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漫画総合点: 1,166位/4,168作品中 (総合点4.00/偏差値49.37)
ワイルダネス(漫画)
英語タイトル: WILDERNESS
評価板/掲示板/評価統計:説明・概要:画像/壁紙: 商品(順:売上/新着/題)(本/漫画)
直近発売の商品:
ブラック・ラグーン 8 (8) (サンデーGXコミックス) \560
2008/02/09 とても良い [編集・削除/ この評価を推薦New!]
by SHUNIA 評価履歴[良い:130(51%) 普通:34(13%) 悪い:90(35%)] / プロバイダー: 12808 ホスト:12781 ブラウザー: 10496
※古いものを削除し、再評価しました。
---+---+---+---【内容】---+---+---+---
::::::::::::三人の物語::::::::::::
三人が一応主人公のようでもあるが、三人だけではないような数人のキャラクターがこの作品では活躍する
---+---+---+---【アクション】---+---+---+---
銃撃戦が非常にリアリティであり、ガンアクション映画の演出のようであり、1コマ1コマの動作がきっちりとしていて、物語に入り込んだ瞬間、一種の映画かアニメを見ている気分になり、その銃撃戦を自分で頭で、相当派手な銃撃戦であることを想像できる。むしろ、迫力が無いガンアクションのアニメより面白いだろう。着弾して四散する破片や空薬莢の描写が銃撃戦のリアリティを強調させている。少々やりすぎというのもあるが、そこがまたアクションマンガの技法的なものを感じ、そして専業ガンアクションマンガ家といっている著者のこだわりを感じられる。
さすがマンガ上、薬莢の排出数がトップのマンガと言っているだけのことはある。実際、そうなのかは知りませんが、そう思わせる確かなものを感じられる。アメリカやメキシコを舞台にした内容も深く、まだまだ続きそうな感じであり、期待できる。
::::::::::::三人の出会い::::::::::::
銃撃戦で始まります。
その銃撃戦のシーンでは、約2~3秒ぐらいの展開を、2~3ページ使って思い切った描き方をしている。実際にやったらたかが数秒であろう銃撃戦のシーンを、スローモーションをマンガで使うことにより、アニメーション制作の世界でいう、●フレームというようなコマ分けがされており、その中で主人公であろう『ホリタ』、『セルマ』、『エナ』の絵が順々に描かれている。
結局は数ページで終わるのだが、その数ページの描き方に臨場感と迫力を感じさせられた。
これはガンアクションとして一級品では、と思えた三人が初めて顔を合わせたときの戦闘シーンである。
::::::::::::捜査官・エノラ::::::::::::
・・・の初の戦闘シーン。重要参考人の女性の家に訪ねた際、敵襲に合ってしまう。そんな中、エノラの戦闘力の高さが描かれた戦闘シーンといえる。
オートマチックハンドガンを1挺片手に、落ち着いて行動し、見事数人の敵を倒していく。長物のアサルトライフルをインドア戦で使うと邪魔になる、そのアサルトライフルの威力を考慮して壁を貫通させて敵を倒すなど、その冷静さを活かした戦闘である。
とりあえず撃つ3人とは違い、捜査官としての戦い方が描かれている。
とりあえず1巻の代表的な戦闘シーンを評価してみたが、これだけでも著者のガンアクションへのこだわりを感じられた。
::::::::::::ハロルド邸戦::::::::::::
敵の殺し屋が二組(2人+4人)と、その部下たちが押しよって銃撃戦となる。大人数であるために派手な展開が続く中、銃を持つ理由がないエナの初の殺しが重要なポイントとなる。
敵の狙いは実はただ一人、セルマだけなんだが、当の本人は銃の部品が抜けたために正常に動作しないというアクシデントが発生し、ドジを踏んだにも関わらず、ものを利用した戦法(?)や思い切った攻撃が、セルマの必死さを描いている。そしてホリタのおっちゃんは、昔の捜査官時代のときを思い出し始めたのか、ちゃくちゃくと戦闘力に腕がかかり始めている。
::::::::::::市街戦::::::::::::
エノラたちが新たにディーという子供を仲間に加え、セルマを追っていた矢先にハロルド邸で生き残った殺し屋たちがかき集めたチンピラとの戦闘に巻き込まれてしまう。
この戦闘での見どころはディーの戦闘力だろう。子供だからといって、バカにしてはいけないとでもいうかのような俊敏さと運動能力、身体の小ささを活かして敵と戦う。さらに片手でアサルトライフルを扱うなど、少々リアリティに欠ける演出があるが、あえてここはそういうのを無視すると、頼もしい味方がつき、今後の戦闘に期待感を抱かせるような気がする。
少々ネタバレして解説してしまったが、このテンポ良い戦闘シーンが、このマンガのすべてであり売りであるというのは言うまでもないだろう。
---+---+---+---【ストーリー性】---+---+---+---
内容:強盗犯の生き残りで、ボスであるマフィアと強盗の罪で警察から狙われる日本人青年と、マフィアに 雇われた悪徳警官によって警官殺しの罪を被せられた家出娘、恋人と別れ政府組織から抜けて探偵をして いるオヤジの三人の逃避行。また、彼らを追う元恋人の女刑事の追跡。
と、まあ実はこのマンガは主人公が誰なのか、というのがハッキリしない分、さまざまなキャラクターの視点から物語が展開するので、読んでいるととても映画を見ているかのような気分になる。
エノラは別に脇役でもなく、セルマたちを追う捜査官側の主人公のような存在であり、セルマやホリタ、エナも主人公っていえば主人公なのである。脇役は脇役らしくもしている。悪徳警官・ローゼンマンとか。と言っても、彼も彼で敵の一味なので、内通者として存在を放っておくわけには行かない。ようするに、話の進行が海外ドラマのような展開に似たものがあるので、いろいろなキャラに感情移入することができ、登場させるキャラクターにはしっかりと視点を当てているので話が面白いのである。
ガンアクション映画好きには決して退屈しないとは思う。
---+---+---+---【悪い点】---+---+---+---
今の時代にしてはちょっと絵が……。新しいマンガに手を出す際、絵がキレイかどうかを気にするか?という質問に大半の人がYESと答える時代。
きれいとは言えず、汚いとも言えない。絵に微細さがないといった方が正しいだろうか。頭部に対する身体全体などを見ても、デフォルメが強く、全般的に『古い描き方』なのだろう。
まとめると、少々画力が低い。
個人的に、この作品でキャラクターが言う『冗談』があまり面白くない。これも古い冗談なのだろうか、あまり我々の代で通用するような冗談ではなく、なんか不自然な比喩的表現のように思える。
あとは一話が約20ページ、さらに掲載誌でもよく休載するため、出版される回数が年に約一回というのが欠点。興奮が冷めてしまう理由も、決して最高にはならない理由もここにある。
---+---+---+---【総合評価】---+---+---+---
このマンガは銃好き以外には好きになれないマンガだろう。銃好きな友人以外には語れない上、お勧めするのもやめた方がいい。自分だけでひっそりと楽しむのが良く、無論銃好きには是非ともお勧めできるマンガである。絵さえキレイ、汚いを気にしなければ…。
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