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白蛇伝


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読み仮名: はくだでん / 英語タイトル: White Snake Legend (Haku jya den)

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2003/09/05 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/]
by nr2480 評価履歴[良い:253(70%) 普通:90(25%) 悪い:20(6%)] / プロバイダー: 30084 ホスト:29909 ブラウザー: 4924
中国の有名な昔話を題材とした、日本初の総天然色長篇まんが映画『白蛇伝』。
中国民話 白蛇伝
スリルとユーモアを生んで 森繁久弥と宮城まり子のたくみな話術が 一人十役を演じ
妖奇と幻想の美しき色彩は 大人も子供も一生忘れない 面白さ
妖精白蛇と人間の不思議な愛の物語り
大東映が自信をもって贈る 漫画映画の巨篇『白蛇伝』
―――いつのころかおそらくずっと昔、中国の西湖一帯は何百年に一度という大嵐にみまわれました。
この嵐が妖怪の仕業であるとしたら みなさんはさぞかし不思議に思うでしょう。
そうです。これは不思議な物語です。しかしそれでいてやさしい物語なのです。
良く晴れた春の朝のことでした。仲良し熊(パンダ)と猫(ミミイ)は
春の風に誘われて主人の許仙(シュウセン)と笛の吹き比べをしていました。
すると、東屋にそうです。嵐の日のあの娘が・・・
中国古来の伝説を基に、白蛇の精と若者の愛を壮大なスケールで描いた日本初のカラー長編アニメ。
製作期間2年半をかけた、アニメ映画史上に残る感動の名作。
昭和三十三年度 芸術祭参加作品
文部省選定 少年向け 家庭向け
『白蛇伝』(1958)
■海外
☆第9回ベルリン市民文化賞
☆ベニス児童映画祭グランプリ
☆メキシコ名誉大賞
■国内
☆第9回ブルーリボン特別賞
☆第12回毎日映画コンクール特別賞
☆第13回文部大臣芸術祭奨励賞
☆58年度NHK映画(ベストテン別格)
☆芸術祭団体奨励賞
☆北海道映画鑑賞会賞
・文部省選定
・優秀映画鑑賞会推薦
・東京都教育委員会選定
・日本PTA全国協議会特選
・青少年映画審議会推薦
・機関紙映画クラブ推薦
・主婦連合会推薦
・東京都地域婦人団体連盟推薦
・東京都映画愛好会連合推薦
製作:大川博
企画:高橋秀行、赤川孝一、山本早苗
原案:上原信
脚本・演出:薮下泰司
構成美術:岡部一彦、橋本潔
音楽:木下忠司、池田正義、鏑木創
台詞構成:矢代静一
原画:大工原章、森康二
背景:草野和郎、前場孝一
動画:大塚康生、坂本雄作、喜多真佐武、紺野修司、中村和子、寺千賀雄、
楠部大吉郎、長沼寿美子、藤井武、加藤洋子、松隅玉江、赤坂進、
トレース・彩色:進藤みつ子 山田みよ 伊藤澄子 本橋文枝 宮崎正子
撮影:塚原孝吉、石川光明
録音:森武、小松忠之
編集:宮本信太郎
音響効果:吉武富士夫
風俗考証:杉村勇造
進行:稲田伸生
製作:東映動画
声の出演:森繁久弥(東宝)、宮城まり子(東宝)
「主要キャラクタ」
白娘(パイニャン)
少青(シャオチン)
許仙(シュウセン)
熊(パンダ)
猫(ミミイ)
法海(ホッカイ)
水墨画をバックとしたOPのスタッフテロップが、本作品の雰囲気を盛り上げて始まり、
声の出演は、「森繁」と「宮城まり子」二人で台詞の吹込みと語り(ストーリーテーリング)を行うという
なかなか渋い演出が光る長篇アニメーション。
宮城まり子ののびやかな歌声そしてチャイナメロディー特有の節回しが妙に心に染み入る!
許仙(シュウセン)が幼少期に、
市場で見せ物の如く扱われている可哀想な蛇を想って買い取り家へと連れて帰る。その蛇とは仲良しになったが、
大人からは気味悪がられ捨ててしまえといわれる。已む無く、泣く泣くその蛇を野原へと放つのであった・・・・・。
そして、―――時は巡り少年から青年へと成長を遂げた許仙(シュウセン)のところへある日、何処からとも無く映えある胡弓の調が聞こえてくる。
許仙(シュウセン)はその音色のする方角へと向かうも、奏でていた者は既に居らず、其処には、一本の不思議な胡弓(二胡)が残されていただけであった。
その胡弓(二胡)の持ち主は、少青(シャオチン)というお供をしている小娘の主人らしい。
少青(シャオチン)は胡弓(二胡)を拾ってくれたお礼がしたいので許仙(シュウセン)に、是非一度主人、白娘(パイニャン)に遭って欲しいという・・・
(あまり良く覺えて居ませんが確かこんな感じで話が進んで行ったと想います?!)
台詞を必要最低限にし、キャラ細やかな仕草や身体の動作、そして計算された間と画面構成を最大限に利用して情感を描き出している。
だが、当時の音声収録特性によるものだか知らないが?
どうも森繁が登場人物にあわせ声の巾を持たせようとして低い聲を出そうとするが、
聲が籠ってそれが逆に聞きとり辛いところも一部あった气がするが、全体的には悪くなくあまり代わり映えのしない?宮城まり子の聲も、結構良かったと想う。
アニメーションというよりは、一芸術作品と云った方がシックリ來るほど出色の出來映え。
やはり、大川社長が自信満々で話していた通り、日本初の総天然色長篇漫画映画という事で
相当、東映スタッフが情熱を一心に注ぎ込み、総力を結集して制出せし作品であることは一目瞭然。
同じく東映動画の「夢見童子」は残念ながら見たことが無いが、
それ以前の有名なウォルト・ディズニーや露(旧ソ連)制作等などの、海外のカラー・アニメーションと比しては若干の粗が目立つ气もしたが、
全体に良く纏っており、許仙(シュウセン)が追放されし蘇州の街の祭りの大道芸人のジャグリング部分や熊(パンダ)の愚連隊どもとの喧嘩シーンなどの拘りを魅せる描写は特に凄い!
崖から転落し死してしまった許仙(シュウセン)を救う為、白娘(パイニャン)は、諸々の妖怪変化の王「竜王」が居るという宇宙の紅い星へと目指す。
己の妖精としての力(妖力)と妖精としての永遠の命を失いただの人間となる条件と引き換えに
亡人を蘇生き返らせることが出来るという「命の花」を、諸々の妖怪変化の王「竜王」から頂戴し、一路、法海和尚(ホッカイ)が弔う許仙(シュウセン)の亡骸へと向かう。
最後は怒り狂った大なまずによって
大荒れになり大波荒れ狂う湖で、大波に飲み込まれそうに成る白娘(パイニャン)と蘇えった許仙(シュウセン)二人に
法海和尚(ホッカイ)が矢鱈とグッドタイミングで水晶玉を投入。それが、壹艘の舟へと變化したのには流石にしてやられた?!?
許仙(シュウセン)や法海和尚(ホッカイ)、白娘(パイニャン)等などのシリアスな視点と、
パンダやミミイ等などの動物達のコミカルな視点がきっちり分けられて描かれてある為
子供さん、親御さんどちらでも樂しめるようになかなか良く出來ていたと想う。

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