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ベスト・キッド


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英語タイトル: THE KARATE KID (THE MOMENT OF TRUTH)

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2008/01/26 良いと思う立場からのコメント [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/]
by FBO 評価履歴[良い:59(64%) 普通:3(3%) 悪い:30(33%)] / プロバイダー: 26364 ホスト:26493 ブラウザー: 8090
前の評価が気になったので再評価します。折角テンプレがあるので今回はそれに従います。

【悪い点】
まずアメリカ臭いご都合主義的展開。後半に進むにつれ、主人公が成長、挫折、危機、そしてそれを乗り越えての勝利という、なんとも展開が読めるストーリー。よくいえば王道だが、これは古典的すぎてあまり受け付けなかった。

【良い点】
空手というテーマについて、丁寧に描かれている点。当時のアメリカで空手といえば、大山倍達の極真空手でした。瓶切りや瓦割りなどのパフォーマンスで話題を呼び、そのため、アメリカで空手といえば、素手で何でも破壊するという神秘主義的な面ばかりが強調され、オカルト的な人気が出ていました。カンフーとの見分けもつかず、いっしょくたにされているのが現状でした。

そのような中で、今作品は空手の精神面、すなわち「道」の考えを強調していました。空手というものが、単なる暴力やショーマンシップでなく、日本の伝統を重んじるものであるという認識がされています。ここが今作品の大変優れているところです。

もちろんアメリカ的な礼の認識であり、すこしおかしいところもあります。でも当時の空手映画の認識からすると、この作品のアプローチの仕方はかなり斬新といえます。これをアメリカがやったというのがすばらしい。

【総合評価】
この作品は、アメリカンエンターテインメントの王道的展開(とにかく最後はハッピーエンドで感動させて、聴衆の共感を呼ぶスタイル)に、空手という東洋独特のテーマをうまく融合させて出来た、良質の娯楽作品だと思います。礼という観点を空手に持ち込むというのは、当時のアメリカにはなかった発想ですし、修行による自己の深化を描いたのも素晴らしい。

ラストで、足を負傷した主人公が鶴の構えから起死回生の前蹴りを放つシーンには、今でも胸が熱くなります。これはわかりやすく、感動を呼びやすい作品なので、よく言えば王道的、悪く言えば単細胞的な作品と呼べるのだと感じました。

空手に対するアプローチが優れているという点で、評価は良いです。

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