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シンドバッド7回目の航海
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読み仮名: しんどばっどななかいめのこうかい / 英語タイトル: THE 7TH VOYAGE OF SINBAD
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2004/06/09
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ラロシュ
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私にとってのファンタジー映画ベスト1は「ロードオブザリング」でも「ハリーポッター」でも「ネバーエンディングストーリー」でもなくこの映画です。
一応、アラビアンナイトでおなじみの「船乗りシンドバッド」のお話が元ネタですが、ストーリーは全くのオリジナルで半獣半人の一つ目巨人やドラゴンや本来ならば「アラジン」に出てくるはずのランプの精ジーニー(ディズニーアニメ「アラジン」のジーニーを連想しては駄目ですよ。子供が演じていて実に可愛らしいです。)が出てきたりと自由な発想の作品です。
作品のテンポもリズミカルでまさに冒険ファンタジー映画の傑作です。
モンスターの特撮は現在主流のCGに比べると動きがカクカクしており、不自然で稚拙に見えるかもしれませんが、逆に御伽話の世界は変にリアルさにこだわるよりもこういう不自然な特撮のマッチしているように思えますし、私のようなマニアにとってはそこが魅力的でもあります。
怪獣映画としても一流で逆間接の足を持ち半獣半人の一つ目巨人を初めとするモンスターのデザインが秀逸。
冒頭の霧に包まれた島の描写や洞窟にたたずむ魔術師の砦のセットなどの幻想的な雰囲気や巨人の生活習慣が良く分かる住処などのディテール描写も素晴らしい出来栄えです。
カーウィン・マシューズのシンドバッドやトリン・サッチャーの魔術師などキャストもはまっています。
特撮のレイ・ハリーハウゼンはストップモーションと呼ばれる技法を駆使して特撮の称号を勝ち取った人物で彼がその後のSFXに与えた影響は多大なものです。
その証拠にスターシップ・トゥルーパーズの雰囲気はハリーハウゼンの「恐竜百万年」の雰囲気を目指したと言っているし、「スパイキッズ2失われた夢の島」のロバート・ロドリゲス監督はわざとカクカクした動きの骸骨兵士を登場させ、ハリーハウゼンにオマージュを捧げています。
彼こそ日本の円谷映二と並び特撮映画史に多大な貢献をもたらした偉大な人物と言えるでしょう。
とにかく、ファンタジー映画が大好きな方には是非ともお勧めしたい作品です。
ハリーハウゼンのファンタジー映画を見ずして、ファンタジー映画を語ることなかれ!
ファンタジー映画の原点がまさにここにあります。
(一部訂正して新たに投稿)
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