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涼宮ハルヒの退屈
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読み仮名: すずみやはるひのたいくつ / 英語タイトル: Suzumiya Haruhi's boredom
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2007/09/02
悪い
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虚構の旅人
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大人気シリーズの三作目。
この作品は表紙の長門を見た時に、「ああ、今回は長門が活躍する話なんだな」と固定観念を持ってから読んでいましたね。ちなみに、表紙の長門の出来は他作品に比べてもかなり秀逸ですね。
また、この作品は短編集なので、一つ一つの作品を順に評価しましょう。
「涼宮ハルヒの退屈」・・・野球大会に参加すると言って、実際に参加してしまう作品ですね。時系列的には鶴屋さんの初登場作です。この作品については、かなりのグダグダで、あまり読む気にもなりません。野球大会にも結局長門がバットに細工を施して勝ってしまうのですが、正直、何のヒネリも無くて拍子抜けしてしまう結末でしたね。結局最後までダラダラとした展開のままで終わってしまう、まさに「退屈」な作品でしたね。
「笹の葉ラプソディ」・・・初の他作品への伏線作品ですね。この作品を読んだだけならば、ただ単に過去のハルヒとキョンが出会うだけなのですが、次作品「消失」を読むとこの時に朝比奈みくる(大)がすぐ消えた真実が解ります。また、この伏線を抜きにして作品としてだけ見ても、充分に楽しめる作品だと思いますね。初めてのキョンの時間遡行もこの話でした。この作品がおそらくこの巻に置ける最高作だったでしょう。
「ミステリックサイン」・・・この後にある程度重要なキャラになるコンピューター研究部の部長と、嬉緑さんの初登場作品ですね。ハルヒがほとんど活躍しない話でもあります。この作品も見せ場はあまりありませんね。理由としては、カマドウマの画がかなり幼稚な点が一つです。いとうのいぢさんはこういう生物を描くのが苦手なのでしょうかね。迫力がほとんど無く、驚きもしません。さらに、カマドウマを倒すシーンが静かすぎですね。もっと迫力のある描写にして欲しかったと思います。
「孤島症候群」・・・この作品もあまり好きではありませんね。テンポが悪く、オチも初期から丸解りです。古泉も苦労したようですが、この作品自体はあまり面白くありませんね。推理作品だと思いきや、ほとんど推理もせずに犯人を突き止めてしまっています。この作品で初めてハルヒの他団員に対する思いやりが書かれていますが、「溜息」での発言を受けた後に唐突に心変わりした様子を見てもあまり感動はできません。時系列的にはこちらの方が先だったのでしょうか?ならばますます意味が解りませんね。作者も何も考えていないのでしょうか。
総合的な評価は「悪い」です。全体的にテンポも悪く、正直につまらない作品も多いのですが、「笹の葉ラプソディ」のテンポの良さを考慮してこの評価にします。
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