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バタフライ・エフェクト2


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読み仮名: ばたふらいえふぇくと2 / 英語タイトル: THE BUTTERFLY EFFECT 2

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2008/03/06 悪い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/]
by ねぶそくのタカ 評価履歴[良い:90(44%) 普通:67(33%) 悪い:49(24%)] / プロバイダー: 16572 ホスト:16324 ブラウザー: 5234
この映画単体ではそれほど悪くもないかもしれないが、前作と比べてしまうとやはり「この程度か…」と落胆してしまう。

(以下、ネタバレあり)
まず、やり直した結果の人生でのインパクトがない。前作と比べて、ある点では成功したがある点では致命的な失敗をしているという結果になっていないのだ。緊張感も絶望感もないので、こちらは「早くやり直せ!」という気分にならない。そもそも1回目のやり直しをした時点では上司に歯向かって会社をクビなった程度の状況にしか陥っていなかった。恋人も友人二人もそこそこいい生活を送っているのに、ここでわざわざやり直すのはただ欲をかいているだけだ。この時点で『せつないハッピーエンド』とは遠ざかっていた。
人生の分起点が少なくて、「あのときやり直していれば」というものがないのも盛り上がりに欠けてしまう要員だったろう。
そしてやり直した回数も少なくて、ニックの「修正するたびに八方塞がりになる」という台詞に説得力がない。その時点で2回しかやり直ししてないのに、なんで八方塞と悟ってしまうのか。

今回の主人公はやり直した際、新しい人生の記憶が補完されない仕様になって、現在の状況が主人公にも視聴者にもわからないようになっていたが、それが「やり直した結果どうなったんだ?」というハラハラ感に繋がるよりも、「なんで前作では記憶が保管されてたのに、今回はされてないんだよ。そもそも記憶が補完されないんだったら鼻血は出ないだろ」という感想に繋がってしまった。やはり前作で出来ていたことが続編で出来なくなるという変更はよくないように思える。

そして本作の売り文句の『せつないハッピーエンド』が主人公が死ぬことで他の3人を幸せにすることというのも、はっきり言って安直すぎる終わり方だろう。前作のラストは「あぁ、こういう風に終わっちゃうのかぁ。もっと良い終わりはないのかなぁ」と思わせながらも、映画のこれまでのストーリーでこれ以上の方法はないと視聴者に納得させる見事なラストで、まさに『せつないハッピーエンド』だったと思う。
でも今作は違う。主人公が死ぬというプロの脚本でなくても思いつくような単純な物語の終焉であり、しかも3回しかやり直してないのでこのラストが最善と視聴者に納得もさせられない。さらに言ってしまえばそもそも主人公が欲をかかないで、1回目のやりなおしで普通に人生を歩んでいればよかったという、他のノーマルハッピーエンドの道が残されていただけに、見終えた後のすっきり感がない。

続編ということもあり、厳しく「悪い」。

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