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| 注意: これはアニメ版。その他メディアのページ: 文学:パルムの樹 |
| アニメ総合点=平均点x評価数 | 1,396位/3,702作品中(総合10/偏差値48.51) | 1,395位<= =>1,397位 |
| アニメ平均点(評価10個以上限) | 934位/2,044作品中(平均0.91=良い/11評価) | 933位<= =>935位 |
| 2002年アニメ総合点 | 51位/138作品中 | 50位<= =>52位 |
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| 作品紹介(あらすじ)木の人形パルムは人間になるために旅をしている。その途中で出会った仲間と共に地底世界をめざす。 パルムは、フォーによって作られた心を持つ木製の人形。シアンが亡くなったあとに突然機能が停止した。それから数十年後、コーラムが現れた時から、再び動きだす。フォーに頼まれ、「卵」を地底世界タマスに届ける旅をする。卵を届ければ人間になれると信じて。それはシアンのため、シアンが死んだと知った後はポポのためというパルムであったが…。 ※ このあらすじ部分にはWikipediaを参考/または引用した部分があり、GFDLのラインスが適用されます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 制作:ジェンコ パルムの樹製作委員会 アニメーション制作:パルムスタジオ プロデューサー:真木太郎 原作・脚本・監督:なかむらたかし 美術監督:小関睦夫 キャラクターデザイン:井上俊之 作画監督:佐々木守 演出:古川順康 撮影監督:安津畑隆 編集:掛須秀一 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 日本 公開開始日:2002 映画 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 最終変更日:2009/11/18 / 最終変更者:kunku / 提案者:横すべり (更新履歴) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 作品評価(感想/レビュー)&コメント(投稿する) |
| 2012/03/01 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 秋葉博士 (表示スキップ) 評価履歴[良い:14(64%) 普通:4(18%) 悪い:4(18%)] / プロバイダ: 7779 ホスト:7795 ブラウザ: 4641 一見子供向けですが大人向けのファンタジーです。 一番の良い点はパルムの心の演出です。 人形だから人間みたいな完全な心をもてない不完全さと 人間に近づくにつれてエゴイスティックになる演出があり、 最終的にポポの優しさによって形成されるのが良かったです。 色使いが良く絵本をような映像がとても綺麗でした。 CGなどに頼るのではなく美術的なセンスでの演出です。 なかむら監督の経験からだと思うのですがナウシカとアキラに影響を受けてる演出が多く感じられました。 最後のソーマの場面なんかはアキラっぽいですね。 ストーリーも目的がはっきりしていて分かりやすいのですが、もう少しメリハリがあった演出が欲しかったかもしれません。 盛り上がりにかけるのが少し残念です。 あと2時間の枠に色々な設定を詰め込んでしまったるのもマイナスです。 ワンクールぐらいでゆっくりやったって細かい設定の説明的な演出があっても良かったんじゃないかなぁと思います。 悪い点もありますが全体のクオリティーは非常に高いので評価はとても良いです。 [推薦数:1] 2010/07/01 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 青いエビータ (表示スキップ) 評価履歴[良い:283(74%) 普通:24(6%) 悪い:77(20%)] / プロバイダ: 16818 ホスト:16896 ブラウザ: 11263 再評価します。 これは初めて観たとき怖かったけれど、何度も繰り返し観るうちに病みつきになり、虜になってしまった作品です。 まず、導入部からして素晴らしい。青黒い闇を走るように、葉脈のように流れる光の河。そして、揺れる青い宝石のペンダントと、窓辺にひっそりと佇む白い服の女性シアン。本作のテーマ曲と挿入歌が、夜の光の河と共に、そっと心に流れ込む。そして、ハラダタカシの奏でる奇妙な楽器オンドマルトノの調べ…気だるく物悲しげで、何だか不気味だけど、同時に美しさも感じるOPです。 この物語に確固とした説得力をもたらすもののひとつに、綿密に作りあげられた舞台設定と美しい背景美術、オンドマルトノの音楽が挙げられます。物語の大部分を占める、地上界アルカナの昼の赤茶けた大地と、青黒い夜の闇。その荒涼とした大地に潤いを添えるのは、大小様々な形態を持った浮遊植物。そしてオンドマルトノの幻想的な音色。それらは登場人物の心象風景のようにも思えます。中でも重要なのが、クロスカーラの存在。この青い輝きと澄んだ音色をたたえた幻の樹液は、生前シアンが探し求めていたもの。パルムはこれによって復活するのですが、おそらくシアンの魂を表しているのだと思われます。 しかしその一方で、とにかく痛々しさが胸に刺さります。シアンを亡くしてから心を閉ざしたパルムが、失われた魂を求めるようにして空飛ぶ魚を追いかけるシーンでは、体がちぎれたり、体液まみれになる。シアンの面影のある少女ポポとの出会いの場面では、おびえるポポをよそににじり寄る(このシーンは本当に不気味で、思わずポポに同情してしまいます)。セレネの花の匂いを感じ取れず、人間と人形の違いを痛感させられるシーンや、いっしょに遊んでいた浮遊植物の命が奪われて悲しむポポと仲間たちのやりとりなんかも、何気ないけど刺さるものがあります。 そしてこの作品を語る上で最も重要なのが、パルムが助けた小鹿を好奇心から殺してしまうシーン。その直前に、一行を襲った怪獣をシャタが倒す場面があります。この人間の強さに魅せられたパルムは、なんの悪気もなかったとはいえ、罪もない生き物の命を奪うという、取り返しのつかないことをしまうのです。簡単に生き物の命を奪えるからこそ人間に近付くという、大変皮肉であり象徴的な場面。しかもその後には、トートの卵を奪おうとした地底人を皆殺しにし、血まみれになって仲間たちに助けを求めるシーンさえあるのです…このようにして、無邪気で純真という、プラスの意味でとらえられることの多い性格の恐ろしさを、これでもかと見せつけられます。 パルム以外の登場人物も皆、心に傷を抱えたまま生きています。窃盗団のメンバーは全員親に捨てられた子供たちで構成されておりますし、ポポも母親から虐待を受けている。その母親もまた、一番娘のことを愛していながらも華やかな過去が忘れられず、さえない現状にあるのを娘のせいにし続けています。窃盗団のリーダー・シャタの母親コーラムは男ばかりの兄弟の中で父親の愛を得られず、ただ一途な父親の思いから、魂の根源といわれ、地底を救うとされるトートの卵を地底に持ち帰る任務を果たそうとするも、結局果たせずに死亡し、亡霊となってしまい、(偽の)トートの卵の中に宿ることに。つまりパルムは、シアンとコーラム二人の魂を宿していることになります。 クライマックス、ソーマの思念、コーラムの妄念、そしてパルムの思い、混沌としたすべてが、地底のクロスカーラの泉が湧くソーマの森に集結する。ポポは、パルムの“人間になりたい"という思いが本当は純粋な願いから生まれたものであると悟り、地底を治めるクルップの樹・ソーマの元へと導きます。しかし、それを地底人たちはそれを阻止しようとします。実はソーマは自らの子ラーラに魂を宿らせ、地底を滅ぼそうとしていたのです。いつしか芽が出て根を張ろうとするパルムの全身。必死に木の根を引き抜こうとするポポを制止するパルム。もういいんだ、と。パルムの気力が途絶えた途端、その身体は突然大きく膨らみ、巨木の化け物へと変化する。 コーラムの思いに取り憑かれて、巨木の怪物となったパルム。しかし、その魂の内側の岸部にはどこまでも静寂が広がっていました。そこで、誰かの泣き声を聴くパルム。それは、父を求めてひとり泣いていた、コーラムでした。シアンに寄り添ったときのように、優しくコーラムの震える背中に寄り添うパルム。その淋しい魂は、ずっとそんな風に抱きしめてくれる温もりを求めていたのです。 そしてポポも、いつしかシャタの母の存在に気づいていました。人の思いに深く感応する彼女が発揮するのは、ただひたすらに優しく包み込む、癒しの力。そんなやわらかなポポの心に触れたことが、パルムの妄念に凍りついた心を溶かしました。コーラムの悲しみをポポに、そしてシャタに伝えるパルム。人に愛されることによって、いかに人は本当の人間らしさに目覚めていくか。そしてその温かい血の通った魂が、さらに人を愛することを肌で覚える。姿かたちが大切なのではない。何より、そこにある心こそが大切。そう、すべてを―。ラーラに宿ったコーラムの魂がシャタに謝ると、その魂は高く高く昇天していき、ソーマとラーラは寿命を迎えた。このとき、崩れ落ち行くラーラを見つめるパルムの姿が印象的でした。人間になれなくても、心の大切さに気づけたパルムと、人間の姿を持ちながらも、結局魂を得られずに死んでいくラーラ。実に対照的です。 旅が終わり、約束通り、シアンの故郷である、湖が青く広がり緑なす豊かな土地コートプルアーラへ還るパルムとポポ。そこではきっと、パルムの中に宿っていたシアンの魂も安らいでいるはず。その地で不気味なクルップの樹でなく、美しい樹に生まれ変わるパルム。小さな白い花をつけ、時には鳥たちがその梢で翼を休め…永遠の安息と、誰かを想うことの大切さ愛しさを得ることのできた人形パルムは、こうしてポポの傍らで、やっと人間になれたのです。 「ポポがどこにいても、ずっと君を見守ってるよ。いつでも僕は君と一緒なんだ」「君に子供が生まれて、その子たちが花や風や星と遊ぶのを、僕はずっと見守っていくよ…」EDテーマ「空の青さ」はどこまでも切なく、美しい。緑と青の美しい風景の中、それまでの苦悩や悲しみ、罪、すべてのどす黒いものが、このラストで浄化されていくかのように思えました。 ちなみに、パルム(palme)の名前の由来ですが、これはフランス語でシュロの枝 (葉) や古語でヤシを意味する言葉です。さらに言うと、シュロの枝から派生して、それを与えられるような「栄誉」も意味するそうです。つまりコーラムの「わたし、頑張ったんだ」という言葉への返答にもなっているわけです。エンディングですっくと立っているあの美しいパルムの樹は、頑張ったけど報われなかった人たちの祈りを救い上げる、救済の樹なのかもしれません… 2009/12/16 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by garimacho (表示スキップ) 評価履歴[良い:138(81%) 普通:19(11%) 悪い:13(8%)] / プロバイダ: 28954 ホスト:28905 ブラウザ: 6209 ファンタジックチルドレンと同じ監督だと言うことで見ましたが、退屈な展開になりがちなテーマをテンポの良い冒険譚に仕上げていたので流石だと思いました。 一見子供向け作品のようですが、内容は大人も十分も楽しめる内容でした。 同じようなテーマの「銀色の髪のアギト」という作品とは大違いでした。 2008/04/21 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by せんぬき (表示スキップ) 評価履歴[良い:49(89%) 普通:5(9%) 悪い:1(2%)] / プロバイダ: 38066 ホスト:38222 ブラウザ: 4203 これ最初観た時はいい印象なかったんですけど、改めて内容思い返すと、かのエヴァに匹敵するメッセージ性を持っていた気がします。(寧ろまとめ方はこっちのが上手いかも) 勿論、「エヴァ後」の作品なんで、エヴァのパクリまではいかずとも多少影響受けてるんでしょうけれど。 2007/05/20 とても悪い(-2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by クレドの塔 (表示スキップ) 評価履歴[良い:66(42%) 普通:45(28%) 悪い:48(30%)] / プロバイダ: 46868 ホスト:46809 ブラウザ: 3875 暗い・・・。鬱アニメだ・・。このサイトでは評判いいみたいだね。個人的には全然NGだったけど。 深いテーマ性も感じられずひたすら不快だった。 ただ人間になりたいと願う人形が軽い冒険するだけのお話にしか見えない。 なのに、なんでこうも重く暗いのか。人間と人形の対比が弱いので、人間になりたいという パルムの気持ちが理解できない。話の方も、卵やら地底人やらが絡んできて、複雑。 まあ結局、人間だろうと人形だろうと、大事なのは"体"ではなく"心"だそうで。 ポポがそれを教えるわけだが、そんなわかりきったことはもっと早く教えてやれよと思う。 ようやくトーンが明るくなり、いよいよシアンの故郷を目指す旅が始まるのかと思ったら終幕。 なんか、RPGの最初のつまらんデモ画面だけ見せられて終わった感じ。 極めて単純なテーマを伝えるだけなのに、あまりに重苦しく複雑にしすぎたのがどうもなぁ。 監督は『AKIRA』の作監を担当した方。植物に絡み付かれたパルムの描写等を見るとその面影が感じられる。 でも良かったのはそれくらいで物語自体の印象は良くなかった。 2007/03/27 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 雨子 (表示スキップ) 評価履歴[良い:5(83%) 普通:1(17%) 悪い:0(0%)] / プロバイダ: 18651 ホスト:18580 ブラウザ: 4184 結局、なかむらたかし氏が何を描きたかったのかよくわからなかった 話はダラダラと続いて2時間超え・・・見てると疲れてきます。あー見た見たvvっていう感じが全くしなかった ただ、世界観は良かったと思う その世界に吸い込まれそうな感じがして、そこは良かったと思う でもねー・・・話はなぁー・・・みたいな 種族が何種類かあったりして、なんかそこらへんの詳しい説明もなしに話は進んでいって・・・ 無駄シーンが絶対多いと思うんだよね。 そこ削って軽い説明とか入れれば良かったんじゃ・・・? あと、なかむら氏の描くヒロインはだいたいあんな感じで・・・ ファンタジックチルドレンの時も同じような性格で・・・ああいう女の子のタイプが嫌いな私は、はっきりいって見ててイライラする・・・かなり個人的ですが それから、主人公とヒロインがくっつかない、というか・・・そう、くっつかないあたりも なかむら氏の世界だよね(笑 でも、ぶっちゃけ個人的になかむらたかし氏の独特な絵柄とか色々と好きなので、普通にしました 2006/03/10 最悪(-3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by TCC (表示スキップ) 評価履歴[良い:2146(46%) 普通:1431(31%) 悪い:1067(23%)] / プロバイダ: 8316 ホスト:8386 ブラウザ: 4184 評判が良いようだけど、個人的には駄目駄目だった作品の一つですね。 人間への変身願望を持つロボットが主人公のアニメですが、 見ていてまず痛かったのはキャラに魅力がない点ですね。 パルムは変身願望を抱く気持ちは分かるけど、我侭な駄目ロボットで ポポに対して強引な態度を見せた所は特にいけ好かなかったですね。感情移入 させられるパワーは感じませんでした。ポポも前向きさが感じられない 自閉症気味の暗いキャラで、ハッキリしない態度(母親に「私は人形じゃない!!」と僅かながら 反抗を示していましたが)にはイライラさせられましたな。 成長の描写も不十分で、私にとってはあまり魅力を感じないヒロインでしたな。 主人公やヒロインからして駄目駄目でしたが、娘が娘なら母親も母親で こいつ(ダルマ屋)は自分の不幸を娘のせいにして、父親の悪口を平気でほざく等 ねちねち虐待していた歪んだ性格の持ち主でしたな。公式サイトキャラ紹介では 「不満が娘のせいだけでないことに気付き始めている。」と紹介されてましたが、 改心した様子は見られなかったですね。こんな唾棄すべき キャラを演じなければならなかった横尾まり氏が気の毒だったというか・・・・・・・・・・・・ 今流行の芸能人に演じさせる分には何とも思わないけど・・・・・・・・・・ 弟のクリークルも実は「優しく誠実」な人間らしいけど、何考えているか 分からない愚鈍なキャラというのが第一印象で、姉貴ほどではないにせよ、 うっとおしいキャラでしたな。その他キャラも凡庸な面々でキャラが 立っていたのは勇敢なシャタぐらいでしたね。 テーマ・構図も人の浅ましい心を描く事自体は悪くは無いけど、 あざといだけで、心に訴えかけられる代物ではなかったし、 作画もキャラクターの躍動感が感じられないマネキンっぽいというか、 癖が強くて、好みでない等とにかく悪い印象が強かったですね。 自然等壮大な世界観が目を引くだけでした。 絵も内容も完全に人を選ぶ作品ですね。 私個人は遠慮なく「最悪」評価を贈呈させてもらいますが。 [推薦数:1] 2004/06/19 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 横すべり (表示スキップ) 評価履歴[良い:265(48%) 普通:202(37%) 悪い:80(15%)] / プロバイダ: 18450 ホスト:18233 ブラウザ: 3875 [劇場アニメ 2002年 136分 アーティスティックファンタジー] 空想的で幻想的な独特な雰囲気を持つアニメ。アーティスティックではあるが、ディズニー、ナウシカ、ラピュタ、アキラを思い出す作りとなっている。 冒険活劇風ではあるのだが、1度見ただけでは良く解らないでしょう。幸い何度見ても楽しい映像レベルなのでその点は良いのだが、ストーリーが面白くない上に、難解というよりは不自然なので、結局話の印象はかなり弱い。あと、主人公パルムはどうみても「のび太ロボット」 どうも制作者は、この作品をピノキオとリンクさせて考えているようで、精神的に未発達なパルムの心の旅として見てほしいらしい。確かに、幼稚園児〜小学生低学年レベルの精神状態を感じ取ることは出来るのだが、いきなり話し出すパルム、いきなり人間になりたいと言い出すパルム、いきなりキレるパルム、最後には突然大人っぽくなるパルム、パルムの挙動は全て唐突。でも、主役キャラの精神状態が幼稚な上に支離滅裂である冒険ファンタジーというのは、成り立たないよな〜。少なくともエンターテインメント作品としては失敗している。ポポについても精神の変化が不可解、中盤けっこうパルムの嫌な面を見せつけられたのに、終盤いきなりパルムを支え、パルムが好きだとまで言う。この辺凄く不自然。 確かにこのような未熟な心をネタとしてアレゴリー的な話を作る場合、主人公の行動は子供じみていて大人から見ると不自然に見えるかも知れない。ただ、そういう場合には固定した第三者の目が欲しくなる。つまり、不自然なパルムの挙動を解説してくれるメインキャラが欲しくなる。結局、活劇的なカメラから見た第三者的な描き方だけでは人の心の機微に至る描写はできないので、ただ単にパルムは中途半端な心を持ったヤバいロボットで、ポポは変な奴にしか見えない。 エンターテインメントとしては失敗だが、訴えるだけのボディを持った作品かどうかという点については・・・こちらも失敗でしょう。設定も伝わってこないし、ストーリーも不可解だし、心の旅とか言ってるけど、伝わってくるのは雰囲気だけ・・・全て見る側がキャラの心の動き想像して補完するしかない。 冒険活劇風の作りで、象徴的な世界を作り出し、寓意を提供するというのは難しいのかな。例えぱ、全体を10くらいのエピソードに完全に区分するとか、もっと象徴的な表現に適した構成で徹底的に作った方が良かったのではないかと思う。 映像美は最高級。次から次へと出てくる異世界風景は特に美しく、これだけでも見る価値有り。 ハラダタカシ氏を始めとする音楽は、かなり力入ってます。特に電子楽器のオンドマルトノは聞いてて気持ちいい。ちょっとメシアンを思い出すが、効果的に使われてます。 まとめると 映像:最高 音楽:とても良い 話の筋:普通 雰囲気:最高 結局、ストーリーを気にせず、BGVとして使用するのが最適ではないか。 2004/02/01 良い(+1 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by ニラ (表示スキップ) 評価履歴[良い:64(26%) 普通:35(14%) 悪い:149(60%)] / プロバイダ: 18003 ホスト:17959 ブラウザ: 1348(携帯) 話はまぁそこまで斬新なものではないが良い点はたくさんある。主題歌はとても作品の雰囲気に合っていて良い。絵柄は今時ないってくらい硬派な感じで萌えみたいなものは入る余地はない。そして平松晶子さんの演技が素晴らしい。プロの芝居を楽しめる。知識のないことの残酷さや現代人の共感能力のなさなどを表す描写はリアルで良く、親子で考えてほしいなぁと思う。数少ない、いろんな人が見れるエンターテイメントだと思う。 2003/12/07 とても良い(+2 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by 貴也 (表示スキップ) 評価履歴[良い:44(62%) 普通:16(23%) 悪い:11(15%)] / プロバイダ: 38880 ホスト:38972 ブラウザ: 3875 始めの30分を見逃した愚か者なので途中いくつか「あれ?」と思う箇所がありましたが、世界観と訴えていることが良く伝わってくる作品でした。 また改めて始めから見ようと思います。 2003/04/23 普通の立場コメント [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by MAMI (表示スキップ) 評価履歴[良い:140(65%) 普通:29(14%) 悪い:45(21%)] / プロバイダ: 23854 ホスト:23859 なかむらたかし氏他、アキラのスタッフが参加されているということで物凄く見たいんですが! もうビデオ等でレンタルされているのでしょうか?(まだ早いかなー?) 2003/04/23 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/] by nr2480 (表示スキップ) 評価履歴[良い:252(70%) 普通:90(25%) 悪い:20(6%)] / プロバイダ: 30084 ホスト:30028 植物学者フォーによって金属植物「クルップの樹」から作られた人形パルムは、可愛がってくれたフォーの妻の死で心を閉ざす。 天界から持ち出された球体カプセルを地底世界に届けるよう、女戦士カーラムに託されたパルムは 少女ポポと出会い、地底を支配する巨大なクルップの樹の力で人間になりたいと願う。 構想10年、制作期間5年。 日本アニメ界が誇る、俊才 なかむらたかしの最高傑作が誕生!! "Palm no ki - a tree of Palme" プロデューサー: 真木太郎 アニメーションプロデューサー:山口克巳 原作・脚本・監督:なかむらたかし 演出:古川順康 キャラクターデザイン:井上俊之 作画監督:佐々木守 美術監督:小関睦夫 色彩設計:西香代子 撮影監督:安津畑隆 音響監督:三間雅文 音楽:ハラダタカシ 音楽プロデューサー:佐々木史朗 アニメーション制作:パルムスタジオ 制作:ジェンコ 製作:「パルムの樹」製作委員会 ジェンコ、角川書店、WOWOW、IMAGIKA、日本出版販売、電通、東宝 (C)2001なかむらたかし・GENCO/「パルムの樹」製作委員会 CAST パルム:平松晶子 ポポ:豊口めぐみ シャタ:阪口大助 コーラム:日野由利加 ロアルト:山口勝平 フォー:清川元夢 シアン:香花 プー:かないみか ムー:小桜エツ子 バロン:愛河里花子 70年代から数々の作品の作画に加わり(氏は'55年生まれであらせられるから、'60年代はまだ学生?)、 80年代『Gライタン』や『ウラシマン』、『幻魔大戰(原画)』、『風の谷のナウシカ(原画)』、『アキラ』等など...数多くの作品の作画を務め、 OVA黎明期の『ROBOT CARNIVAL』では、同時期の宮崎監督作『天空の城 ラピュタ』の作監オファーを蹴り?、初監督を務め、 その後も数多く様々な分野で挑戦し続けてこられた氏ではあるが、その中でも最も大友さんからの惡影響?が本作にはより強く及んでいる様に感じられるものの 海洋生物をモチーフにしたような生命体(植物?)、他惑星、遠未来的独特の世界を形成させ、 中國風とも、そして中東風や南欧羅巴風とも違う独創的な世界観を打ち出すことに成功している。 (原形ともなったらしい?仏蘭西長編アニメ「ファンタスティック・プラネット(73年)」に関しては残念ながら見た記憶が無い為そちらに関しての情報は無!?(不明です)) 作風は、基本的に一貫して仄暗い映像が常に附き纏い劇中の多くのシーンを占めるが、その映像とストーリーどちらにしても 更なる明暗の使い分けにより、光により強調される陰影、そして闇に走るクロスカーラの蒼光した閃光を更に引き立てることが可能?! 設定については多少なりとも不十分な部分もあるものの、 ストーリーに関しては、最近の金や時間を唯々費やし、更にその上それを謳い文句と迄して並べ立てているような派手な映像を見せつけただけに終始し、 技術に頼りきっただけの中身の有りそうにみえて?実は無さそうな?Anime映画作品に比べれば、全く持って 問題にならないくらいに生真面目に確りと創られていると云って良いと想う。 又、児童心理に関しては時には素直すぎる程ストレートな部分を描いたかと想えば、時には心の奥深に潜んでいるであろう残酷な部分までも... 深層心理は、かなり細かいところまで良くとらえていたと想う。 この評価板に投稿する |
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2010/06/16 好印象 by 青いエビータ (表示スキップ) 投票履歴 / プロバイダ: 21970 ホスト:21983 ブラウザ: 2060(携帯) [編集・削除/これだけ表示]
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| 1. やっと書けた「パルムの樹」の評価 by 青いエビータ ... たいと言いました「パルムの樹」の評価ですが、たった今書き直しました。 実は前書いた評価には推薦がついていましたが、やはりあのまま薄っぺらな評価を放っておくことはできず、全面的に書き直しました(せんぬきさんすみません…)。でも、ようやくそれなりの考察や文が書けて、満足しております。マイナーでも、アクが強くても、やはりこの作品は素晴らしいです。 ... 記事日時:2010/07/01 [表示省略記事有(読む)] |
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