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[アニメ]ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:破


えばんげりおん しんげきじょうばん は / EVANGELION:2.0 YOU CAN (NOT) ADVANCE
注意: これはアニメ版。その他メディアのページ: アニメ:新世紀エヴァンゲリオン
関連作品
アニメ総合点=平均点x評価数105位/3,702作品中(総合162/偏差値69.72) 104位<= =>106位
アニメ平均点(評価10個以上限)227位/2,044作品中(平均1.76=とても良い/92評価) 226位<= =>228位
2009年アニメ総合点2位/180作品中 1位<= =>3位


評価ポイント推移(横軸=評価数)
簡単投票
映像2.58(最高)19
声優・俳優2.21(とても良い)19
音楽1.95(とても良い)19
キャラ・設定1.74(とても良い)19
ストーリー1.74(とても良い)19
感動68%13人/19人中
びっくり63%12人/19人中
格好良い58%11人/19人中
面白い53%10人/19人中
美しい47%9人/19人中
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簡単投票の分布
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日本74,1779692
海外2,56000
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18865919
作品紹介(あらすじ)

「真の姿が現れる、新EVA伝説2ステージ」
新たな未来を新たなビジョンで語る、映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』全4部作(公開は全3回を予定)。
2007年9月に公開された第1部「序」は、大きな拍手をもって迎え入れられた。
リビルド(再構築)という手法で大きくスケールアップされた映像は、観客の心を大きく揺り動かしたのである。
その感動をふまえ、次のステップを目ざして第2部「破」が始動する。
汎用ヒト型決戦兵器エヴァンゲリオンに乗ることで、自ら戦うことを選んだ碇シンジ。
大きな運命を託された14歳の少年の物語は、ここから未知の領域へ突入する。
綾波レイと人気を二分するヒロイン、アスカがエヴァンゲリオン2号機に乗って参戦。加えて魅惑の新ヒロイン、マリが登場する。
謎の敵性体“使徒"とEVAシリーズの戦いは新エヴァンゲリオン仮設5号機の参加で、さらに激しくエスカレートしていく。
スクリーンに続々と展開する、誰も見たことのないバトルシーン。

エヴァ関連アニメリンク:新世紀エヴァンゲリオン DEATH&REBIRTH新世紀エヴァンゲリオン THE END OF EVANGELION〜Air/まごころを、君に新世紀エヴァンゲリオンヱヴァンゲリヲン 新劇場版:破ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:序
[スタッフ]
原作・脚本・総監督:庵野秀明
監督:摩砂雪,鶴巻和哉
主・キャラクターデザイン:貞本義行
主・メカニックデザイン:山下いくと
作画監督:鈴木俊二,本田 雄,松原秀典,奥田 淳
特技監督:増尾昭一
副監督:中山勝一,小松田大全
色彩設計:菊地和子(Wish)
美術監督:加藤 浩,串田達也(美峰)
日本 公開開始日:2009/06/27(土) 映画
公式サイト
1. ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q 公式サイト
OP/ED以外または不明曲 (3個)

Beautiful World -PLANiTb Acoustica Mix-
歌:宇多田ヒカル [補記] [ファン登録]

今日の日はさようなら今日の日はさようなら
歌:林原めぐみ
詞:金子詔一
作曲:金子詔一 [ファン登録]

翼をください
歌:林原めぐみ
詞:山上路夫
作曲:村井邦彦 [ファン登録]
プロモーションビデオ (1個)

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 予告編ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 予告編
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最終変更日:2010/08/31 / 最終変更者:ウィングゼロ / その他更新者: 管理人さん / 雪霞 / kunku / 提案者:前田清貴 (更新履歴)
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2009/06/27 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:237(66%) 普通:0(0%) 悪い:123(34%)] / プロバイダ: 53828 ホスト:53744 ブラウザ: 6399
※本レビューはネタばれ情報があります。ネタばれ回避したい人はスルーお願いします。













新世紀エヴァンゲリオンをリメイクし、新しい作品として提供した「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズ2作目の本作。


今回は従来のエヴァとの変更点が前作の序とは比べ物にならないほど増加。新規カット満載のまったく別の作品としての形をついに成してきました。

まず最初は超美麗な映像がやはりポイントのひとつといえましょう。というのもおそらく国内トップクラスレベルのCG技術を駆使し、躍動感あふれるハイスピードな動きを実現。とても素晴らしいものに仕上がっています。映像で文句を言う人は間違いなくいないでしょう。

次にBGMや挿入歌などの音楽面ですが、挿入歌の「翼をください」がとにかくガチ。涙線に来ますww。あと歴代のBGMも健在でこちらも特に文句なし。


さてやはり今回肝のシナリオ面について。(※ネタばれ注意)


今回テレビ版と大きく変わったところ、細かく変わったところ色々ありますけども大きなポイントはこの3つ。


・新キャラクター、マリの存在

・参号機の搭乗者がアスカ

・成長したシンジ

今回は事前情報が序の時の予報しか情報がなかったわけですが、そうした理由が分かるほどの大改編。目新しい使徒が出てきたわけではないけども、上記のポイントの改編がシナリオに大きな変革を与えている。

まず新たなキャラクターである、マリの登場によって弐号機の立ち位置がTV版と大きく変化。ゼルエル戦で弐号機の隠された能力ビーストを駆使してみたりするのだが、あっさりやられてしまったりとまだいまいち謎が多いキャラ。今後の展開次第とも言えるが、破以降の展開に特に大きな影響を及ぼすのは間違いないキャラ。シンジが今回異様にカッコイイ展開になる引き金もマリだろう。
順番が映画進行上と前後してしまうが、今回のバルディエル戦では、参号機にトウジではなくアスカが搭乗することになる。理由はアスカをストーリーに絡めるためということらしいのだが、その後の展開はTV版同様初号機暴走。最後のエントリープラグの場面はみな衝撃を受けると思う。結果として今回はアスカがかなり悲運な役回りになったというわけですね。ただ、予告編を見てみると今後アスカが登場しないなどと言うことはにないみたいだが、実は二人目なんじゃないか?とかそういった憶測などが浮かぶ程度でこちらも今後次第の詳細不明。ただ部屋の小物に惣流って書いてあった気がするからもしかしたら…。ただ、前半のほのぼのパートからのこの展開へのギャップへと繋がるのは衝撃が大きいものをなおさら大きくさせる効果的な見せ方だったと素直に感動。

ただやっぱり、今回最大の見せ場はシンジの成長。成長と言うより男前になったと言うべきかww。初号機を暴走させることなく、ゼルエルから綾波を助け出す最終シーンは感動もの。シンジの口から「来い!」なんていう男前なセリフが出るとは思わなかった。ここから残り二本でシンジの性格事態すら変わってくのじゃなかろうか。

今後どういった展開で進行していくか分からないが。庵野監督の誰もが楽しめるエンターテイメントに向けて着実に進行する物語。おそらくどんでん返しは何回か来ることだろうが、ついに後腐れ無く終わるエヴァが観れるかもしれないという期待は増えゆく。


そんなことから、総合評価は「とても良い」。素直に泣け、期待感が率直に沸く。原作と違うからとか言わずに一度見てみるいい。

2009/06/27 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:290(59%) 普通:150(31%) 悪い:48(10%)] / プロバイダ: 25090 ホスト:25051 ブラウザ: 9573
※ネタばれ注意

【良い点】
・大幅な新作カット
・五号機、新使徒、旧使徒のデザイン
・戦闘シーン
・観客をだますミスリード
・まさかの展開
・エンドロール後の衝撃

【悪い点】
・心情描写が足りない
・マリの扱い
・主題歌がほぼ同じ

すごすぎる。序盤から勢いが止まらない。もうすべてがクライマックス。あっという間に時が過ぎました。
本当は細かく書きたいのですが、まとまりそうもないので大まかに。
まず、新使徒のデザインが素晴らしい。特に、アスカと戦ったやつ。かなり気に入りました。仮設五号機もかっこいい。ゼルエルなどの今までの使徒も良かった。戦闘シーンも相変わらずすごい。
トウジのバスケシーンにミスリードされてしまいました。途中でこれはアスカが・・・と思い始めたところ、案の定でしたね。アスカが今回かなり扱いが変わった分泣けました。
詳しく書き過ぎてますね笑
今回の破は、泣けます。そして、熱い。もう一度みたいと思えるすさまじい出来ですよ。エヴァファンは今すぐ劇場に行くべきですよ。エヴァを見たことのない人にも、このすごさを知ってもらいたい。期待以上の出来です。
しかし、詳しくは書きませんが、悪いというか気になる部分もある。最高に近いですが、評価はとても良いにします。

2009/06/27 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:6(75%) 普通:0(0%) 悪い:2(25%)] / プロバイダ: 403 ホスト:345 ブラウザ: 4186
【良い点】
・音楽
・迫力ある映像(特に使徒との戦闘シーン)
・シンジ、レイ、アスカの成長が分かりやすい
・使徒のデザイン

【悪い点】
・序盤の展開がちょっと駆け足
・脇役の描写が少ない(リツコ、委員長等)
・前半が明るいので後半ツラい
・相原?相田じゃないの?

【総合評価】
TV版、漫画版と全く異なる展開は賛否両論ありそうだが、完全新作と思って観れば問題無く楽しめる。最初から最後まで、スクリーンに釘付けだった。
個人的に、アスカはやっぱり惣流が良かったし、「○○チルドレン」という呼び方が良かった。「○番目の子」とか「えこひいき」「七光り」等は少し違和感があった。

評価は、悪い点も一応挙げたものの、最高!とした(観た当日に評価したというのもあるだろうが)。

2009/06/29 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:260(39%) 普通:180(27%) 悪い:231(34%)] / プロバイダ: 4050 ホスト:3799 ブラウザ: 6399
普通に面白かったです。

序は個人的に100点の出来だったと思いますが今回は80点くらいかな?それでも近年の他のアニメとかに「格の違い」を思わせるようなクオリティーだったと思います。
大分ストーリーが変わることは分かっていましたがこの展開は結構色んな意味で裏切られたと思う人は多いのではないかと思います。

BGMについて、最後の「翼をください」は良かったと思うのですが中盤の童謡(題名忘れました)は少し微妙に感じだ事もあり、最後に翼をくださいが流れた時も少し抵抗を感じてしまいました。
ストーリー自体には文句はありません。今後どう展開するのかとても気になる話だと思います。
今後の展開として個人的には「まごころを君に」をとても評価していますので、ストーリーは変われどあの世界観は壊さない様な話にしていってもらいたいと思います。

2009/06/29 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:70(74%) 普通:10(11%) 悪い:14(15%)] / プロバイダ: 8841 ホスト:8575 ブラウザ: 6342
エヴァンゲリオンのリメイクとも言える「序」から一転、新たなるエンターテイメントとしての形を発掘した「破」。
使徒デザイナーを一新し、より神秘感あふれる使徒が増えた。特に序より破はそれが顕著で、サハクィエル、バルディエル、ゼルエルそのどれもが迫力があり、かつ面白い。「新世紀エヴァンゲリオン」というしがらみから脱却した「ヱヴァンゲリヲン」としての形を生み出した作品だが、その根底にあるメッセージ性は失われておらず、今までのファンもこれからのファンも楽しめるよい作品。

2009/06/29 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:431(69%) 普通:66(11%) 悪い:124(20%)] / プロバイダ: 21846 ホスト:21821 ブラウザ: 2115(携帯)
最初に言うと、私はエヴァのアニメは好きで、後発劇場版はどちらも嫌いです。アニメも好きですが、ラストが完結しきれてないという点ではあまり良いとは言いがたい。これまでのエヴァは作者のエゴに塗り固められていて、ファンでない人にとっては微妙であるに違いない。TV版はともかく、劇場版は特にそう。
それを踏まえた上での新劇場版。前作序はTVでやった内容をハイクオリティ画質でなぞるだけだった。破もその流れを汲むのかと思いきや、まさかの展開の連続。ネタバレしませんが、その新展開、新要素もすべてがうまくはまっている。
正統派ロボットアニメの流れを生かしつつ、骨子はエヴァ。非常によくできていた。というか完全に原作越え。
今回は人物像の改良がうまかった。シンジは少年らしく、原作では天才の毛並みが少女を上回っていたアスカは今作では天才である前に一人の少女であった。
またそれはレイやミサトにも言える。たたじ破でもっとも顕著だったのがアスカだった。アスカの働きは今回最高だった。キャラクターに関しては新キャラもいたが彼女に関してはまだコメントしずらい部分が多い。というのもキーポイントになる部分で登場するのだが、戦闘狂、巨乳、メガネ、外国の機関出身であること以外ほぼ謎。彼女が蛇足であるようには思えないが、まだその立ち位置は判断しかねる。
次は最高峰の作画も絶賛したい。とにかく動きます。またCGがその他の場にうまく溶け込んでいるのも良い。へたに使うと浮いて見えてしまう欠点が克服された。どの戦闘も素晴らしいが私はアスカの空中戦と、エヴァ三機の爆走を推したい。アスカの空中戦はカメラアングルが見事。かっこいいイナズマキック。
爆走はまるでエヴァが陸上競技をするかのような演出。また全開初号機もかっこいい。でも作画は見てみない限りは凄さがわかりませんね。
最後にまとめると本作は最高の出来でした。導入はいきなりだったが盛り上がりが半端ない。今までのエヴァを大きく上回るおもしろさ。本当にアニメ新時代を感じた。
ただ一つ不安がある。
それは破をここまでの作品に仕上げてしまったこと。まだ続編が2つもあって果たしてこれを超えることができるか…否が応にも期待してしまう。
是非ここいらでエヴァという作品を正統派に終結を向かえ欲しい。

2009/07/01 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:327(45%) 普通:169(23%) 悪い:226(31%)] / プロバイダ: 32709 ホスト:32595 ブラウザ: 7569
※ネタバレ注意












エヴァンゲリオン以来―――余りにも風変わりでありながら、一般向けという垣根すらも存在しない程に広く親しまれたその作品は後世のアニメに余りにも高すぎるハードルとして君臨する事となった。

「所詮エヴァのパクリ」「エヴァの影響受けすぎ」「エヴァ程は面白くない」「エヴァは次元が違う」、この様なニュアンスの言葉がファン、アニメ制作スタッフを問わず96年以降何度飛び交ったことだろうか。

しかし―――2009年。

13年もの時を経て、エヴァ越えを果たしたのは「破」を冠したヱヴァであると、EVAを知る人ならば誰でも本作を観てそんな感想は抱くのではないだろうか。それ程までに本作は素晴らしい作品であったと思う。

作画、動画、演出、構成のどれをとっても「序」や無印とは比較にもならない。これ程までに目の離せない、人を惹きつけて離さない2時間を過ごした経験は未だかつて無かっただろう。

「序」の感想では旧作品との技術的な相違点について述べたが、本作は共通点の方が少ない具合なのでその点については割愛。主だった変更点とその感想、考察についてのみ述べる。



・序盤(北極基地周りの話)

前回の「序」においてサキエルが第四使徒となり、ブランクとなっていた第三使徒は鬼頭莫宏デザイン。永久凍土・・・ってことはロシアか?でも何か北極基地とか言ってた様な気がするような場所の下に保管されていたという骨とコアのみな第三使徒と多脚型メダr、もといヱヴァンゲリヲン仮設5号機の戦闘から舞台の幕は開く。CGで動かす事を前提としたあのデザインは正に派手な戦闘シーンの為のもので、トンネル内でさながらレースシーンのように動き回る二体の新規機体の疾走感は「破」を象徴したものであり、掴みとしてバッチリ。そこを抜けた後の止めは仮設故の力不足が否めない五号機をそのパイロットのマリが自爆させるという形で〆られる。

仮設五号機のお披露目は同時に新キャラクターのマリのお披露目も意味する、そう、正直シーンとしてのインパクトよりもこの新キャラクターがどういうキャラなのかという事に意識が先行してしまった為に印象としては戦闘シーンそのもの以上にマリがアグレッシブに戦ったというものが色濃く残っている。第一印象はフリクリっぽいキャラ、第二印象もそう、尺が短いせいもありほぼ戦闘シーンの印象になってしまうのは必然か。とりあえず「破」の出来栄え同様思った以上にマリのキャラは良かった。

加持君とマリのパイプは分かるが、マリが屋上で英語で話す相手は加持君なのかなぁ、上で述べたように人物の背景描写はそう多くなかったのでちょっと分からない点は多い。あとはリツコが電話で話していた相手はマリなのではないだろうか、マキのセリフの端々には技術屋っぽい感じはあるし、マキがリツコを先輩と呼ぶのにも違和感はないと思う、ていうか他に該当するキャラがいないしね(予告で出ていた他のチルドレン達とか位かな)

第三使徒はアケロン(この世とあの世を隔つ川)に封印されていて、そこから出てきたということだが何故そんな所に・・・封印されていたのに何故出てきたか、という謎もあるがあのセカンドインパクトで空いた穴の通り道みたいなのが=アケロンという解釈でいいのだろうか。なんでそこで封印出来て(ネルフ本部に向かうにしても)北極側から出てくるってのも謎だけど、その辺は設定資料集とか待ちかな、どう考えても尺的に描けなかった部分だろう。

ていうかアケロンとかギリシャ神話じゃない、日本の三途の河の概念と似た感じで死者と生者の境ががどーこーという概念であるけど、こういう発想はユダヤ/キリスト教的では全く無いよね。所詮用語の話に過ぎないのでいいけど。

加持さんが北極基地から持ち帰った「ネブカドネザルの鍵」は無印や漫画版の赤子というか化石っぽいアダムとは違って神経みたいな形をしてて、あれっていうのは話を観ていた限りでは「ダミープラグ」の根幹となる物なのではないのかな(北極基地で〜みたいな話はしていたし、辻褄としては出鱈目ではないと思うのだが、今度二度目を観に行く時に確認することにする)


・アスカの話

愛してる、俺アスカと結婚する。

ガギエル(デカイ魚みたいなやつね)は構造上のこともありパス、アスカ来日は全編新規で海ではなく華麗に第三新東京の空から降ってきて、後のイスラフェル(シンメトリカルなアレね)もカットなので初登場のおもちゃの水鳥の様な使徒をイナズマキックで倒して華麗に登場。エヴァに飛行ユニットが付いているのを見てこれは・・・と思ったら落ちるのに使うだけだったという。

バルディエルからの件は無印でアスカがゼルエルにやられた後の廃人までのステップを省略したのかなぁと思っていたのも束の間早々に出てくるゼルエルたん。そしてアスカに泣き言を言わないままにレイの名台詞「私が死んでも・・・」を全否定し2人目を助け出す非常に男気溢れるシンジ君を見る限りでは、もうあの病室でのシーンのカットは間違いなさそう。

しかしここは「破」の中でも随一と言える物凄い魅せ場で、アスカの使い処を入れたかったという発想から従来のファンが何よりも驚くだろうというこの流れを作ったのは脱帽モノ。トウジがバルディエルの時に死なないみたいな印象は前から言われていたような気がするので驚きはしませんでしたが、アスカでそれをやるとは誰も思わなかっただろう・・・。


・リメイクサハクィエル

最早別物、そんな使徒いたなぁと余りデザインが記憶にない使徒なのだが、少なくともあんなに面白い動きと形をしている使徒ではなかった。衛星軌道上から自ら落下してくる使徒ね。これをエヴァ三機で受け止めて、アスカが個人プレーには限界があることを悟る話だが、その描写は矢張り尺が短いので唐突ではあったね。序盤〜中盤の魅せ場の一つで、特に第三新東京の街のシステムを利用した描写(ゼルエルを上に運ぶのとは違うよ)はベストシーンの一つだと思う。本当に見所が次から次から出るのが本作の特徴。

八島作戦が終わったのに零号機のカラーリングがオレンジからブルーに変わらなかったので、ここで(損傷率30パーセントちょいではあったが)変わるかなぁとも思ったがゼルエルまでずっとそのままで通したね。


・シンクロ率の話〜機体全般の話

マリが弐号機に、アスカが参号機に搭乗している(後者は本人が動かすことはないのだが)。従来ではレイが零号機以外に乗れるようなことをほのめかしていた位で、各機体の魂とリンクする必要性から一機体につき一パイロット原則は確かに存在した。本作でも「臨界点突破」「人では無くなってしまう」という様にシンクロ率の設定は消えてはいないようではある。マリとアスカの精神が似ているというか、キャラが被っている所は名前からしてもそういう意味合いはあるのだろうし、もしかしたら大量のレイの時の様にアスカのクローン云々という話も考えられなくはないし、参号機にしてもトウジをカットした以上どうとでも修正出来そうではあるし(そもそも動かしてはいないし)物語の演出上ということで目を瞑ってもいい大事の中の些事の一つかな。
新スーツはとてもけしからんのは良いけど赤に緑があんなに主張していたのはちょっとどうかと思う。

新弐号機は好きになれない、おもちゃが売れないから、という理由での変更らしいが別に角なんていらないしエヴァシリーズの中で弐号機が一番好きな私は悲しいばかりなのだけど・・・あのシンプルでありながらもワンポイントがある感じが良かったのに・・・カラーリングも白を入れたことでフォルムの完成度が下がったように見えるし。逆に参号機何かは良くなった、顔の赤褐色部分が広がって武者だとか鬼だとか、兎に角和風っぽいイメージがのって黒と白のコントラストや比率も良い感じになったと思う。

「序」の時も軽く触れたがエヴァシリーズのボディのフォルムは随分変わって、特に胴体がかなりずんぐりむっくりな感じになった。プラモデルで作っているせいもあるから余計にそう感じるのかもしれないがロボットっぽさは上がった、でもあんなに疾走させたりするのにロボットっぽくしても・・・と思うのだけど商売重視なデザインが先行してる/違ったワンポイントをというのはしようがないか。

弐号機の(他の使徒にもあるのかもしれないが)新能力「モードビースト」。エヴァが搭乗者諸共極限まで凶暴化するバーサーカーモード。暴走一歩手前な感じでかなりアグレッシブに動く。正直これは凄かった以外にはマリの株がガンガン上がっていった位しか言うことが無い。


・他の使徒の話

サンダルフォン(マグマダイバーのやつ)、マトリエル(溶解液垂らす蜘蛛みたいなやつ)、イロウル(ウイルスのやつ)
レリエル(影のやつ)は全部カット。

バルディエル(参号機に取り付くやつ)の侵食型としての扱いが増してて、ゼルエルからちょっと要素を移行した様な感じに見受けられた。普通にバルディエルさんも元々侵食型ですしね、喰われるけど。んでゼルエルが絶対防御型だとかそんな感じの扱いを受けていて件の布状の腕を硬質化させて侵食するという描写に変わって、使途がエヴァを喰うというシーンに。心理的侵食のシーンはバルディエルさんに譲って、捕食吸収による見た目の変質ってのがゼルエルさんの新しい魅力となっている。


・カットされた日常シーンと追加された日常シーン。

キャラクター同士の掛け合いは加持さんとシンジ君の初対面のシーンをはじめとして相変わらずかなり端折られており、無印視聴はほぼ必須と言えるだろう。極力日常を削って新たに挿入されたのは良い方向へと向かう可能性を示唆しつつも、その後一気に堕とすという映画志向の流れは非常に上手くいっていたと思う。あとサービスシーンになると顔が若干崩れるのは何かちょっと恣意的なものを感じる。

海の匂い、生命の匂い、L.C.Lの匂い、母親の匂い、綾波の匂い、のくだりは良かったし、本編への適応度も現状これ以上は無いほどであったと思う。


・挿入歌

これだけは本作の中で唯一どうかと思うわ。


・月関連

六号機に関しては従来と作りが違う位しか今の所言う事はないか。
カヲル君がゲンドウたちを見て「お父さん」発言は「アダム」と「リリン」がどうこうというニュアンスなのではないだろうか。レイの精製とカヲル君の精製方法が一緒だとしたらその元となるアレが云々みたいな話はありえそうではあるが。

セカンドインパクト跡地を見てのゲンドウたちは「原罪」から解き放たつといった具合の話をしていて、これはアダムとイヴが最初に犯したという罪、この罪によって人類は先天的に持つ罪、「原罪」を負ってしまって、その原罪から解き放たれるための新たなるコスモス(秩序)の生成=〜インパクトみたいな感じか。その代償に従来の生き物を全滅させるというやつね。


・マルドゥック計画の話

マルドゥック機関とは別な意味なのだろうか、仮設五号機が無くなって/北極基地の襲撃を受けて頓挫と言っていたし、仮にこのマルドゥック機関をチルドレン養成機関として捉えるならトウジを選出する件の消滅と共に一緒に消しておかなければならなかった設定だったということなのだろうか。


・件のカセットテープの曲番号の謎の話。

「破」では自分が確認した限り26→25→26→27であった。26話は無印の話数で、27は明らかにそれからの脱却、スタッフが言う所の二者択一の分岐で別の道に進んだということを示しているのだろうと思う。





ひとまずこんなもんで、一回目の視聴で気になったことは大体挙げたと思う。

昨日観に行って来たのですが、明日にも二度目を観に行く予定。



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以下二回目を観て来ての感想と考察。


その前に一言。

私は完結作品には然程期待はしていない、この「破」さえあればひとまず個人的には満足で、ヱヴァ三部作を一まとめにして見ているということはしておらず、それぞれ独立した作品として評価している。

さて、一回目で漏らした所(設定面の取りこぼしなど)も新たに発見した所も少なくなかった。別の解釈も出来るようになったしね。

2回目を観た単純な感想としては一回目を観た時よりも時間が早く感じられた、予めどこが盛り上がりどころでどこまでで終わりかを承知しているのでこれはヱヴァに限らず感じることである。その上で本作は非常に魅せ場が多く、飽きさせない作りになっていることを再認識した、本当にこれは何度観てもいい。


・加持君の持って帰ってきたアタッシュケース

「線で作られた人型を模した鍵のような代物」が「ネブカドネザルの鍵」

前回では居酒屋でのミサトさんとの会話から、加持君が北極基地から「ネブカドネザルの鍵」=「ダミーシステム」を持ち帰ったという具合に解釈していたが、加持君は「ゴルゴダベース」から「ダミーシステム」を持ち帰ったと言っていた。

北極基地は「ベタニアベース」であるから、この推察は間違いだったと言えるだろう。つまり完璧に別物。「ベタニアベース」ってのは北米基地のことなのだろうかな。

キリスト教において「ゴルゴダ」はキリストが磔刑に処された場所で謂わば「死」のイメージを持った場所。
対して「ベタニア」はキリストがラザロを復活させる奇跡を起こした場所で謂わば「生」のイメージでこの二つの地域は背反する場所として取り扱っているのではないだろうか。つまり「ダミーシステム」とは逆の効用を持った代物が「ネブカドネザルの鍵」なのではないかと。

そう考えると無印や漫画版でのアダムのイメージとはビジュアル以外は乖離させる意味はないんだよね。

因みに「ネブカドネザル」は古代メソポタミアの4人の王の名前で、4という数字はセカンド=インパクトの時の巨人だとか、次回予告に居た他の4人のチルドレンが連想される。

関連して「マルドゥック」は古代バビロニアで信仰されていた神の名前、これは各ネルフやゼーレがそれぞれ別の「神」のイメージを持っているからこういうネーミングにしているのではとも考えられる。


・匂いについて
屋上でのシーンでマリは「L.C.Lの 香 り がする」と言っている、前回も挙げたように一連の匂いシリーズの一つとしての解釈は間違っていないとは思うが、これだけ表現が少し違ったということをピックアップしておく。


・第三使徒が何故封印から出たのか

ゲンドウたちのネルフのシナリオというか、彼らの計画に沿わせる為に必要で、加持君がその実行或いは手助けをしたのは間違いないと思う。5号機以降の製作はゲンドウたちの持つ「死海文書」外典か何かの物だという表現もあることから、要は計画外の案件なので潰す必要性があったということなのだろう。

それから北極基地での「辺獄エリア」についてであるが、これはアケロン内部を分類した中の一つを「辺獄」と名付けたか、或いは

(仮)地獄→アケロン→辺獄→地上 みたいな構造なのだろう。

・マリとリツコの関係

前回も挙げたがリツコが電話で話している相手はマリだと思う。そう聞こえるような名前もきちんと呼ぶが「マイ」とも聞こえるので断定は出来ないが、ほぼ間違いないのではと思っている。

ただ、マリが弐号機を動かす際にリツコは特にアクションをとっておらず、マリのあの行動は何らかのバックがおり(おそらくユーロ・ロシアネルフだと思うが)、それが入国の手筈を整えたり、新型のプラグスーツ、弐号機の使った「小剣付き銃器」を支給したのだろう。
マリがプラグスーツを着るのと同時にカヲル君もプラグスーツを着込む描写から、カヲル君の方はおそらくゼーレがバックについているのであろうと対比的に予測できるし、もしくはどちらも同じバックの組織(死海文書の外典に遵守している何れかの機関)がついているという考え方も出来る。

屋上で電話していた相手も加持君では無いかな、マリは初期思考言語を「日本語」にしており、加持君との最初の会話でも日本語を話しているというのに、わざわざ加持君と英語で話すというのは少々不自然に思える。(加持君が英語を話せるのは間違いないので絶対ではないが)加持君の「子供を大人の・・・」とマリの「大人を私の・・・」とのように目指すところも対比的でそれぞれ別の思惑のバックとなる組織がいて動いているというように解釈するのが無難であると思う。

組織数に関しては各国ヱヴァ3機まで、という「バチカン条約」から恐らく多くとも4,5つなのかな。日本ネルフ、北米ネルフ、ユーロネルフ、ロシアネルフ(ユーロとロシアは一緒かも)、ゼーレはヱヴァの制限数に関係なく独立して存在することも考えられる。

・終盤の神となりそうだった初号機について

一回目はリツコの台詞の意味の全てまでは拾えなかったが、二回目では「純粋にエネルギーの凝縮体、願いを叶えるためのみに存在する人を超えた神の様な存在」といった内容を言っていたように拾えた。これは旧劇場版の一番最後のシンジくんたちがこれから世界を創造云々という状態とほぼイコールの話なのだろうと思う。


・セフィロトの樹について

本作ではプラント、浄水施設、水族館みたいなあの施設の形状が上から俯瞰するとセフィロトの樹になっている以外には出てきていない筈。これにしたってパンフレットにも書いてあるから気づいたような物で、予めしっているかよく観ていないと気づかない点であると思う。上からちゃんと俯瞰するの一回切りなので。


・細かい話(建造物などの文字、聞き逃した台詞など)

仮設五号機が起動する時の緑色の文字は普通に仮設五号機起動するぜー、みたいなことが英語で書いてあったような気がする。

歩道橋の隣にある看板に「〜〜電線注意」(〜〜の部分は失念)と書かれていた、あの近未来都市で電線のシステムの必要性は疑問で、街を機能の一部を担う役割があるのではないだろうか、「仮電線注意」とか「仮空中電線注意」とかそんな具合なことが書かれていたように見えた、歩道橋のシーン以降にも一回出てくる。

MAGIかどうかは分からないが、リツコと加持君が居た部屋はリツコがミサトさんに向かっている方向から右側はR-60、61、62・・・左側はL-60、61、62・・・のような作りになっていた。

一回目で二つ聞き逃した台詞があったのだが
一つはミサトさんが「アスカ、○○○○貸してー」というくだり、答えは洗顔ソープでした。
もう一つは2回目を観ても聞き落としたのだがアスカが浄水施設でレイに向かって「えこひいき、△△△△」というくだり、私には一回目は「カルキ」と聞こえ、二回目には「ケイコウなんたら」と聞こえた、意味不明である。

声優に関しては一度も述べていないが、10年も経っているだけにレイやアスカは声に無理があるようにも感じられる、レイなんかは元々セリフが少ないし、それ以降の林原キャラのイメージもそれなりにあるので聞けば聞くほど変に思えてしまうのかもしれない。アスカの方は特に無理して声を作って出している感がかなり感じられるかなぁ、逆にシンジくんは鬼気迫るセリフも増え演技自体にも好感が持て、カヲル君を始とした男衆は相変わらずで逆に吃驚する、三石さん演じるミサトさんもその類かもしれない。加持君は凄みが増した感じだが、山ちゃんは当時から北辰とかスパイクとかやってたしなぁ。
マリに関してはマーヤで合っていると思う。真綾を声優で使う場合はそのキャラクターだとか演技指導でもう全然違ってしまうなというのは「ラーゼフォン」や「空の境界」他を見聞して経験上持っている感想。


こんなもんかな、明後日(金曜日)は三回目を観に行きます、取りこぼしは二回目で殆ど回収出来たと思いますが、まだもうちょっと観たいのです。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

三回目。

えーリツコの電話相手はマヤでした、そうよね、普通に考えればそうだし、話の内容もちゃんと聞いたら参号機の起動実験で松代に向かう件を話してました。マリは日本ネルフ側とは今の所加持さんとしかつながりが見えないという結論ね。


・4号機の爆発事故で無くなったのはどの基地か。

無印の設定から考えてるとネバダ州にあると言われるアメリカ第二支部で、参号機が作られていた(前設定によると)アメリカ第一支部のどちらかがゴルゴダベースなのだろう、ていうかBase うんたらかんたらって一応表記されているシーンはあるので回収しようと思えばきっと回収出来る。とりあえずアメリカ北米支部の何れかの基地が無くなって、残っている方にダミーシステムと参号機があって、それがネルフ日本支部に行ったという話は間違いないだろう。


・プラグ深度とシンクロ率

今まで一度も触れませんでしたが、前はシンクロ率が400パーセントとかで人の状態を保てなくなったとかいう感じになっていましたが、今回はLCL濃度とは別にプラグ深度という指標によってシンクロ率の変化、人の域を超えるか否かみたいな設定がなされています。バルディエル汚染時にやばかったり、ビーストモード時はマイナスになったとマヤが言っていたので深度の値(マイナス表記)が低いほど人から離れるという具合なのだろう。


・バルディエルからゼルエルへ

バルディエルはヱヴァを侵食してパターンを青(使途)に、その経験を生かしてか、ゼルエルは綾波と零号機を侵食せずに捕食することによってパターンを青から零号機の識別へ(白とか黄色だっけ)置き換わるというのは、少しでもリリスに近づくための使徒の共通意識の成長云々みたいな感じなのだろうか。


・小物の話

歩道橋の注意書きは「架空電線注意」でした、それからミサトとリツコが車に乗っているシーンで道路に〜〜電源注意みたいなことも書いてあって、あれはヱヴァの電源プラグ関連のモノがあの辺にありますよーってことなのかな。
前回マギっぽいやつのリツコから見て右側R左側Lの話をしましたが、右側RRRRと続いて一番下がLになっているところが一箇所・・・反対側はそんなことなかったので誤植か何かなのか、意味があるのかどうかちょっと判断出来ない。

黒板ネタ、前回までは萩原朔太郎とか幾つかは拾えていたがちゃんと書いてないと忘れる、6時間目1020cut追加何たら、4時間目選択各自努力せよ!とか、日によって毎時間書いてあることが違うのでこればっかりはDVDやらBlue-Rayで観ないと回収は無理かなぁ。


・虹と蛇

まとめサイトは存在しか知らないし他の人の考察も殆ど読まないのですが、これに着目しているという説もあるそうなのでちょっと見ていたところ、バルディエルを倒した後に出る「虹」に対して弐号機がシンジ君を伴って外に出るシーンで最初に焼け焦げている物は「蛇口」!つまり「蛇」!・・・・そんだけです、ネタです。


・マリの「寒い」発言とくしゃみ

・・・なんで寒いんだ?単純にIPEAだかIPAE(弐号機が封印されている場所)の温度が低いからとかいう理由だけじゃなさそう。


・旧作との比較

屋上にマリが降ってくるシーンはトウジに殴られて青空を見上げているシーンからの変化
弐号機と外に出る際にシンジ君の手に血がついている所はアスカを〜〜〜にしてナニしたやつで、その後のマリの台詞「行っちゃったか」は「イッちゃったか」にかけてるんですねきっと、みたいなことは意識できるよね。


・結構ぶっ飛んだ考察

浄水施設から少なくとも旧水上生物の生態系の崩壊は確実で、加持君とミサトさんが行った居酒屋のメニュー、刺身や海ぶどうなどの海産物はもし本物だとしたら実はあそこは私たちとの感覚とは違って超高級店とかなのではないだろうか。どちらもお金には困らなそうな職業であるしね、関連してアスカの持っていたワンダースワン。あれもセカンド・インパクト前の遺物な訳で、実は手に入れるのは超困難だけど式波さんは超エリートだからソレぐらい手に入っちゃうよ、みたいなそういう話があるのかもしれない、いや多分きっとないけど、そういう考えも出来ますという話。

2009/07/01 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:57(50%) 普通:17(15%) 悪い:39(35%)] / プロバイダ: 13991 ホスト:13973 ブラウザ: 2906(携帯)
今までテレビ版、97年の映画、序と全て見ました。
自分にとってエヴァは好感が持てる作品ではないのですが、今回はとても良かったです。

迫力も今まで以上だし、ストーリーも良かった。
なんだよ庵野、やるんだったら最初からこういう風に作ってくれよ。テレビ版のクライマックスとか97年の映画とかいらないだろ。

ただまだ終わらない今回の劇場版。過去にテレビでも映画でもガッカリさせられただけに、今回もまだ不安はある。

ただ破は良かった。
「今はまだ見ないでDVDが出るの待ってる」って人もいるだろうが、これは映画館で見たほうが良い。

作品自体は「とても良い」だが、やはりまだ不安が残るので「良い」とさせていただきます。

2009/07/01 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:1(50%) 普通:0(0%) 悪い:1(50%)] / プロバイダ: 14834 ホスト:14933 ブラウザ: 10120
【良い点】
・TV版で悪かった部分を綺麗に書き換えている。
・戦闘シーン。特に覚醒シーンは見所。
・BGMも上手く入れられている。

【悪い点】
・EDを変えて欲しかった。

【総合評価】
序よりずば抜けておもしろかった気がします。
使徒もすべてリメイクされて、
ストーリーも上手く書き換えられていて綺麗に構成されています。
そして戦闘シーンが特に優れていて、ゼルエル戦は見物でした。
アニメで鳥肌が立ったのは久しぶりです。
ただ、前半明るい展開だったのに後半は急なシリアス展開なので、
そういう展開が嫌いな方は心の準備を。

2009/07/02 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:20(48%) 普通:9(21%) 悪い:13(31%)] / プロバイダ: 21346 ホスト:21302 ブラウザ: 8456
【良い点】
・ストーリーが魅力的。画面から目が離せなかった。
・映像に迫力がある。すさまじい。絶対映画館で見た方がいいと思う。もうホントすごかった。
・使途が(エヴァも)パワーアップしてた。すごかった。
・オリジナルより少しラブコメなところもよかった。

【悪い点】
・急ぎ足な点。仕方ないんだろうけど、じっくりやってほしい。
・前の評価者様にあるように、EDが変わってないこと(ver.違い)。beautiful worldクラスの新曲を期待していたので、残念です。
ただこれはこれでめちゃめちゃ好きなんですけどね。
・改名。意味あるのかな?。慣れ親しんだ名前を変えられたことに違和感を感じます。

【総合評価】
・とにかく熱い!
もう一度見に行きたい。
他の追随を許さないほど面白かった。

2009/07/02 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:4(57%) 普通:0(0%) 悪い:3(43%)] / プロバイダ: 25272 ホスト:25133 ブラウザ: 7535
いやー面白かったです。
新キャラが出ていましたが商用的には声優に芸能人を使ったりするんでしょうけど
声優はベテランの坂本真綾さん。
こういう姿勢は当然なんだろうけど評価できますし良かったと思います。(最近多いですから)
悪いとこは特に無いですね。
これでDVDとBlu-rayが同時発売だったら言うことないです。

2009/07/04 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:21(62%) 普通:0(0%) 悪い:13(38%)] / プロバイダ: 10579 ホスト:10422 ブラウザ: 8445
【良い点】
・TV版と異なりキャラの精神的な部分の表現がくどくなくなったこと。
・話の展開が予想できないとこ。

【悪い点】
・歌謡曲をBGMで使用していますが最後のシーンでのあの曲はイマイチだったと思う。
最初の2曲はアリだと思います。

【総合評価】
この映画は誰にでも勧めることが出来るぐらい最高だと思います

2009/07/04 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:342(45%) 普通:105(14%) 悪い:308(41%)] / プロバイダ: 7763 ホスト:7452 ブラウザ: 10413
前作がアニメ版とほぼ同じ内容だったので心配していましたがこちらは結構新しい展開で良かったです
新キャラの真希波・マリ・イラストリアスもとても魅力的なキャラクターで、これだけでももう1回見たくなりました

評価は文句なしの「最高」です

2009/07/04 良いと思うコメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:6(75%) 普通:1(12%) 悪い:1(12%)] / プロバイダ: 32099 ホスト:31924 ブラウザ: 2925(携帯)
2回見てきたので感想を

【良い点】
・板野サーカスを彷彿とさせる、アスカ登場のシーン
・使途のデザイン
・作画、戦闘シーン
・シンジのカッコ良さ
・綾波の人間らしさ
・アスカの心情の変化
・挿入歌、特に翼をください
・ATフィールドの表現方法(ゼルエル)
・ゲンドウの父親らしさがTV番よりでていた
・真希波のエヴァらしからね性格設定
・etc......あげきれない
【悪い点】
思い浮かばない(笑)

【総評】
劇場に後3回は行きたいと思うほどの良作です。
TV版、EOEをみて、何かわだかまりがあった人は、感動すると思います。

2009/07/04 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:22(88%) 普通:2(8%) 悪い:1(4%)] / プロバイダ: 29382 ホスト:29418 ブラウザ: 6793(携帯)
ネタバレ有りで感想を

【良い点】
・仮設5号機…すぐに退場しちゃったけど、他のエヴァとは違う操縦方法や機体デザインがよかった
・新キャラ、マリ…他の子供達と違い、単純にエヴァに乗るのが好きな感じ。坂本真綾さんの声も聞いてみたらすごく合ってた。性格・容姿・体型、全て○です
・使徒…デザインが個性的になった。個人的にマトリエルっぽいのが好き。あと、ゼルエル強すぎ
・子供達の成長…これが1番大きいと思う。アスカとレイは普通の女の子らしく、シンジは男らしくなった。TV版のシンジなら『来い!』なんて絶対言わなかったと思う
・挿入歌…これは評価が分かれると思うけど、自分はよかった。場面と歌詞が合ってるし、こういう事をするのが庵野さんだし、エヴァだと思う
その他にもたくさんあるが、この辺で
【悪い点】
無いです、と言いたいけど、主題歌を変えて欲しかった。本編をあれだけ変えているのだから、前回とは違うものがよかった
【総評】
『最高!』

[推薦数:1] 2009/07/08 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:352(64%) 普通:44(8%) 悪い:157(28%)] / プロバイダ: 8594 ホスト:8365 ブラウザ: 8456
序ではTV版と比べて展開はあまり変わらないものの、破では基本的な流れは変わらな
いが、役どころやキャラクターの性格などが大きく変わったと思いました。

冒頭で新キャラクターである真希波・マリ・イラストリアスが使徒と戦って、エヴァン
ゲリオン仮設5号機を自爆させてなんとか倒すところから始まる。今後どうなっていくか
は分からないが、新キャラクターとして彼女を登場させた意味というのは、まだ自分に
は分からないので、今後の展開に期待しています。

式波・アスカ・ラングレーと名を変えたアスカが、エヴァンゲリオン2号機で空中で第7
使徒を華麗かつ激しい戦いで、見事に使徒を倒す。戦い後、シンジやレイのことを軽蔑
しているところがアスカらしかった。だが、第8使徒線において、シンジ・レイ・アス
カの協同で戦いを挑み、使徒を一人で倒せなかったことでプライドは傷つくものの、シ
ンジのことを認め、学校の教室においては周囲から夫婦喧嘩していると称されるほど仲
良くなっていた。この段階で仲良くなるのが早いと思いました。そして、レイにシンジ
がお弁当を渡したことがきっかけで、思わずありがとうと言ったり、みんなで食事会を
しようと提案し、レイに嫉妬したアスカも料理の練習したところが劇的な変化である。

3号機の起動実験の話になるが、この時点でシンジ・アスカのユニゾン攻撃はカットさ
れたと思いました。もう少し尺があれば入れられたと思います。やはり3号機は使徒に
侵食されて、破棄処分となり、アスカが搭乗しているということで、戦えないシンジに
ゲンドウは、ダミープラグを発動させて、徹底的に3号機を痛めつけて最後はエントリ
ープラグごと噛み砕くこととなる。「今日の日はさようなら」の曲が流れていたが、
映像を少しでも和らげようとする感じだと思いました。またアスカが3号機に搭乗すると
いうことが大きな違いであり、精神汚染されてしまい隔離されてしまうので、扱いが酷
くなったと思いました。

終盤においては、第10使徒戦でマリが2号機を勝手に動かして、、ビーストモードという
2号機の変形が初披露されて凄まじく戦うも負けてしまい、零号機で出撃したレイ
はミサイルを持って突っ込み爆発させるも、効果がなくてレイが取り込まれてしまう。
このあたりではTV版と大きく違うと思いました。レイが取り込まれたことによって、
シンジが初号機に再び登場することになる。このあたりは、TV版と同じように名台詞
を言って、戦いを挑み、暴走後、天使の輪が頭上に現れて覚醒しサードインパクトが始
まる。そこで、カヲルが搭乗した6号機が現れて、食い止めて話が終わる。

ここまで話が変わってくると、今後の展開が読めないので、続きがとても気になると思
いました。

[推薦数:1] 2009/07/09 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:100(70%) 普通:30(21%) 悪い:12(8%)] / プロバイダ: 44280 ホスト:44344 ブラウザ: 8715
久しぶりに、最高をつけた。
いいもの見せてもらいました。
まさにエンターテイメント、旧作の毒というか、エッジをうまい具合になくして緊張感を保ちつつ安心して見れた。
なので、自分もそうだったけど「序」をみて、焼き直しか・・とかまた暗い話か・・とか思って躊躇してるとしても大丈夫。
楽しいしまた、ほとんど新作となっているから。
完全に路線変更した感じ。

個人的な、批評だが。今回の特色は、一言で言うなら「ベタ」。(もちろん悪口ではない)
話、台詞などにお約束的直球表現が意図的にちりばめられていた。

ここからネタバレあり。

全部拾えないけど、めがねキャラ、「めがね、めがね」発言、サービスシーンとその時の台詞。綾波を助け出すシーン。エヴァの獣化バージョン。ラブコメ展開ほかにもあると思うけど、まさにベタベタ直球と思えるところが随所にあった。

でも、これは欠点ではなく話をシンプルにしたり、それ自体がネタなっていたり(ほら、これお約束だろ?みたいな見てる人をニヤリとさせる)、エンターテイメントしている。
あと、そう思うのは旧作の視聴者を煙に巻くようなわかりにくさ(もちろんそれは魅力であった)があってこそ、今回そう感じるんだろうと思う。
また、ベタベタなお約束をネタにしてもこれだけ面白いもの、すごいものができるんだという自信すら感じる。

あと、全体的に地に足がついている安心感みたいなものを感じる。
シンジたちが住んでいる町の人たちの日常描写がいくつか出てきている。
旧作だと印象としてほとんど社会を感じない、ものすごく大きい話なのにすごく狭い人間関係だけを扱っていて閉塞感というか、息が詰まるような感覚があった。
街の人々を描くことで、開けた印象になったんじゃないかなと思う。

キャラクターの毒が抜けていることも安心感につながっている。
アスカ、レイ、が自分の思っている事を素直に口に出しているし、感情の流れがわかりやすい。
旧作では、特にレイが何を考えているのか分かりにくい、いろんな風にとれるようなヒントしか与えられないが今回は明快だ。
アスカも短時間で改心。余談だけど、実験前の電話のやり取りは死亡フラグがビンビンにたっていていやな予感がした。がその後の展開もまさにエンターテイメント、どっこい生きてる。
他のキャラも非常に素直にわかりやすくなっている。赤木博士が加持のことを「りょうちゃん」と読んでいた。確か旧作は「加持君」だったはず? 人と人との関係が平和になっている。
監督の心境の変化が作風に現れているのかなぁと。

もうひとつ、ダークな雰囲気を抑えている要素は、新キャラだと思う。
メインの3人は、エヴァに乗ることにそれぞれ状況は違うとはいえ、悲壮感が漂っているがこのキャラは、ドライに楽しみながら乗っている風に描かれている。
この辺なんかも、旧作にあった重苦しい雰囲気を払拭している。

画的に思ったのは、使徒のデザインが面白いのと死に方にバリエーションがあって、次はどうやって死ぬんだろう?ていう興味を持続できた。
キャラデザインがすっきりしたというか、大人になってるようなきがする。

今回は、もしかしたら誰も殺さず、不幸にならずに終わるのではないか?という予感すらある。
旧作はキャラの扱いが非常にぞんざいで辛辣だったので、是非今回はハッピーエンドでお願いします。
最後に。 眼帯て君

2009/07/16 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:20(56%) 普通:6(17%) 悪い:10(28%)] / プロバイダ: 8580 ホスト:8733 ブラウザ: 8456
以下、ネタバレを少々含みます。

【良い点】
作画。CG、音響、日本アニメの本気を見た。

【悪い点】
一回劇場で観るだけでは、情報量が多すぎて掴みにくい。

【総合評価】
最初の出だし、加持さんの英語で引き込まれました。
作画が神がかってましたね。特にサハクィエル戦の疾走シーンはかっこよかったです。演出、BGMの使い所も残酷な場面とのコントラストで効果的でした。
キャラも少し味が変わっていたことに好感が持てました。シンジの闘志やアスカの犠牲心?というか人に対して鑑みる心、レイの愛情、私はアニメ版よりもいい方向に変化したのではないかと思います。

台詞もいい言葉ばかりで印象に残っており、シンジの覚醒後のミサト台詞やシンジの熱い言葉には鳥肌が立ち、感動しました。

予算規模が違いますね。予算は度外視で作られており、さらに製作スタッフは質の向上に努めたのでしょう。
私は素直に絶賛したいですね。

2009/07/17 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:15(35%) 普通:2(5%) 悪い:26(60%)] / プロバイダ: 13377 ホスト:13180 ブラウザ: 11318
すごく評判が良かったので見ましたが
普通に面白いですね。
ちょっと萌えを意識してたのはおやと思いましたが

[推薦数:5] 2009/07/18 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:395(78%) 普通:109(21%) 悪い:5(1%)] / プロバイダ: 28160 ホスト:28224 ブラウザ: 8090
単純に、非常に良く出来た作品です。画面の端々、音の隅々にまで注意が行き届いて、映画に足を運んでくれた人が何をどう望んでいるかを的確に見極めて映像にしている。ただそれだけに、かなりの程度まで想定の範囲内だったのも事実。
テレビやかつての映画が、大人が自分のために作った作品だとすれば、今回の映画は大人が子供のために作った作品。ぶっちゃければ「テレビでエヴァンゲリオンを見ていた当時、こうあって欲しいと望んだ」内容なのだ。

前作の序では、制作者のやりたかった事は巨大な変圧器であり、それを運ぶ赤いディーゼル機関車(たまに青いのが混ざっている)であり、太いケーブルとそれを繋ぐ作業員であり、その他諸々のメカメカしさを細かく描きたかったのだと思う。
今回の破では、そういったメカメカしさは背景に引っ込んでいます。今回やりたかった事は、間違いなく「学園ラブコメ」。それも、これでもかというくらいにベタな展開のラブコメ。テレビでは材料の下ごしらえをした時点で放棄してしまったラブコメを、今回の映画では見事に完成させた。

もう一つの恋愛パートであるミサトと加持の関係性も、仕事と私生活がどうしてもない交ぜになりがちな三十路のくたびれた感じとともに、いい雰囲気で描かれていた。(テレビの頃と比べて、ミサトさんが明らかにおばちゃんっぽくなっているのは、この際目をつぶる)

そして学園ラブコメの暗転とともに急展開する物語と、その中で男を目指して走り出す少年の必死の行動。そしてヒロインを救い出すヒーローとなった主人公。そしてそれが、世界を変えうる力となる。
かつてエヴァンゲリオンが確立したかに見せかけてその実、完膚なきまでに否定した世界が繰り広げられています。それも感動的に。

問題はそこ。
かつてこの作品が問題作であったのは、そういったアニメチックなお約束を土壇場で否定したからだ。主人公の少年の内面世界は、心理学でも精神医学でも自己啓発セミナーでも大人のキスでも救済出来なかったのだ。当然、「お約束」で救う事もしなかった。
主人公は救済を否定し、ヒーローたる事を拒絶し、世界に背を向けて引きこもる事を選んだ。
そんな主人公像は、地震だのテロだのが起こった当時の不安定な世相と、それとともに不安定だった若者たちに、共感以上の感情を持って迎え入れられていた。

では今回の映画がそれを踏まえた上で、かつてのシンジ少年のあり方を総括しその否定の上に彼の成長を描いているのか。その点が不明確なのだ。
何というか「若い頃は、アニメチックな熱血ってダサいと思ってたけど、やっぱアニメってそういう方がいいよね。年食ったら、ホントそう思うわ」みたいな感覚で、かつての作品は「まぁ、それはそれとして」みたいに別のものとしているような気がする。

十年以上経っているので、そういう感覚は感覚的には分かる。でもそれじゃダメだろう。あの時、生き残った少女の首を絞めるしかなかった少年をほったらかしにして、別のお話を作ってしまうのは無責任だと思う。
「テレビでエヴァンゲリオンを見ていた当時、こうあって欲しいと望んだ」エヴァンゲリオンは、間違いなくアニメファンにとって心地よい作品だ。この映画も、そういった観点からすれば、間違いなく良い作品だ。
だがかつてのエヴァンゲリオンが持っていた「気持ち悪さ」、それを無視してはならないと思う。その「気持ち悪さ」は十年経っても何も解決していないのだから。ただ内面の問題が解決する前に、社会全般の問題が表面化して関心が薄れたに過ぎない。

全ての関係性を拒絶する事で脆弱な自己を保持するしかなかった少年を、再びコミュニケーションの可能性に開き、世界の豊穣さの可能性に開かせるには、どうすればいいのか。そここそが、エヴァンゲリオンという作品があの時提示した問題ではないのだろうか。
その後の作品がいかにこの作品の影響下にあったとしても、その問題提起に十分に答えられたものはないと思う。

だからこそ、自らがそれに対する答えを出す必要があったのではないだろうか。その答えが「やっぱアニメのお約束って重要だよね」じゃ無意味だと思う。
あまりにも出来の良すぎる内容だったので、そういった点に不安を覚えた。評価は「良い」としておきます。出来だけなら「とても」を付けてもいいけど。次の映画のQ&Aで回答が出されることを期待して。

余談
シンジくんの聞いてる曲や飲み屋(そこが沖縄料理の店ってのが今っぽい)のBGMが古過ぎるだろと思ったら、その後に使われる二曲のための前振りみたいなもんだったんだ・・・けど、今の子供には受けが悪そうだなぁと思った。「翼を下さい」を名曲と認識できる年代って、自分よりもさらに年上の世代じゃない?

余談2
映画なら尻までOK、みたいな姿勢ってどうよ。それとも、全女性キャラで一回以上がノルマか?
[共感]
2009/11/23 作品の出来がよいのは認めている一方で抱いている疑問点に非常に共感できます。 by yamabuki

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「前回の序で非常に期待できる感じだったので、さっそく劇場に赴きました。いや、純粋に最高でした。監督の見...」 by メロンパン


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