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[アニメ]GIANT KILLING


じゃいあんときりんぐ / Giant Killing
注意: これはアニメ版。その他メディアのページ: 漫画:GIANT KILLING
アニメ総合点=平均点x評価数833位/3,702作品中(総合26/偏差値50.74) 832位<= =>834位
アニメ平均点(評価10個以上限)889位/2,044作品中(平均0.96=良い/27評価) 888位<= =>890位
2010年アニメ総合点29位/164作品中 28位<= =>30位


評価ポイント推移(横軸=評価数)
簡単投票
キャラ・設定0.67(良い)6
声優・俳優0.50(良い)6
音楽0.33(普通)6
ストーリー0.17(普通)6
映像0.00(普通)6
熱血50%3人/6人中
格好良い50%3人/6人中
面白い50%3人/6人中
勉強になった33%2人/6人中
友情17%1人/6人中
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簡単投票の分布
利用状況
日本15,3202927
海外1,01800
最近の閲覧数
88111013
作品紹介(あらすじ)

低迷を続ける日本の弱小プロサッカー・クラブETUに一人の男が監督として迎えられた。
男の名は、達海猛(たつみ たけし)。

イングランド5部のアマチュアクラブを、FAカップでベスト32に導き、プレミアリーグのクラブをギリギリまで追い詰めた手腕の人物だ。そんな彼に古巣のクラブが白羽の矢を立てた訳だが、チーム内は開幕前から騒動ばかり、果たしてこの起用は吉と出るか、凶と出るか!?

[キャスト]
達海猛:関智一
椿大介:水島大宙
村越茂幸:置鮎龍太郎
ルイジ吉田:小野大輔
後藤恒生:川島得愛
永田有里:浅野真澄

[スタッフ]
原作:ツジトモ
日本 開始日:2010/04/04(日) 09:25-09:50 NHK BShi TV / 終了日:2010/09/26
[開始日詳細]
NHK BShi:4/4(日) 9:25〜9:50
NHK BS2:4/4(日) 23:00〜23:25
NHK教育:9/25(土) 18:25〜18:50
全26話
公式サイト
1. NHKアニメワールド ジャイアントキリング
オープニング動画 (1個)

My story 〜まだ見ぬ明日へ〜
歌:THE CHERRY COKE$ 詞:KATUO 作曲:HIROMITSU HOSOKAWA 編曲:THE CHERRY COKE$ [ファン登録]
エンディング動画 (1個)

Get tough!
歌:G・P・S 詞:G・P・S 作曲:G・P・S 編曲:G・P・S [ファン登録]
ログイン状態でご利用可能
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(階位と権限/特典の関係の説明)
最終変更日:2011/07/18 / 最終変更者:kunku / その他更新者: S・N / みゆきちいいいいい / 提案者:管理人さん (更新履歴)
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評価限定
全評価好評価悪評価最高とても良い良い普通悪いとても悪い最悪
2012/03/26 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:14(64%) 普通:4(18%) 悪い:4(18%)] / プロバイダ: 7779 ホスト:7795 ブラウザ: 4641
原作の良さがこの作品の良さです。
監督はよるリアルな演出ということで、シューズなどの細かい表現や台詞などで時間をとってしまい、
サッカーを演出する上で一番肝心な躍動感、スピードが殺されてしまっているのが残念です。
NHKで放送というのも弊害になっていたのかもしれません。
ストーリーは秀逸、声はキャラクターにあっていて好感が持てます。
アニメは凡作、これからであれば原作を読むことをお勧めします。

2012/03/14 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:56(51%) 普通:25(23%) 悪い:28(26%)] / プロバイダ: 455 ホスト:397 ブラウザ: 13199
原作未読。

【良い点】
・OP
・主人公が監督
・サポーターやフロントにも焦点を当てている
・精神的な描写が多くていい
・超人的な必殺技に頼らないところ

【悪い点】
勝てないことが続いてサポーターたちと同じく視聴していてイライラする。

【総合評価】
負けが続くのは強い相手に勝つ設定だからなんだけどその勝ち方はトリッキーなものではなく正攻法なんですよね。
凄い技を身に付けて対抗するのではなくチームとしての成長に焦点があたっているので現実的だとは思います。

評価は「とても良い」にしておきます。

2011/12/30 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:9(56%) 普通:1(6%) 悪い:6(38%)] / プロバイダ: 32010 ホスト:32084 ブラウザ: 11093
【良い点】
・組織的な視点から描いたサッカー系アニメ
・達海の洞察力や分析力、チームのまとめ方
・クラブに関わる様々な関係者や立場から見た心理描写
・OP・EDもカッコ良かった

【悪い点】
・テンポが遅いこと(心理描写があるので仕方ないかもしれませんが)
・キャラデザインが雑だったところ(影の部分とか)

【総合評価】
「なるほど」の連続でとても面白かったです。原作も買いました。
是非とも2期の放送もやってほしいです。

2011/09/08 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:122(56%) 普通:13(6%) 悪い:84(38%)] / プロバイダ: 10195 ホスト:10288 ブラウザ: 12011
【良い点】
プロの監督が勝てるチームをどうやって作るかという視点が斬新。
とにかくサッカーに全く興味がなかった私がサッカーを見たいと思った。
サッカースタジアム観戦の雰囲気を描いたOPがすばらしい。あれを見てスタジアムに行きたくなった。
このクラスの予算のアニメとしては、サッカーの動きはよく描けている。キャプテン翼などと見比べると天と地の差。​

【悪い点】
このアニメの面白さは原作の面白さによるところが大きい。そういう意味で原作が「最高」の評価をつけたいが、アニメ自体の評価は「普通」である。「おおきく振りかぶっては」では原作のまんが以上にアニメが面白かったが、本作は原作をトーンダウンしてると思う。監督の力量が足りないと思う。まずテンポが悪い。そもそもGiant Killingという設定に面白さは全くない。すべてのスポーツマンガ、格闘漫画は弱者が強者を倒すGiant Killingが中心の軸にある。ものすごい強い主人公弱い相手を倒すストーリーというのは存在しえない。第一話から、そのわかりきったことをのろのろと説明しすぎ。視聴者は見る前からはじめ弱かったチームが、絶対無理だと思われる強者を倒すのをわかっているんだから、さっさと本軸のストーリーに入るべき。

外人監督の外国語でのセリフがド素人外人によるド下手演技で、テンポを全く壊している。音響監督はたぶん英語も仏語も全くできない人なんだろう。外国語さえ話せば、視聴者はリアルに感じて喜ぶとでも思ったのか?セリフが少ないならともかく、ガンバ戦などのダルファー監督と日本代表の監督のセリフは長い長い。話によってはタツミ本人より格段に長く喋ってる。日本の声優の演技は世界に誇る技術を持っており、その中にド素人外人が混じる違和感すらわからなかったのか?外人でも素晴らしいプロの声優がいる(例えばディズニー英語版の千と千尋の神隠しの米国人声優はめちゃくちゃうまい)のに。外人のプロ声優を雇う金がないなら、日本人でいいんだ。原作でも日本語だが、違和感は全くない。この点だけで大きくマイナス点。

テンポの悪い​のが、サポーターのおじさんを描いたストーリー。サポーターの視点を挿入している点は良いが、そこに入った途端、ノロノロと退屈な雰囲気がでてくる。あのへんは、一流の監督ならもっとうまく処理できたはず。

あと残念だったのは、タツミがさんざん「おれが面白くしてやる。おれがサッカー界を変えてやる」というので、いったいどんなアイデアで視聴者を驚かせてくれるのかと期待したが、結局アイデアというのは、ガンバ戦での相手を走らせて疲れさせるとか、相手選手の心理を読んで苦手なとこをつくとか、小ぢんまりとしたものだったこと。まあ、そこがリアルでいいといえばいいんだが、何か、「そういう手があったのか?」というアイデアが欲しかった。「おおきく振りかぶって」では、めちゃくちゃ球速が遅い(110km)がコントロールがすごい(9分割のストライクゾーン)超気弱なピッチャーが、リードがめちゃくちゃうまいキャッチャーと組むとどうなるか、というリアリティラインぎりぎりで少しマニアックな設定が面白いのだが、そういった斬新さというか、サッカー的にマニアックな設定があるとさらによかった。

毎回、20ー30%は前回のシーンを使ってる。そこまで制作が遅れたのか、予算がなかったのか?

【総合評価】

原作の面白さは「最高」。アニメ自体の評価は「普通」である。総合で「とても良い」

2011/06/12 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:28(78%) 普通:3(8%) 悪い:5(14%)] / プロバイダ: 35983 ホスト:35857 ブラウザ: 2057(携帯)
【良い点】
さすがNHKという作り
BGMがとにかくいい
ストーリー
作画
声優

【悪い点】
なし

【総合的評価】
原作も持ってますが、アニメも好きですね。さすがNHKという感じで丁寧に作り込んでいるのがいいです。特に音楽が素晴らしい。オリジナルもなく原作に忠実なのもまたいい。作画も迫力あって楽しめました。ただ連載中なんで中途半端かな?

2011/05/19 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:428(56%) 普通:224(29%) 悪い:111(15%)] / プロバイダ: 13844 ホスト:13768 ブラウザ: 9670
【良い点】

ほぼFC東京がモデル(FC東京は貧乏チームじゃないけど)と言うチームですが、今期2部に降格してるし暗示かな? 今のヴィッセルにも言えるけど停滞したチームを強化するのって難しいんですよね。実際出来たのは岡田、オシム、ストイコビッチ、木村・・・この辺りかな? 鹿島とかガンバとかは元から強いからね。

奇抜な監督ってチーム改革が上手いって話しですが、本作はそんな作品ですね。黒田とかちょっとウザく視えるけど、実は反論するって事は一番マトモって事ですね。腹の中のものを吐きださないとチームとして成り立ちません。

【悪い点】

ガンバモドキ戦が長すぎる。今で言えば鹿島に勝つ様な訳ですが、引っ張り過ぎた感じですね。早く言えば全体的に展開が遅いです。

【総合評価】

軍隊みたいなサポにも笑ったけど、監督やフロント視点の作品は珍しいですね。面白かったです。「良い」。

2011/05/11 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:239(62%) 普通:70(18%) 悪い:75(20%)] / プロバイダ: 46008 ホスト:45870 ブラウザ: 8351
【良い点】
OP。作品にあわせた歌詞、パワプロのOPみたいな映像が良い。

キャスト。達海は関智一さんでピッタリ。外国人選手にはちゃんと外国人CVをアテている。

【悪い点】
特に無し。

【総合評価】
NHKだけあって非常にデキの良い原作付きとしては理想的な作品でした。
是非、二期が見たいです。

2011/04/09 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:614(65%) 普通:133(14%) 悪い:197(21%)] / プロバイダ: 12010 ホスト:12222 ブラウザ: 10777
【良い点】

○作画
これがもうずば抜けて良い。
文句なしのクオリティだと思います。
試合シーンに見事にそれが表れており、食い入るように惹き込まれ、ハラハラさせられ、ワクワクさせられ、見事ゴールを決めた瞬間は高揚してしまいます。

○声優。
水島大宙氏や置鮎龍太郎氏の好演も勿論ですが、なんといっても関智一氏の演技が見事の一言に尽きる。役の根幹をばっちり掴んでいるのが感じられました。

【悪い点】

中盤の停滞。

【総合評価】

素直に面白いと思える良作。
サッカーに興味がない私でも、毎回愉しく見させていただきました。

2011/04/05 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1235(63%) 普通:381(19%) 悪い:338(17%)] / プロバイダ: 9155 ホスト:9085 ブラウザ: 9673
【良い点】
キャラ
声優
話し

【悪い点】
絵柄があまり好きではない
サッカーのアニメは動き面的にイマイチな傾向多いし、これも試合の感覚はイマイチかな・・やっぱサッカーはリアルか漫画でないと試合は楽しみにくいかな・・。

【総合評価】

最後はクラブと地域の密着してる感を出したの良かったです。しかしプロサッカーのマネージャーやから給料は大分あるでしょうけど、カレーあんなに買ったらカナリお金かかるやろな・・。(汗)

[推薦数:1] 2011/04/04 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:395(78%) 普通:109(21%) 悪い:5(1%)] / プロバイダ: 28160 ホスト:28224 ブラウザ: 10806
単純にサッカーアニメだと思うと大間違い。この作品はマネジメント理論に基づく組織運営アニメです。理論的な側面に着目するスポーツものの一つの到達点、チームの勝ち負けを描くのではなく、試合に勝てるチームの作り方を描いた作品。(この作品をキャッチーな絵と設定に変換し、著名人の名前をチラつかせ、アコギな売り方をすれば「もしドラ」になります。そちらはNHK総合が手がけるという所に、NHK教育の矜持を見た)

ダメな組織を立て直すために経営者は何をしなければならないか。透明性のある基準に基づく人材の抜擢、過去の成功体験の否定、トップの方針に従わない者に対する排除と取り込み(一方的な排除では組織は崩壊する)、新しい組織方針の提示・・・早期に成果を出す事を要求する組織内外からの反発を一身に受けながら、決してブレる事無くリーダーシップを取り続けなくてはなりません。
そのリーダーシップがあって初めて、組織は新しい段階へと足を踏み出せる。
サッカーのクラブチームを舞台としたこの作品では、チームだけではなくクラブ全体をいかに勝利できる組織へと変えていくかが描かれていました。

しかし、組織を変えるのは組織を担う人です。指摘されている人も多いですが、精神論のようなものが多い様に見えます。ですがこれは、主人公が監督だという点と切り離せない。
試合になれば、監督は何も出来ません。技術は一朝一夕で身に着くものではなく、またそれは監督が習得させられるものでもありません。才能にいたっては、どうしようもない要素です。
ですがメンタル面は違う。これは適切で的確なコミュニケーションがあれば、誰にでも与えられる(もちろん懇切丁寧に説明するのではなく、作戦とポジションによって監督はそれを伝え、選手はそれを読み取るのですが)。この作品で描かれる精神論は、事故の内部で完結するものではなく、チーム全体のコミュニケーションを通じた外側に開かれた精神論です。
そんなコミュニケーションが可能となるのは、チームに対する全幅の信頼があるから。

しかもその信頼は、過去に対する信頼ではない。主人公が信じるのは、選手の可能性でありチームの可能性であり、クラブの可能性です。監督が提示するのは過去の実績に基づくポジションではなく、本人ですら気付いていない未来の可能性を開花させるためのポジションです。
主人公の作戦は、一見奇策のようなミスマッチが現れる。しかし主人公にとってみれば、それは「出来ると信じるから任せる」のであり勝利のための正攻法でしかない。

そこに選手が気付いた時、個人のポテンシャルは最大限に発揮され、チームの能力は飛躍的に向上する。それは下馬評も点差も監督自身の試合展開予想も跳ね返し、スタジアムには最高にエキサイティングなジャイアントキリングの試合が現れる。

指摘されている人が多いように、試合シーンの絵は再考の余地ありだと思います(独白とクローズアップで試合を進める野球アニメの方式をそのまま持ってくるのではなく、サッカーアニメの描き方を確立するくらいの気概で作るべきだと思う)。
しかし組織運営論・マネジメント論としては、(「こんなに上手く行くかよ」というスれた社会人の実も蓋もない突っ込みを除けば)非常に心揺さぶる展開になっている。

主人公の造形は始め少しとっつき難かったけど、見ている内にどんどんと引き込まれていく作品でした。評価は「とても良い」で。

[推薦数:4] 2011/04/04 悪い(-1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:147(72%) 普通:0(0%) 悪い:56(28%)] / プロバイダ: 29289 ホスト:29451 ブラウザ: 11743
『サッカーは監督でするもの』というのがサッカーの考え方の一つにはあります。
それを地で行く監督で最も有名なのは『ジョゼ・モウリーニョ』かと思いますが、彼を見ているとその考え方がよくわかります。

少年サッカーではなくプロ、Jリーグを扱い、そこでの戦術や戦略によりジャイアントキリングを起こしていく、というのは面白いと思います。
プロの方が戦術等、監督の指示でどうなるこうなるというものに説得力が出ますし、納得できます。
主役である監督の戦術・戦略に比重を置いているため超人的なトンデモサッカーではなく、作中は現実的なリアルサッカー。

これらに対するディテールは良く、サポーターや広報、記者、周辺環境が細かく描かれているのが好印象ですね。
この作品がプロの世界での話だということをより印象付けています。

ただ、他のサッカー作品なんかも往々にしてそうですが、この作品も基本的には試合中ピッチのドコで誰がなにしてるのかわかりにくい。
フォーメーションやポジションのセリフでの説明はあっても、視覚的な理解をするのは難しく、最終ラインくらいしかよくわからないというのが個人的な印象でした。
相手側のフォーメーションとなるとなおのことわからなくなります。

局地的なアップばかりで、全体を見渡すシーンなどほとんどなく、あってもほんのちょっとでよくわかりません。
戦術や戦略で相手を倒していくというせっかくの流れもこれでは台無し、原作を読んで頭の中で動かしている方がわかりやすいかもしれません。

ボールがどうまわってそれに対して選手がどう動いているのか、互いのチームの動きを全体的な絵でしっかりと表現するにはえらく手間もかかるでしょうし難しいのはわかるのですが、
でなければ実際の試合を見た方がいいですし、現実的なサッカーをアニメにした意味がさほどありません。

選手のメンタリティを表現するのも悪くはありませんが、おかげでスローモーションが多くなり、アニメに緩急が感じられません。
“緩"が圧倒的で“急"があまり無く、加えて上記の通り誰がドコにいるのかよくわからないのでテンポが悪い。
1試合に3話も4話も使っているわりに話が前に進まず、正直尺の使い方が下手としか思えません。
見ている方は退屈してしまいがちになってしまいます。

後半は特に選手の心理描写ばかりが目立ち、試合が複数省略される始末。
これでは何が見せたいのかわからなくなってきてしまいます(その前に終わりましたが)。
試合を見せたいのか、作戦を見せたいのか、選手や監督の心理描写を見せたいのか、リアルサッカーの周辺環境を見せたいのか、それともサッカー全体を見せたいのか、メインがどこなのかハッキリしません。

もっとアニメにした意味というか、長所を生かしてほしかったなと思いました、現実的な、リアルサッカーを表現するというならなおのこと。
いろいろとオリジナルで試合に付け加えられる表現はあったでしょう。

着眼点は良いのですが、それを視覚的に表現できていないのではアニメーションの意味がありません。
正直もっと出来ただろうと思えるだけに、もったいないなと感じた作品でした。
[共感]
2011/06/03 素晴らしいレヴュー。本作がつまらなくはないが、見ていて退屈だと感じた理由が分かりました。 by 大重

2011/02/24 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:20(95%) 普通:1(5%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 19992 ホスト:20111 ブラウザ: 17760
【良い点】
キャラクターの心理描写がとても丁寧に描かれている
選手と監督だけでなく
サポーター、広報、GM、取材記者、通訳、代表監督など
サッカーに関わる人たちにそれぞれスポットを当てている
OP、EDの歌が作品の雰囲気にとても合っている

【悪い点】
心理描写に重点を置いているためか
本来一瞬の出来事であることをスローモーションで見せる場面が多く
スピード感にやや欠ける
試合以外の描写も細かく描かれていて
現実に近い場面も多くあり
それを知っていると
「そこまでやるか?」と思ってしまう(笑)

【総合評価】
原作の雰囲気をうまく取り入れて
アニメならではの表現をしていると思います。
これまでのスポーツもののように
超人的な能力や派手な技を期待して見ると
肩すかしを食うかもしれません。
それでもサッカーの魅力は十分伝わるアニメだと思います。
私も最初はタツミの声に違和感があったのですが
飄々としたあのキャラなら関智一さんが合っていると
今は思うようになりました。
選手やサポーターの心理は非常に現実に近いです、こわいくらい(汗)
ただ、CGの使い方と選手の動きのタイミング、
それと選手の走る姿勢(前傾すぎることがある)にやや不満があったので、
続編があれば改善してもらいたいという期待を込めて、
評価はとても良いにします。

2010/12/03 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:226(41%) 普通:144(26%) 悪い:183(33%)] / プロバイダ: 571 ホスト:471 ブラウザ: 4541
普段は飄々としているけと実はキレ者な監督が弱小チームを強くしていくというある種お決まりなパターンですが
一応題材としてファンタジーが極力介在しないサッカー作品はアニメでは珍しいのと舞台はプロというのが今までになかったので新鮮でした。
最初はワンナウツみたくどんな奇抜な作戦が展開されると思ったら意外に正攻法で前半・中盤までは退屈だったんですが
終盤でどうやって勝つのか見えてこない大阪編は面白かったですね。
メンバーの性格や背景も大体把握しましたし次は勝った、負けた敵さん達は一体どんな戦術で来るのかー楽しみー
って感じにハマりかけたところで終わってやがる、二期待ち。

2010/11/11 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:228(59%) 普通:108(28%) 悪い:50(13%)] / プロバイダ: 6381 ホスト:6409 ブラウザ: 12138
【良い点】
1:このタイプの作品の定番である圧倒的な能力又は才能を持つ主人公を置かず、監督の事前の作戦と試合中の戦術により、様々な長所と欠点を有する選手を動かし勝負する、という試合展開。
2:上記に基づいたアクション性よりも戦術的な観点から描かれた試合シーン。
3:いかにもプロスポーツ選手らしい悩みや葛藤を抱えながらプレイするETUを始めとした選手達の人物描写。及びフロント、サポーターなどサッカー関係者の描写。

【悪い点】
1:主人公の監督がやや超然とし過ぎている点。
2:カウンターサッカー=詰まらない、と断じているのはやや短絡的と言わざるを得ません。
3:ラストを大坂戦にし一旦区切りを付ける必要が合ったからでしょうが、終盤の展開がやや冗長であった点。

【総合評価】
ワールドカップに合わせて製作された(であろう)サッカーアニメ。

選手が主人公だった従来のサッカー物に対し、Jリーグの万年お荷物チームETUを率いることになった監督を主人公に、戦術や選手起用、サポーターも含めたクラブ運営と言った視点からサッカーを描いています。
人物描写も選手、指導者、フロントなどが実際に抱きそうなジレンマをリアリティー十分に描いており、ゲーム「サカつく」等が好きな方は楽しめたのではないでしょうか。

評価は「良い」と致します。

2010/11/09 最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:189(71%) 普通:18(7%) 悪い:60(22%)] / プロバイダ: 16185 ホスト:16064 ブラウザ: 10238
【良い点】

・超人キャラがいないのが特長。
・原作に忠実なキャラデザイン。
それ以外ない

【悪い点】
・主人公がふざけてるせいか、好感が持てない結局勝てばなんでも許されるいう点、勝負ごとなんだから、絶対成功するはずのないのにあの態度はないと思う。行き当たりばったり、アニメとはいえ限度を越えている。
・いきなり、2話の段階でスタメンよりも控えの方がスタミナが豊富だという点だけで練習試合で勝利している点、いくらなんでもそれはないと思った。努力の描写無しで格下が格上に勝てるなんて破綻している。
上記のことがあって、基本的には精神論、根性論になってるのはいかがなものか、納得のいく描写が欲しかった。
・超人選手がいないとはいえ、最強チームが大して強そうに見えなく、いきなり引き分けている点どう考えても、ETUは弱小とは思えなく見える。その後連敗地獄に入るとはいえ
・作画で明らかにおかしい描写が頻発する、どう見ても触ってるようには見えないのにボールに触れてるとか(8話のPKシーン)、選手同士が接触してるように見えないのに倒れるとか、大抵のシーンはスローモーションというスピード感のない試合、相手チームの強さの描写が乏しく負けたらああ負けたて感じで凄みが全然ない
・あとカウンターサッカーは詰まらないと頭ごなしに否定している点、いくらなんでもそれはないと思った。詰まらないのはのこの作品自体だと思う。

評価としては上記のことから最悪としか言いようがないです。7段階しかないのが残念ですがたとえ20段階の評価だとしても最低の評価です。このアニメには参りました。超人選手ばかりのサッカーアニメからそれをなくしてもここまで詰まらないアニメにはならないと思いますので

2010/10/31 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:58(83%) 普通:6(9%) 悪い:6(9%)] / プロバイダ: 15708 ホスト:15340 ブラウザ: 4650
正直サッカーの監督なんて、選手交代のタイミングだけ考えて、
あとボオーと見ているだけじゃんと思っていたら、違うんですね。
サッカー監督ってなんか仕込みがすべてなんだな、
細かい心理戦を利用する駆け引きはあくまで試合前とハーフタイム、
なんですね、…当ってます?

やっぱり気になるのは眉毛。
(これの30分前にやっている方はあのあごのラインがどうも気になる)
基本みんな目の吊り上っての逆“八"の字か、少し折れ下がった“へ"の字の眉毛で、
眉毛の角度の上がり具合によって、
そのキャラの性格や今置かれている状況なんかが表れている。
チームの活入れ役、クロちゃん(イトケンさんの濁声シャウト、いいね〜)なんかは、
怒ると眉毛のラインと額の影で下向き矢印“↓"こんな感じに見える。
一方サッカーを楽しんでいるからなのか、名古屋グランパレスの
ぺぺ&ゼウベルト&カルロスのブラジルトリオは意外と眉上がってない。
個人的には、ホームズタツミに何かと翻弄されるワトスン役的な松ちゃんの困った時の“∪∪"な感じの眉毛が僕は好き。

プロサッカー選手って、プロスポーツの中でも、
かなり過酷で残酷な職業はないじゃなかろうか、
(WCの時だけ盛り上がっている)僕が言うまでもなく。
ベテランから新人の入れ替えが激しく、
チームの組織としての新陳代謝が異常に活発、
よほどの才能と実力がない限り、
常に自分の居場所、ポジションをおびやかされる、
世界での競技人口が圧倒的多いスポーツゆえに、競争相手多く、
野球やゴルフ、その他のプロスポーツにくらべても選手寿命が短そうだ。
(名前を覚えたと思ったらもういないんだもんな)

この作品で一つ思ったのは、
タツミ監督の心構えというか、
自分の代わりはいくらでもいる、ゴロゴロいる、って意識するってことは大事なんだ、
ってこと。見方によっちゃドライで無責任な考え方だが。
例えば村越のキャプテン外し。
自分の代わりはいないっていう彼の責任感が結果として、
チームのプレイスタイルを固執してしまい、チームがうまく変わらないでいる。
例えば静かで熾烈なポジション争い。
誰かが怪我したりミスしたりして出場できなくても、常に代わりはいる。
と同時にいつでも誰かが代わりになる機会がある。
だから必死。顔つきが違う、気合の入れ方が違う。
だからみんながみんな逆八の字なんだろうな眉毛が。
で、そこから世良のように、他人にはない自分なりの活かし方を見出そうとする。
同じ立場に立ったことあるがゆえにわかる"代わり"のアドバイス(堺)などあって、
“代わり"の存在の意識が個人と組織の変容をもたらす。

なんだかワザと大雨降らせて地を固める、えげつないやり方をする、
一見ちょっと冷血なイヤな感じのタツミ監督だが、
徐々に見えてくる、彼の底知れぬサッカーへの愛情と選手への信用。
そのくせ、相手側の、監督と選手との信頼を逆利用したり、選手と選手の関係(パスとか)を断ち切ったり、
やっぱいい監督は性格が悪いとダメだな。

最後(あ、BSで視聴済みです)は明らかに漫画に追いつく前にさらっと閉めて、
次を匂わせる作りだが、続きが早くでないか楽しみ。
そうそう、BSでこの番組終わりの後やっていた、
「BS見てない?もったいない!」(この言い回しのヴァリエーションがすごいのだ!)
の山岸舞彩ちゃんの次回予告がないと、
次見たいモチベーションが少し上がらないな、なんだかー。BS版とくらべ、そこ減点。

2010/10/30 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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【良い点】
声優
話し
キャラ
絵柄もまぁ良い

【悪い点】
しいて言えば、顔の影の書き方が少し違和感あるかな。

【総合評価】

個人的にはそこそこ面白いと思います。

2010/10/20 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
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原作未読。

【良い点】
ストーリー展開
主役が監督で選手や運営陣等にも焦点がある
OP&ED
各話の引き

【悪い点】
試合中のスピード感およびカメラワーク
アバンタイトルが長い(後半は短かったが)

【総合評価】
話が純粋に面白かった。
サッカーアニメと言えば今まで学生サッカーが中心で
必殺シュートがあったり派手な演出が多かったりする。
しかし本作ではそういうのが一切無い。
社会人サッカーを取り扱っており、主人公を監督に置き、
選手だけではなく運営陣やサポーターにも
スポットを当てているのが今までにないタイプの作品で斬新だった。

どちらかと言えばリアル志向のサッカーアニメであり、
精神論が多くぱっと見は地味な印象を受けるが
タツミ監督が巧みな戦術を立てて、各選手を適応適所で上手く使って
弱小チームを如何に強くしていくかという展開が熱くさせる。
丁寧に描いているのでサッカーに詳しくなくてもそれなりにわかるようになっている。
選手も最初は地味な印象しかなかった(目立ってたのはジーノぐらいか)
しかし戦術に合わせて次々といろんな選手にスポットが当たっていく過程で
ドンドン個性がわかってきてキャラが立ってくる。
試行錯誤しながら成長するにつれて愛着も湧いてくる(セラがイイw)

しかしながらその弊害とも言うべきか、試合中のテンポが悪い。
とにかく精神論の描写が多いのでスピード感が損なわれている。
作風的にもそこはあまり重視してないと思われるがそれでも
もうちょいその辺にメリハリを付けてスピード感があれば良かったかなと。

そして一番気になったのがカメラワーク。
各キャラに焦点が当たり過ぎてて各選手の位置を把握するための俯瞰図が少ない。
それでも展開は楽しめるのだが戦術や試合の流れ(人の動き、ボールの流れ)を把握して
より楽しむにはもうちょっと全体図が欲しかったかなと。
(サッカーやってる人は特にこれは思う気がする)

OP&EDは良かったです。作風にぴったりだった。
そして各話の引き方がとても上手かった。
次が気になるところで毎回切られてやられた感じがしたw

また、サポーターのやり取りもなかなか面白かったですw
いろんな人が好き勝手言いながらもチームを思う気持ちは同じなんだなあとw

そして最終話ではちょっと意表を突かれたカレーパーティ。
最初はなんでここで?という感じだったが思いのほか良かったです。
いろんな人の支えによりチームを勝利へと導く。
話的には中途半端なところで終わってしまったが落とし所としては良かったのではないかと。

ということで総括すると
試合中のテンポとカメラワークが非常に悪い点として気になったのだが
話が純粋に面白くのめり込んで行った。
今までにないタイプのサッカーアニメでとても面白かったです。
評価は「とても良い」で。悪い点が改善されてたら最高までいってたかも。

[推薦数:2] 2010/09/28 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:141(83%) 普通:9(5%) 悪い:19(11%)] / プロバイダ: 44757 ホスト:44689 ブラウザ: 6300
この作品の良いところはサッカーを単なるスポーツではなく文化として捕らえているところです。

【サッカーアニメの面白さとは?】
2010ワールドカップでは高倍率・超高速度カメラ、ロー・ハイアングル、ラジコンカメラ、
それらがいままでに見たことが無い、まるで映画を見るような映像世界を見せてくれました。
この映像は衝撃でした。この2010ワールドカップの映像は映画マトリックスを超えてます(^^;)。
まぁ、世界中のカメラがあらゆるアングルで撮ってますからね。アニメも負けられないですね。

「GIANT KILLING」は放送当初はあまり興味がなく見ていなかったのですが、2010ワールドカップで
盛り上がった勢いのまま、タイミングよくBS-hiで週末に第1話から15話まで一挙再放送されたのを
一気に見ることができました。以後は週一で全話視聴しました。

残念〜、「GIANT KILLING」を先に見ていたら、2010ワールドカップはもっと楽しめたのに(笑)。

以前にMAG・ネットの「サッカーマンガ2010」でも「GIANT KILLING」の原作とアニメが紹介され
見ていたのですが、そのときは日本サッカーチームは負け続け、2010ワールドカップへの期待も
駄々下がり状態(笑)。そんなこんなで興味を持ってちゃんと見ていなかったのです。(^^;)。
興味がなくただ眺めていたのでは全く頭の中には入らない。今回見直して発見が沢山ありました。
まさか選手それぞれのシューズが違うとは・・・設定が細かすぎてよく見ていないと気が付かない。
選手の顔が見えないカットでもシューズだけでわかっちゃうんですよ。

さらに、今回の2010ワールドカップでも強烈に感じたのですが、個人技や個人の力量以上に
チーム全体としての統一した意思、総合力が大切なのだな〜ということです。
ひとつひとつの細胞が活性化しているだけじゃだめで、監督の戦術(意志)が浸透し統合され
はじめてひとつの生き物=チームとしてパワーを発揮できるのだな〜、と思いました。

そのワールドカップを踏まえてから実際に「GIANT KILLING」を見ると、これが実に面白いのです。
なにが面白いのかというか、いままでサッカー作品といえば選手視点で描いた作品しかみたことが
なかったのですが、しかしフットボールは1人で出来るものではない。監督という頭脳(戦略)、責任、
意志によって11人をひとつのチームとして機能させることがもっとも大切なのだと思いました。

余談ですが、クレヨンしんちゃんのワールドカップ特番の「サッカー太郎の鬼退治だゾ」では
奇しくもサッカー仙人(中沢選手)が登場し「サッカーとは11人でするものじゃよ」という台詞の
ギャグオチがあるのですが、この台詞は現実のサッカーではもっと深い意味があるのですよね。

【チーム「組織」が機能するコミュニケーション】
スポーツをやったことがある人はわかると思うのですが、反復練習・訓練を重ねれば体は無意識に
最適に動かすことができるようになります。プロ選手ならばなおのこと。
しかし、選手個々が優秀でも反射・感覚的に動くだけでは勝てないのが組織でプレイするスポーツ。

チーム全体を動かすのは理論=統一した意志であり、支えるのは個人個人の心のモチベーション。
選手の精神状態をコントロールする説得力のある言葉、伝え方、つまりはコミュニケーションです。
この作品では監督がよく「人間観察」と言いますが、まさにそれ。選手それぞれの個性に合わせて
接し方や言葉のかけ方が変わります。
人間って、たった一言で変わる。最終的には人間を動かすのは理論じゃなくて感情(心)なんです。
理論で納得はできても、いざというとき体を動かすのは精神・心の働きによるものが大きいのです。
夏木という選手はこの部分が一番顕著にあらわれる選手として描かれていたと思います。
この作品をみて改めてスポーツにおける意思疎通・コミュニケーションの大切さ、「心の在り方」
の難しさ感じました。いわゆる「組織力」の基盤になる部分です。

そして、選手が変わった・うまくなったつもりになる心の隙、進歩や進化を阻む心の弱さ、
これらを見抜き、選手自らが自分で気付き「自覚」するように環境や状況を変える監督の配慮、
先を見越した計画、監督は人間関係すべての重みも背負い込む、そのために監督がいる。

選手が迷いなく走れるために・・・。

第25話の世良のシュートはまさにその結実だと思います。
「しぶとくあきらめないやつの前にボールは来る」、日々の努力と研鑽はそのための準備なのです。
「積み重ねた努力が才能を凌駕する」それは努力した人間がもつ心の強さ=自信だと思います。
選手が自覚し手応えを実感するまで我慢し能力を引き出したのは監督の力量によるものです。
選手個々の能力がいきなりレベルアップするわけがない。まずチームが戦う「姿勢」を持つことです。

チームが変わる、強くなるとはこういうことではないでしょうか。

勿論、試合内容と結果というものは常にあるのですが、いままでのサッカーアニメと違って
ゴール(勝利)=そこに至る過程・意味というものが非常に大切に描かれています。
つまり、この作品は「チームとして機能する」とはどういうことなのかをちゃんと描いています。

【サポーター、ファンの姿】
第22話ではサポーターが応援するのは選手個人じゃなく「チーム」であることが示されました。
チームを支えるための選手以外の組織=チーム=サポーターです。サポーターにおいても組織とは
なんなのか、サポーターが支えるのはチーム全体なんだということが見えてきました。
この作品では新旧サポーターの質の違いというものが明確に示されています。
どちらが正しいというわけでもないんですよね。それぞれが違った考え方、ポリシーでチームを
支える姿を見せることにより、ファンとはなんなのか?、サポーターとはなんなのか?を
この作品を見る人に考えてもらいたいんじゃないでしょうか。

【試合の表現】
このアニメ作品ではサッカーボールがマンガでよくある楕円に変形するような表現はありません。
2010ワールドカップでの高速度カメラで見たことがある人ならすぐにわかりますが、現実には
サッカーボールが極端に変形したまま軌道を描き続けることはありません。
このアニメでもボールはほとんど変形せず球状で、しかもボールが転がるパターンも方向と回転に
応じてコンピュータグラフィックでリアルにシミュレートされた表現になっています。
応援スタンドのモブシーンもコンピュータで描かれジャガイモじゃなくなりました。
CGの導入はこういうシーンで威力を発揮しますね。

選手のドリブルやシュートやキックのシーンの動きもいままでのアニメ・マンガ的な表現を廃して
より現実的な動きを取り入れています。アニメ独特の派手さ格好よさがないので見ていて地味です。
しかし、現実のリアルな動きからフィードバックすればこういう表現になるのは当然です。
最初のころは、選手の動きがぎこちなく違和感を感じましたが、それは視聴者もいままでの
アニメ的「ウソ」表現にすっかり慣らされてしまっていて、改めて突きつけられる正しい表現に
戸惑ってしまっていたのです。これは製作現場でも戸惑いがあったのではないでしょうか。
最初のころは走るシーンでもぎこちなさがありましたが、10話も過ぎるころになるとこなれた表現に
なってきたように思います。リアルでありながらアニメとして魅力ある表現が開発されたのでしょう。
新しい表現を確立するまでには大変な苦労と試行錯誤の時間が必要なのだと思います。

このアニメはリアルでありながらフィクション、フィクションでありながらリアルなんです。

そして最大の特徴は、よくある解説者(神の声)が試合の全てを説明することが一切ありません。

その代わりこの作品では試合前の練習や監督の戦術と選手の心理や動きがしっかり描かれています。
つまり、解説者という第三者のいい加減な都合の良い説明なんてのはいらないのです。
しかし、そのためこのアニメでは「状況や結果がすぐにわからない」ことになり、非常にじれったく
感じられます。しかし、それは「実際に試合会場で見る感覚」に近い感覚かもしれません。
視聴者にリアルタイムに試合進行から戦略や戦術を予想しながら見る楽しみを残しているのです。

【サッカー文化「クラブ」】
この作品は単なる選手個人のサクセスストーリーではないところが新鮮で魅力的です。
監督、コーチ陣、フロント、広報、ファン・サポーター、選手、フリーの記者、カメラマン、
子どもたち、地域コミュニティ、そういったサッカーを取り巻く全体が俯瞰的に描かれています。
サッカーという世界を通したコミュニケーションです。

なにか、サッカーのみならず日本のスポーツ環境をとりまく問題を提起しているようなんですよね。
サッカーというスポーツ文化の土壌、それがないと本当にサッカーは強くならないと思うのです。
誇りを持てる文化、受け継がれる魂のよりどころ、とでも言えばいいでしょうか。
育てるというのは非常に時間と手間のかかるものです。長いスパンで計画を立て考えること。
目先の勝った負けたという近視眼的な結果や周りの声に振り回されてはいけない。
監督という人種の仕事とはどういうものなのか、指導するということはどういうことなのか、
指導者として負うべき責任、責務、闘うフィールドとはなんなのか?。
この作品を見ていると、監督の仕事というのは「ライフワークなのだ」と思いました。

この作品では、ただ「勝った・負けた」だけじゃなくサッカーというスポーツ文化をしっかり
地域に根ざしたものとして考えよう、支えていこう、文化にしよう意図がみえてくるのです。
なのである意味、最終回(第26話)のお話は必然でありこの作品で一番大切なことだと思います。

サッカー「クラブ」という考え方はまだまだ日本では普及・発展途上なのかもしれません。
オリンピックやワールドカップなど大きな国際大会だけ見て勝った負けた言ってるようじゃ
まだまだですよね(^^;)。

【まとめると・・・】
面白いサッカーとはなんなのか、サッカーがスポーツとして楽しいのはどういう瞬間なのか。
この作品は視聴者が想像しているより「すっげーこと」を見せてくれるから面白いのだと思います。
この作品を見ているとフットボールというスポーツ文化への愛情がひしひしと感じられます。
・・・まぁ、大げさですけどサッカーって人生ですね〜。

強いて欠点を挙げるなら、週一の放映で見ると展開が遅いため話が途切れてイライラすると思います。
できればまとまったエピソードや試合はまとめて鑑賞するほうが楽しめると思います。

オープニング曲「My story 〜まだ見ぬ明日へ〜」や劇中の音楽もすごく良かった。
選手の出身国に合わせた台詞や音響、音楽にもいままでにない工夫がされています。
実際のサッカーの試合中に音楽なんて流れないですよね。この作品のBGMは試合のリズムや
心理描写を表現するために有効に使われています。

ということで限りなく最高に近い「とても良い」と思う感想&評価です。
文章が長くなりましたが、これからこの作品を見る人の参考になれば幸いです。
ぜひとも続編の制作・放映を希望します。よれよれのサファリジャケット、流行るぜ(笑)。

2010/09/26 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:415(64%) 普通:131(20%) 悪い:98(15%)] / プロバイダ: 23098 ホスト:22981 ブラウザ: 8730
新監督(主人公)を新たに迎えた弱小クラブETUが,生まれ変わっていくというストーリーでした.

この監督は,
・サッカーを楽しんだチームが勝つ
・選手,スタッフ,サポーターが一体となった理想のクラブ
というところを目指していたと思います.

アニメもその如くに,選手,スタッフ,サポーター,そしてスポーツライターまでを丁寧に描写していました.

「サッカーってすばらしいなぁ」とそんな風に思えるアニメでした.

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「【良い点】ストーリーがおもしろい作品中の雰囲気監督が主人公という斬新なところサポーターやフロントなど...」 by skyscraper


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