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香港国際警察 / NEW POLICE STORY


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読み仮名: ほんこんこくさいけいさつ / 英語タイトル: NEW POLICE STORY

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2008/01/19 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/]
by SHUNIA 評価履歴[良い:128(53%) 普通:32(13%) 悪い:83(34%)] / プロバイダー: 11494 ホスト:11290 ブラウザー: 10496
再評価しました。

評価訂正三回目ですね。結局全体の評価は『最高!』とすることに。これで最終決定とします。
やはり、いろいろある中でこの作品はとても出来が良いアクション映画でしたので・・・・・・。
08/01/17
文を訂正、加筆しました。

※ネタばれを含みます。

---+---+---+---【全体的な内容】---+---+---+---

アクションがメインな映画。とはいえ、ストーリーも自我崩壊するジャッキーを痛々しく表現したり、その泥沼から這い上がっきたりと、最初から最後まで同じテンション、もしくは最後の方で冷めてしまうアクション映画が多い中、この作品はテンションの上げ方が工夫された内容となっている。

最近はCGやら合成やらでアクションなども有り得ないことばかりやるため、それらに頼りすぎた映画もダメだとしばしば思う今日だったが、この映画はほぼアクションも動きもリアリティにあふれ、見ていて十分に楽しめる。
ロープを使ってはいるが、実際は生で戦っているシーンが大半。その様子をエンディングで見ることができるので、作品を見終えたあとのエンディングでのメイキング・ムービーは、視聴者により良い形で残るようにと工夫してあるのが分かる。
アクションは速くカッコよく、退屈はしない。
見所は最終決戦の『ジャッキーVSティンティン』の格闘戦。一回目では負けたのだが、覚醒したジャッキーの二回戦では白熱したファイトを見せてくれた。さすが『ジャッキー・チェン』である。
この最終決戦では、前半でジャッキーがボコボコにされた戦いでの、敵一人一人が繰り出す『ゲーム』の決着をつける戦いでもある。
敵のボスである『ジョー』は、『どちらが早く分解された銃を組み立てて発射可能にし、相手に向けるか』というルール。銃の組み立て競争である。前半では射撃のプロであるチャンも若いパワーには勝てないのか、プロといっても分解のプロではないということでもあるのか、わずか数秒ながらも負けてしまう。
『ティンティン』の場合、前半では『●分でぶったおす』というもので、チャンは仲間の死に動揺してしまった隙を突かれてジャンプキックを食らい倒されてしまう。
他の敵の仲間はチャンを倒せるような特化した能力はないのか、ゲームを挑んでくるものはいなかったが、この二人による2つのゲームだけでも前半ではかなり重い賭けだったので、決戦では名誉挽回という意味も含めて重要な勝負でもある。
VS ティンティンでは、時間制限はないが、もうどちらかをつぶすまでというルール。
今回はティンティンも追い詰められているので、ゲーム感覚ではなく大真面目に攻めてくる。前半戦に比べ、アクションの切れも攻撃も良く、それについていけるジャッキーには驚き、必死になるティンティン役の『アンディー・オン』もさすがというもの。
二人の熱い戦いには目を離せず、戦いが終わったときの、ジャッキーのティンティンに対する対応に少しながらもやさしさを感じた。過去に仲間が残忍な殺し方をされたにも関わらず、警察として、『刑事』として、犯人を殺さずに救ったのだ。チャンというキャラクターの性格とはいえ、ジャッキー本人にもそういう優しさがあるからこそ、『甘い』と思うことはなかったのだろう。

VS ジョーでは、ルールはそのまんまで、賭けるものが違ってはいるが失うわけにはいかないものである。
銃の組み立て競争は、銃のことを知らない人にはあまり面白くないかもしれないが、今作中、最も安全な戦いである。何せ、ルールの中に組み立てた後、相手を殺す、というのはないのだ。
よくマンガや映画でとある組織が戦闘員を育成するために、銃の組み立て競争をさせてより早く相手を射殺できるか、というシーンを見るが、今作ではそういった血は流れることはないので、グロテスクな表現はなく、見やすいといえば見やすいアクション映画となっている。
そして、最後にジョーが自分の肉親に対して向けた表情は、『こどもの虐殺』という残酷な事件が現在多々ある中、今の親の無責任さを訴えているかのようで同情してしまった。

---+---+---+---【 敵集団の中で… 〜ジョーの復讐心〜 】---+---+---+---

敵武装強盗集団の一人、『スー』の扱いがひどいかと……。唯一の敵の中でただ一人の女性なのだが、序盤から彼女の最後まで、仲間からの扱いがあまりよろしくない。最初はジョーの恋人かと思いきや、単に利用されているだけであり、ヘマするのもスーで、スーのとどめを刺すのもジョーである。
おいおい、いくらなんでも殺す必要はないんじゃないのか? というか、あまり出番がないような…。ただ、スーが女性だったからというのもあるのだろうか、これが男性だったらと考えると、別に殺されようが生きていようが完全無視していたかもしれない。
ただ、敵のアジト内で、警官嫌いなジョーが警官のマネキンに銃を乱射する場面を、二階の窓越しに見ていたスー。復讐だけに燃えるジョーに、彼女の想いは届かなかったというちょっと切ないキャラクターであった……。

ま、ジョーの残忍な仲間殺しの対象になったのはスーだけではない。パソコンを使って情報収集などを主にするマックスも、ジョーのMC51アサルトライフルのサイトの中へと入った。
さすがにこの行動は、他の仲間も唖然とし、ジョーの心中を疑っていたが、このシーンからジョーの復讐心は人一倍燃えているのだというのがわかり、だからこそ最後に警察のトップである父親が現れたとき、ジョーは死んでもいいから呪おうとしたのか、訴えたかったのか、もしくは甘えたかったのか、ジョーの『子供心』が露わになった最後だった。

---+---+---+---【その他】---+---+---+---

DVD版の話ですが、アニメを見ている人にとっては吹き替えが聞きなれた声なので、感情移入しやすいのでは、と思う。
ジャッキーはもう有名な『石丸』。
そして、2008/01現在、『フルメタル・パニック』を始め、『機動戦士ガンダムOO』でも活躍中の『三木』がジョーの吹き替えをやっている。
まさか『三木』が悪役をやっているとは思わなかったが、とても合っていた。

---+---+---+---【備考】---+---+---+---

ジャッキー・チェンの、
『まだ若いものには負けません!!』
というほどの格闘アクションが豊富な香港映画。ジャッキー・チェン好きには好評でしょう。グロテスクなシーンもないので、気軽に見れる映画だと思います。
アクションが好きな子供でも楽しめるでしょう。決して難しい話ではありません。

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