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日本映画総合点: 503位/921作品中 (総合点1.00/偏差値48.69)
日本映画1974年総合点: 6位/8作品中
田園に死す(日本映画)
読み仮名: でんえんにしす / 英語タイトル: Denen ni Shisu
評価板/掲示板/評価統計:説明・概要:画像/壁紙: 商品(順:売上/新着/)(DVD)
直近発売の商品: 田園に死す 【低価格再発売】 \3,990

2008/02/05 良い [編集・削除/ この評価を推薦]
by どうか Kappa と発音してください。 評価履歴[良い:152(33%) 普通:198(42%) 悪い:116(25%)] / プロバイダー: 7683 ホスト:7691 ブラウザー: 4184
詩人、寺山修司の感性が映像イメージとして飛び出してくる。登場人物の白塗りの顔、映像の時間軸は統制をもたず、空間さえも超えて展開されていく。衝撃的と言われるラストシーンも含めて、全体的に奇をてらった演出といえばそれまでだが、そこには寺山修司の突出した感性が全面的に現れ、「母殺し」というテーマが寺山自身の昇華を意味している。彼にとって「母」そのものがひとつのテーマなのだ。
映像そのものが饒舌でテンポの悪さは否めないが、一場面ごとに魂をしまいこんているようだ。
絶対的なもの(=父)の不在が主人公の"私"を逃亡へと導く。これは母親=生まれ出でてしまった"私"の現実のようであり、そこから虚構へと精神世界を繰り返し亡命させようと試みているようだ。が結局、"私"は母親とご飯を食べているシーンで終わる。過去でも未来でもその構図は変わりようがないことを突きつけてくるかのようだ。そこで飯を食うという行為が静かな団欒として象徴的にも思える。
何度も何度も母親を殺そうとする寺山修司が行き着いたところはこういった諦念にも似た安らぎだったのだろうか?
そして、妄想の中で一言、思い浮かぶのは「わたしは何度殺されたのだろう・・・・・・」ということだった。
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