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2007/05/24 悪い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/]
by 猩々紅冠鳥 評価履歴[良い:194(70%) 普通:41(15%) 悪い:42(15%)] / プロバイダー: 3700 ホスト:3813 ブラウザー: 5234
麻薬との終わりのない戦いを続ける人々を描いた作品。
アカデミー4部門受賞作。

麻薬対策大統領補佐官とその娘、アメリカ南部の最前線で麻薬を取り締まる麻薬捜査官たち、流入ルートであるメキシコで捜査を続ける捜査官。
それに麻薬王夫妻を加えたその4つの視点から物語が進むのですが、
それぞれの場面がシーンにより赤、青、黄色で色分けすることで、場面の違いを表現しています。
ですが、そういう技法に挑戦したと言う挑戦心は評価していいと思いますが、
物語の進行上、また表現方法として必要かというと、そうでもないような気がします。

また、ストーリーに起伏が無く、盛り上がりに欠けます。
麻薬に関わる人たちの日常の延長線上の範疇を出ていないように感じられました。
日本人なので、麻薬と言うものが身近でないからなのかもしれませんが、
考えさせられる作品では有るものの、面白いかと聞かれると、淡々と話が進んでいくので正直あまり面白くない。

一方、アカデミー受賞と言うだけあって、俳優陣の演技はさすがに上手い!
特にベニチオ・デル・トロの苦悩と憂いを含みながらも強い意思を感じさせる表情がたまりません。
全体的に、演技は緊迫感をしっかりと伝えてきていて、上手いなぁと思いました。

映画を見る際にどこを大切にするかによって評価の分かれる作品だと思います。

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