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オー!マイキー


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2006/10/02 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/]
by herba 評価履歴[良い:157(76%) 普通:25(12%) 悪い:25(12%)] / プロバイダー: 46436 ホスト:46333 ブラウザー: 7297
表情を変えないってのは面白い効果があるね。ゴルゴ13とかロボアニメとか、ジャンルが変わればまた別の感覚を持ったりも(ガンダムあたりのロボを見ると何故か自由の女神を連想する)。お地蔵さんや仏像なんかも…見慣れるとどうって事無くなっちゃうんだけど。たぶん、観る側の想像力を否応無く喚起させるんだろうね。変化しないから、こいつ何考えてんだろってなもん。

人間そっくりだけど全く動かないし明らかに作り物ってのもポイントか。背景が日常風景の実写なんで現実に存在する異常性みたいな違和感が際立つような気がする。ホンモノの人間使って同じ事やったら?(表情は絶対変えずに声はアフレコ)とか、アニメのフィギュアでやったら?なんて興味も湧く。

ときどき外見が変化するとまた驚かされもする…涙が出ていたりとか。漫符みたいに嘘くさく見せている。同じキャラで表情が違うバージョンのマネキンを何体か用意して使い回すなんて実験もしたくなるな。

内容はブラックな毒舌コント。普通ならとても相手に言えないような黒い本音が会話の中でバンバン飛び出すのだが、表情とのギャップと斜め上を行く応対がシュールさを産み出し、一貫してそんなん有り得んだろ、といった具合なので不快感も無い。罵倒されようがヒドい目に遭おうが一向に表情が変わらず(マネキンだから当たり前だ)、キャラクターが押し通される。ヒドい目に遭おうがなんだろうが最後は必ず高笑い。

裏表を持つ人間を徹底的に茶化した、一種の風刺みたいなものか。
表情が表の顔、セリフは (発せられる筈の無かった) 裏の顔。
これの面白さの秘密は人間という感情を持った存在をマネキンになぞらえて徹底的にモノ扱いしてしまう所にあるのかもしれない。

特筆すべき点は1話わずか3分という短さ。この点を最も評価したい。
つまりこれは気軽に短時間で押さえ付けられたものを吐き出すストレス解消にもってこいなのだ。
(逆に言えば普通のギャグアニメで1話20分の間を持たせるのがいかに大変なことか…)

50話程楽しんだけど、適度にバラエティがあって(双子ネタが多いのがちょっと気になるが)
ハズレ回も少ないし、アイデアが多彩で短い中にちゃんとストーリーがあり、オチがつく。
忙しくもストレス多き現代人にはピッタリな内容じゃないか。

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