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うる星やつら 完結篇
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読み仮名: うるせいやつらかんけつへん / 英語タイトル: Urusei Yatsura - The Final Chapter
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2006/05/21
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漫画原作をただトレースしただけでアニメスタッフが何ら「仕事」をしていない。押井氏が、やまざき
かずお氏が、遠藤麻未さんが、高橋資祐氏が、森山氏が、西島氏が。彼らが去った「アニメうる星」にはな
んにも残らない事を再確認させたかったのか、そんな作品。
アニメうる星とは、幸運であり不幸な作品だった。スタッフはエネルギッシュでファンを飽きさせず、ファン
はビデオを、テープを擦り切れるまで見て(聞いて)、コミケはうる星一色に染まった。「BSアニメ夜話」
での岡田氏のコメント通り、「日本アニメの思春期そのもの」を代表する一作だった。
反面、続投を続けながら止め時を逸した作品でもあった。その点でヤマト、ガンダムと並ぶ日本アニメ不運の
作品とも言える。特にうる星の場合、「アコギティ」とも揶揄される送り側の思惑か、TVシリーズ最終回、
ラムザフォーエバー(うる星4は当時の時点でアニメうる星の最終エピソードと取れる体裁になっている)、
本完結編と、三度に渡って死に体をさらした。TV最終回で「なんでやねん」うる星4で「なんでやねん」
の後だ。たしかに漫画版を踏襲した造りだからその点裏切られないが、漫画版うる星の最終回自体がもはや
息も絶え絶えの、「だれか止めてやれよ」とみんなが思いながら「魂を引かれた」ファンは後ろ髪を引かれ、
送り手側は美味い汁をしゃぶりつくそうとした、そんな体たらくの原作だったのだから面白いはずも無い。
うる星ジャンキーの私、BDを、TVシリーズを今後何度も見返すだろうが、本作を見ることは二度とないだ
ろう、そんな苦痛に満ちた作品。ただしこれは精神論的な評価であり、単体でみれば普通以上でも以下でも
ない。
余談だが、当時初期作画監督を「画力が四分の一」節子嬢が担当する予定でその初期稿が発表された時の物議
が懐かしい。
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