学を元にしたアニメでしたな。お話の筋は、街で暮らすネズミのガンバが、海を見るために友人のボーボと訪れた港で出会った島ネズミ・忠太に「仲間を助ける為、一緒に白イタチのノロイと戦ってほしい」と頼まれ、船乗りネズミのヨイショ達と共に冒険の旅に出ると言うものでしたが・・・。

島にたどり着くまでは比較的牧歌的な冒険でしたな。まあ、クジラに遭遇したり海鳥に襲われたり色々大変な目に遭ったりもしていますが、それも島にたどり着いてから白イタチ・ノロイと対決してからの展開に比べれば微笑ましいものです。
ガンバ達が力を合わせて潜水艦を作ったりして、みていて楽しいですなあ。

で、島に上陸し、強大な力を持つイタチ達との戦いではネズミたちの間に犠牲者が続出。凄惨の一言に尽きます。

ノロイを怖れて高倉に逃げ込み、食料が豊富に備蓄されているのをいいことにずっと外に出ようとせずブクブク太ってしまったネズミの集団がいたりした辺りは妙に生々しいですなあ。ガンバたちの様に勇気を出して強大な敵と戦おうとする者ばかりじゃないですよねえ実際問題として。
それでも、ガンバ達の決して諦めず戦う姿を見て、そうしたネズミの中にも一郎の様に勇気を出して戦う者も出てくると。

それにしても・・・白イタチ・ノロイは実に強大な敵でしたなあ。一匹一匹がネズミより遥かに強いイタチの中でも最大の体躯を誇り、尚且つ恐るべき狡猾さ。

島ネズミの一人・太一の弟を人質に取り、彼にガンバ達が島ネズミと協力して作った砦の食料をダメにさせ、ネズミ達が砦から出ざるを得ないように仕向ける、食料でネズミたちをつり、代表者を無事に帰してネズミ同士の結束を乱し、最終的には全員おびき寄せようとするなど実にえげつない。

その上、ガンバ達の命懸けの作戦によって渦潮に飲まれ最期を遂げたかと思ったら・・・・何と言うしつこさ、何と言う執念か。
悪の帝王と言う表現がノロイにはぴったりきますなあ。

アニメ史上屈指の名悪役ですなノロイは。大塚周夫さんの演技も実に素晴らしかった。

おっと、無論野沢雅子さん、内海賢二さん、富山敬さんといった主役陣の熱演もドラマを盛り上げてくれました十分すぎるほど。

ガンバは間違いなく野沢さんの代表作の一つでしょうね実際問題として。

2009/02/03 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:70(66%) 普通:17(16%) 悪い:19(18%)] / プロバイダ: 2442 ホスト:2328 ブラウザ: 4926
【良い点】ちょっと観ただけですぐに夢中になれました。

【悪い点】リアルタイムで観られなかった事です。生まれてなかったからしょうがないですけど。

【総合評価】再放送で全部は観ていませんが、良い作品なのは間違いないですね。冒険ものとしては秀作です。

2008/09/14 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:394(78%) 普通:63(13%) 悪い:45(9%)] / プロバイダ: 29382 ホスト:29414 ブラウザ: 7783(携帯)
俺の知ってる動物アニメではかなり好きな作品ですね。
よく再放送で見てました。

主人公ガンバ、そして仲間のネズミのイカサマやガクシャ等個性的な仲間達の友情はよかったです。

終盤のイタチ達との戦いやあの凄い恐怖感を覚えたノロイの存在は前半の展開とは違いとてもシリアスでしたね。

評価は良いで。

2007/10/13 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:439(68%) 普通:0(0%) 悪い:211(32%)] / プロバイダ: 1407 ホスト:1250 ブラウザ: 5598
原作小説は未読で、幼い頃どこかの局で再放送(?)されていたのを視聴しました。
幼い頃観ていたので、ストーリー展開や、登場キャラクターの詳細はあまり覚えていないのですが、非常にドラマ性を持った作品だと当時でも感じることができました。

個性的な仲間たちが、力を合わせて冒険を繰り広げる展開で、要所で仲間同士の絆の強さが感じられ、その点は好印象でした。
しかし、結構観ててキツい描写があったことが大きなマイナスだと思います。
テーマ性は十分ですが、観ていて怖かったです。
まあ、自然及び生きることの厳しさを感じるのには十分でしたが・・・。
それと、動物が主要キャラクターのようですが、あまりかわいらしさが感じられなかったことが残念です。
キャラそれぞれの性格は、個性的で楽しめただけに、残念な要素です。
もう少し動物キャラにかわいらしさがあれば、親しみやすくていいと思うのですが・・・。

観ていて結構キツい描写があり、また、あまり登場キャラクターがかわいらしくなく、親しみを持つことができなかったことが残念です。
テーマ性及びリアリティーは十分でしたが、子供向けの作品にしては、観ていて少々キツかったかなと思います。
しかし、仲間同士の絆の描写が丁寧な点と、熱いストーリー展開から上質のドラマ性が感じられた点は好印象です。
それらの要素をプラス要因として、評価は1つ上げて、「とても悪い」にします。

2007/06/05 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:52(72%) 普通:12(17%) 悪い:8(11%)] / プロバイダ: 37108 ホスト:37160 ブラウザ: 5234
【原作とは別物〜】

面白かった。アニメ見て原作読もうと本を手に取ったら・・・
リアルなネズミの絵がw

アニメも原作も両方面白いです。

明るいOP歌も好きですが、メロディは長調なのに微妙に暗いED歌も好き。

2006/09/11 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:79(56%) 普通:22(16%) 悪い:39(28%)] / プロバイダ: 20228 ホスト:20345 ブラウザ: 4696
このアニメの後半はトラウマ製造アニメと言っても過言ではないほど怖かったです。
特に白イタチのノロイは恐怖の存在としてこびり付いています。

ノロイは人間からの視点では小さくてむしろ可愛がられそうな姿をしていると思いますが、
ネズミからの視点では巨大でとても倒せる相手ではありません。(立ち向かうという気にはまずならない)

ガンバ達は全アニメの中で最も勇気のあるキャラクターだと思います。

[推薦数:1] 2006/07/23 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1410(84%) 普通:138(8%) 悪い:122(7%)] / プロバイダ: 7289 ホスト:7325 ブラウザ: 5234
出崎の最高傑作。
古いが、アニマはよくこんな良作をチョイスした。
OP ・ テンポ ・キャラの細やかな心情 ・ユーモア ・ 涙…全て見事に作品中で融合しとるね。
昔のアニメだけど、画面構成は贅沢級のレベルよ。特に、 「 人間 」 を鼠視点から憎いほど巨人のように見せてる。
残酷なのは白いザクレロの所業だけじゃない。
パニクるとノロイそっちのけで一方的にガンバ達7人…7匹を糾弾し、ニワカ結束が露呈してしまうなど、「 リヴァイアス 」 級の内憂外患の連続。
けっして美しい情景だけではないのよさ。
弟を助ける為に仲間を裏切った話で、イカサマが一度裏切った鼠の弟に言った台詞はカッコ良過ぎだぜ (T_T)

少ない注文があるとすれば、ガンバとシオジ姉ちゃんの関係をもう少し描写して欲しかった。
そうすれば、ラストのガンバが涙した気持ちに、よりシンクロできるんだけど。

2006/06/16 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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原作を先に読むかどうかで、このアニメの評価は大きく変わると思う。

私は、原作が先だった上、当時は「原作とアニメは別物」ということを知らず、初めて放送局に文句のはがきを出した作品として記憶にある。

何よりも、原作でタイトルになっている「15匹の仲間」の部分が変わっていたことがショックだった。
あと、妙に擬人化されたねずみにもちょっとひいた。

だが、改めて思うとかなりよい作品だったと思う。特にノロイの演技は最高。

2006/02/17 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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好きでしたね。子供の頃、観てました。
ガンバ達の冒険にわくわくどきどきしたのを覚えています。
子供心に、ノロイがとても怖かった。
原作は確か小説なんですよねこれ。いつか買って読んでみたいと思う。

[推薦数:1] 2005/12/04 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:99(99%) 普通:1(1%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 2125 ホスト:2249 ブラウザ: 6251
凶暴な白イタチ「ノロイ」とその手下に襲われている、島に住むネズミを救おうと立ち上がる、町ネズ
ミ「ガンバ」と愉快な仲間たちの冒険談。TVシリーズで好評を得て、後に劇場版も製作。本稿で述べる
のはTV版(正式タイトルは「ガンバ-冒険者たち-」だったと思う)。なお、原作は児童文学の名作。

「シッポを立てろ!!」という合言葉がこれほど印象的な作品も珍しいと思う。仲間の結束を確かめると
き、みんなの勇気を奮い立たせるとき、ガンバや他のキャラクターは必ずこの合言葉をかける。そこに
はそれ以上の台詞や解説めいた描写は不要で、視聴者はネズミ達がシッポを立てるのを見るだけで、彼
らが何を思っているかを感じ取ることができる。この爽快さが本作の持ち味。
本作は勧善懲悪の物語である以上に、純粋な意味での冒険談でもある。島から来た子ネズミの導きで、
ガンバ達が初めて町を出て、山を越え川を下り、ついに海に出て島に渡るまでの道程はまさに大冒険で
あり、町ネズミが随所で味わう新鮮な驚き、困難を乗り越える勇気と知恵は、常に明るい積極性に満ち
ている。そこにあふれる「わくわく」をどこまで素直に受け止めることができるか、視聴者の健全な感
性が求められている。それを備えた視聴者(つまり当時のごく普通の子供達)には、本作は文字通り自分
達の物語として熱い共感を得た。こうした旅の描写は出崎演出ならではの語り口で、本作の大きな魅力
になっている。
徹底した悪役として描かれるノロイ一党は、ただネズミ達を食べるからではなく、無意味に食い殺すか
ら悪なのだ、という描写が終始一貫している点に留意したい。そこに潜む人間社会への鋭い批判は現在
でも新鮮。「オレたちは冬の間の餌なんだ!」という島ネズミの台詞に立ち尽くすのは、ガンバ達より
もむしろ自然の摂理を忘れた視聴者の側なのかもしれない。
理解を超えた凶悪な存在に、ガンバ達は正々堂々と立ち向かうが、そこには膨大な犠牲が伴う。その潔
さと共に悲しみの部分をきちんと描いた点も、本作の魅力。これがあったからこそ、最終回の大団円が
輝きを増す。原作に比べるとやや甘い作りという一面はあるが、放映当時はTVアニメとして十分刺激的
だったことに留意したい。ストレートすぎる勧善懲悪物語は、現在の視点から見ると如何という部分も
存在するが、それを補って余りある骨太の構成とドラマツルギーをまず評価すべきだろう。
当時から演技力抜群の豪華声優陣が文字通りネズミになりきった演技は、TVアニメの歴史上屈指の名演
(今の声優さん達にぜひ聞いていただきたい)。大塚周夫のノロイ役は、他の方のコメントにもあるとお
りの超絶的な上手さで、悪の権化としての存在を際立たせた。出崎演出と堂々と渡りあった、芝山努ら
作画陣の荒々しくも親しみやすい画面とレイアウトは、今でも魅力的。また、山下毅雄のラテンタッチ
の音楽とBGM演奏がすばらしく(ラテン音楽演奏のお手本として立派に通用します。特にあのムード感は
最高!)、作品を大いに盛り上げてくれた。

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「「イタチを悪役にすな!!」と動物保護者からクレームが付くかどうかはともかく、本作は絵柄に似合わずハード...」 by 634


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