次へ / 評価投稿 / 作品DB目次
小説総合点: 420位/2,382作品中 (総合点5.95/偏差値50.81)
小説平均点: 118位/136作品中 (平均点0.35(普通)/偏差値41.08)
小説1979年総合点: 3位/14作品中
機動戦士ガンダム(小説)
読み仮名: きどうせんしがんだむ / 英語タイトル: MobileSuit Gundam
評価板/掲示板/評価統計:説明・概要:日記(2008/08/24): 画像/壁紙: 商品(順:売上/新着/題)(本/漫画)
直近発売の商品:
機動戦士ガンダムOO (2)ガンダム鹵獲作戦 (角川スニーカー文庫 0-76) \620
2008/03/24 とても悪い [編集・削除/ この評価を推薦New!]
by せんぬき 評価履歴[良い:464(71%) 普通:156(24%) 悪い:35(5%)] / プロバイダー: 38066 ホスト:38222 ブラウザー: 4203
※私の製作者への物言いに待ったがかかったので書き直します。
余りに人間を表面的にしか描けていません。
それならそれでそういう方向性の作品でいいのですが、にも関わらず深く描いているかのようにみせてしまっています。
一部の登場人物の一部の対象への「わかろうとする努力」「想いやり」が決定的に欠如しているのに対し、あたかも努力しているように、想いやっているかのようにみせている描写が散見されます。
そんな一部の登場人物の半端な認識力で不条理や虚無が認識でき世界を正していけるのであれば、今のこの社会や世界は平和でこともなしです。
そこにはアニメZZクライマックスでのジュドーの
「哀しみを背負った相手の心に最後まで手をさしのべようとした意志」も、
アニメ1STの母のキャンプでのアムロが敵を撃たざるをえなかった場面のような
「命は平等ではないが対等である」
という真摯な視点が徹底して欠如しています。
こういう人間はこうだからこうなんだ、それをわからないのなら悪いのは僕じゃなくて相手なんだ、というオーラをかんじます。
(アニメ版1STにもあったが、相対的に本作よりは薄い)
それでも私的な事象に関することであれば心情に共感の余地もあります。
そういった点では本作は公的な事象に対しての過干渉はなく、地に足ついた私の感情を描こうという努力は(一部の描写では特に)見受けられました。
その点では一部の富野氏のアニメよりは公私混同の度合いは薄いです。
だが私的な哀しみを描く際に、その相対要因としての「他者」を描くのなら、その他者の哀しみの要因も描かなければ本質的な問題解決にはならないのです。
そこを無視して話を終わらせてしまっては本末転倒なのです。
それでも、描写が中庸で淡々としているのであれば、自然と相手の哀しみも想像の余地があるのですが、そこで変に個人の価値観の押しつけが入り想像の余地を奪うので、そこに違和感がうまれてしまうのです。
一方的な心の決め付けに対する、正当な義憤が。
法と秩序によってなされる社会における、「人間の尊厳を守る為の正当防衛行為やあくまで手段としての死刑」と。
「戦争状態でおこなわれる他者への攻撃(精神面へのそれも含みます。特に認識不足からくる一方的な主張のおしつけ等)行為」
そこには明確な区分があり、後者における、攻撃する側の行為を正当化してはいけないんです(※1)。
念の為補足しますが、わかってて単純明快な図式で比喩としてステレオタイプに普遍性のある人間原理的な生の感情(友情とか愛とかね)をひきたたせるためにシンプルなテーマを描くために
「あえてわかりやすい手法で」
ドラマを描いている作品には、この種の批判はあてはまりませんし、あてはめません。
【注釈補足】
※1
ただ、改めて書き直している最中に作品内容を思い出してみるにつけ、
「不条理な事象に対する「きっかけ」としての目のつけどころ、着眼点は悪くない」
と思いなおしましたので、(その先にみえているものはともかく)前回より一段階評価を上げます。
次へ / 評価投稿 / 作品DB目次
注意: これは小説版。その他メディアのページ
アニメ:機動戦士ガンダム / ゲーム:機動戦士ガンダム (アーケード版) / 漫画:機動戦士ガンダム (岡崎優版)
Myページ 作品DB(友達招待) 最速検索