全作品
アニメ
ゲーム
漫画
小説
ドラマ
特撮
日本映画
海外映画
情報DB:
声優
,
ゲーム機
..
論客:順
選んで下さい
参加日
総合ポイント
DB構築貢献
ユーザー活動度
地域
日記
検索
/
外部一括
:
小説総合点ランキング
:
80位
/2,343作品中 (総合点22.97/偏差値60.97)
79位
<= =>
81位
人間失格
[他形式:
RSS
/
携帯版
/
English
]
読み仮名: にんげんしっかく / 英語タイトル: Ningen Shikkaku
言語
更新順
獲得推薦順
New!
日本語
好評系
(
評価限定
)
普通系
(
評価限定
)
不評系
(
評価限定
)
全て
(
評価限定
)
全て
English
好評系
(
評価限定
)
普通系
(
評価限定
)
不評系
(
評価限定
)
全て
(
評価限定
)
無し
この評価板
[
獲得推薦数:
3
] 2005/05/28
普通
[
編集・削除
/削除・改善提案/論客限定表示/
]
by
マーマレード
評価履歴
[
良い
:2(
40%
)
普通
:3(
60%
) 悪い:0(
0%
)] / プロバイダー:
28933
ホスト:
28697
ブラウザー:
6287
読んだことのない人は一度読んでみるのもいいだろうが
私個人としては、この作品を取り立ててすばらしい作品だとは感じないし、好きでもない。
この小説の主人公は、自虐的で悲観的で無気力で楽天家で主体性もない。
そのくせ、周りの人間を観察したつもりになって、彼らを軽蔑し、哀れみ、恐れていた。
そして、いつの間にか軽蔑する対象だったはずの彼らからも見放された。
この小説はそんな主人公の半生を描いたものだ。
私はナルシズムが凝り固まったような自虐的で退廃的な思考が好きではないから
「反面教師」として最適なこと以外、この作品を評価できない。
しかしだ、別にこの小説はそんな批判を必要とする作品ではない。
この小説は小説と言うよりも、太宰治自身の人生の独白であり、遺言だからだ。
津軽で生まれ、東大に入ったのも、何度も心中し損ねてたのも
女房を奪われたのも、彼の体験だし
「人間失格」の連載開始とほぼ同時に太宰治が心中をしたことから考えても
彼は、もともとこの作品を小説としてではなく、人生の総決算として書いたのだろう。
だから、僕はこの作品をあれこれ評価する必要性を感じない。
ただ、それでもなお、私がこの作品を好きではないのは
作品の端々に太宰治の見栄が見て取れるからだ。
実際はただ単に妻に見捨てられたにも拘らず
小説では、そこに手を加え、自分と妻を悲劇的に描いてみたり
あまつさえ、自らを「人間失格」などとナルシズムの真骨頂のような烙印を押してみたり
太宰治はここまで来てなお、見栄を張り続けている。
それが人間か、と思わなくもないが、率直に言って見苦しく
太宰治の「人生の独白と遺言」としての価値を貶めている。
太宰治の文章力は認める。
読み手の緊張感を煽るような危険な雰囲気を持たせた文章は
まるで、迷路にでも放り出されたようで、独特の圧迫感を堪能できる。
この作品の内容とも、とてもマッチしている。
だが、残念なことにそれだけだ。
もともと、文学と言うものは現実世界での解決を目指したものではないから、当然と言えば当然だが
ただひたすらに「痛い」だけだ。
その「痛み」は時に心地よいが、知らなくても良い。
評価投稿
/
作品DB目次
この作品の全ての書込みを表示する
作品データベース目次
|
最速一括検索エンジン
|
サイトマップ
| Copyright(c) 1999-
1st Class