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うる星やつら4 ラム・ザ・フォーエバー


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読み仮名: うるせいやつらふぉーらむざふぉーえばー / 英語タイトル: Urusei Yatsura 4 Ram The Forever

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2006/05/09 悪い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/]
by スペ9 評価履歴[良い:526(72%) 普通:102(14%) 悪い:98(13%)] / プロバイダー: 19044 ホスト:18825 ブラウザー: 5623
うる星ムービー中、最も見るのが苦痛な一作。

オンリーユーは広く「アニメファン」の望む最大公約数的作品
ビューティフルドリーマーは押井うる星の一つの集大成
リメンバーマイラブは「うる星ファン」の望む最大公約数的作品

では本作は ? 恐らくやまざきかずお氏はBDを目指して作ったのではなかろうか、「難解であれば
崇高な作品である」。そう思えてならない。
やまざき氏はTVシリーズで押井うる星とは違う傑作を多く輩出している。ディーンにバトンタッチ直後
の128話「異次元空間ダーリンはどこだっちゃ!?」の完成度は象徴的だ。反面キツネのエピソード
など「うる星でこんな話やられてもなぁ」なハズレもあるが。
劇場作品という「マス」が与えられた時、娯楽作に徹するのは難しい。BDの優れていたところは、押井
氏の作家性が遺憾なく発揮されながら、キャラクター達(特にラムちゃん)が元気いっぱいに楽しんで見せ、
その上あたるの本音(もっと言えば世間一般の男の下心)まで見事に見せ切っていることであって難解
だからではなかったのだ。いや大体BDはぜんぜん難解じゃない。画面の意図を一つ一つ汲んでいけば
明白だ。
で、本作。難解なんではない、「なんでじゃ ? 」映像からスジが通ってないのだ。それでは製作者
の自己満足でしかない。さらに致命的なのが「ラムいじめ」きわまれりと言うか、キャラクター達の苦痛
な様だ。リメンバーマイラブでも「祭りの終わり」という、うる星ファンにとって心臓をえぐられるような
苦痛があったがそれにはストーリーの整合性があり、ラムちゃんは「祭りの終わり」から外れた時間軸
にいたから、見るものはその「祭りの終わり」が現実で無いものと了解できた。本作では ? キャラクター
達はあるべき時間の流れを取り戻すために、そう「思い込める」ために争いを起こす。紛れも無い彼等
の歴史の一片なのだ。私はうる星ワールドの彼らにそんな思いをして欲しくない。さらに本心を言えば、
この4作中ラムちゃんが最も彼女らしくない。問題を起こすでも解決するでもない彼女に前3作のエネル
ギッシュさは皆無でもはや普通の女の子だ。「ラムいじめ」もそうだが、私は元気いっぱいの彼女が好き
なんだ。
なんだかカミングアウトな文章になってしまったが、TVシリーズの斜陽と共にうる星バブルがもはや崩壊
した事を認識させるという意味で象徴的な内容であり完成度。いや当時はうる星「祭りの終わり」を認
めたくない自分だったのだが。

え ? 完結編 ? あれはただ原作が動いてるだけ。

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