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好きだ、


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読み仮名: すきだ / 英語タイトル: Sukida

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2007/11/07 普通 [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/]
by どうか Kappa と発音してください。 評価履歴[良い:135(33%) 普通:172(43%) 悪い:96(24%)] / プロバイダー: 7683 ホスト:7691 ブラウザー: 4184
静かに、ただ「好きだ、」という一言のためだけに作られている。
そのコトバには輝きのような明るいものはなく、切なさとともに多くの時間が積み重ねられたような重みがある。
そして、役者陣のそれぞれが得意とする演技をしっかりと見せてくれる。とにかくみんな上手いのだ。

全体的にダラダラを流れる物語で、ラストあたりまで何も起こらない。ただ、ユウ(宮崎あおい、永作博美)とヨースケ(瑛太、西島秀俊)が語らうだけ。ユウがヨースケのことを好きでいることは見ていてわかるし、もどかしさもあるものの、ナチュラルすぎて、感傷的ともいえるような風景が流れているだけなのだ。恋人を亡くして精神的に不安定なユウの姉を演じる小山田サユリの存在感のほうが、特殊な空気を作り出していて、目が行くほどだ。
突如と17年後の未来に飛び、再び再開する二人なのだが、その二人の戸惑いのない、自然な会話の方が不自然だ。様々な人生観を確立していく時期を二人は離れて過ごしている。それだけ時間が開けば別人と会っているといっても過言ではない。お互いに何か眠っているものが浮き上がってくる心象描写はうまく表現されていると感じられるが、そのあたりにはこれまでのダラダラした時間を使っていないので、雰囲気が変わってしまっているのだ。急加速で事件が起こり、最後に一言。で終了。そのテンポのずらし方はおもしりのだが、そのせいで未来のエピソードが薄くなっている。

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