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Z.O.E Dolores,i
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読み仮名: ぞーんおぶじえんだーずどろれすあい / 英語タイトル: Z.O.E Dolores,i (ZONE OF THE ENDERS)
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] 2007/06/04
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37757
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37861
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6342
最高寄りのとても良い、です。
とにかくいろんな面から褒めることの出来るアニメです。
放映当時も飛び飛びに見て、なんかすげーアニメだなー、とおぼろげに思っていたのですが、
シリーズを踏まえた上で見返すと、大変な傑作であると再確認しました。
・主人公が子持ちの親父&ピンクのロボット(頭の中身は女の子)
まさに度肝を抜く導入。このなんとも奇妙な組み合わせ。
しかし、この一見ぶっ飛んだ組み合わせがしっかりかみ合って話が進んでいくから面白い。
またストーリーが進むにしたがって「家族」というものを考えさせられる所も良いです。
(ある程度歳を重ねると、家族ものにすごく弱くなるんですよ…)
・世界設定とのリンク
各種のZ.O.Eシリーズとリンクしてます。やり口が上手い。
初期のオリジナルOVAが発端となっており、話は実質その続編となっていますし、
本編中にアンティリア事件が起きたことが語られ、
アンティリアから戻ったアヌビス&ノウマンがこの後になるアヌビスを匂わせる形で登場します。
ブローカーのおっさんもテスタメントに登場してたはず。
また台詞の端々にシリーズの情報が散りばめられています。
同一シリーズで毛色が違うにも関わらず、こういうところをカッチリ決めてくれているのはさすが。
(ところでノウマンは三人の声優さんが演じているという稀有なキャラクターです。
媒体・登場作品が違うから、と言ってしまうと実も蓋もありませんが、
あえてこじ付けるのならば、アヌビスに取り込まれて中田声に→改造を受けて小杉声に、といった感じ?)
・SF的なものの扱い
上記にも通じるのですが、メタトロン、オービタルフレーム、ウーレンベック・カタパルト、
ベクター・トラップ等といった、独自の用語・概念を、説明を交えて非常に上手く使えています。
火星のテラフォーミングに伴うさまざまな問題も描写されているし、
たとえば火星への移動一つとっても、地球からの打ち上げ、ウーレンベック・カタパルトでの移動、
事故による漂流、火星大気への突入カプセル製作等、こういった肯定を省かなかったのもポイントが高いです。
・複線の処理
これはとても秀逸です。
逃げるジムを助けたあの人物だとか、
ジムが読みふけっていた本が複線になるとはとても思いませんでした(笑
・各種映画ネタ
毎話のタイトルが映画の題名が元ネタになっていることももちろん、内容もなぞらえているものも多かったです。
またしつこい捜査官から逃げ回る、という点も「逃亡者」でもありますね。
好きな人はにやりとする箇所がたくさんあります。
「ダイ・ハード」では「今日がクリスマスじゃないのが残念だ」なんて言っちゃうし。
・猫がかわいい
一話からでずっぱりなのですが、細かい描写が一々かわいくて、とっても和みます。
・キャスティングの妙
とても豪華。
実力派の方が多数参加しているので、浮いたようなところはありません。
・気になった箇所
なんというか、いかにもデジタルで、少し絵や彩色がクドく感じるのが気になるでしょうか。
あと、このいかんともしがたい知名度の低さが残念。
ゲームファンの人も、このアニメに触れるともっとZ.O.Eの世界観に感情移入できると思うのですが。
やや昔の作品になりますが、SFで、ロボットモノで、ゲーム原作(形式上こう書きます)という題材をやりつつ、
ガンダムにも、エヴァにも、ヤマトにも、銀河英雄伝説にもせず、安易な萌え・メタにも走らなかった、
このバランス感覚は十分評価すべきものでした。
食わず嫌いは大変もったいないですよ!!
はっきり言ってまだまだ褒め足りないのですがこの辺で。
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