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[アニメ]マリア様がみてる


読み仮名: まりあさまがみてる / 英語タイトル: Maria sama ga miteru ( The Virgin Mary Watches Over Us )
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2004/02/25 普通(+0 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/(誰でも可)]
by (表示スキップ) 評価履歴[良い:11(29%) 普通:19(50%) 悪い:8(21%)] / プロバイダ: 41412 ホスト:41436 ブラウザ: 4483
一部の人にウケているマリみてこと、マリア様がみてるは吉屋信子などの昔の少女小説を下敷きに
しているものらしい。幸い吉屋信子の紅雀を借りることが出来たので、読んでみた。
どうせ、マリみてみたいにヌルい環境で同性愛ごっこでもしているだろうと思ったがさにあらず。
主人公・まゆみ(16才)は開始わずか18ページで、母親に死に別れ、孤児になってしまう、
初っ端から波乱に満ちた展開。
幸い親切な華族・辻男爵家で家庭教師をしている純子(すみこ)に拾われ、男爵家に引き取られるが、
そんな恵まれた環境でもまゆみは落ちつかず、食客の身を恥じるあまり、いつか出て行こうと機会を
狙っている。
…全然、ヌルくないんだけど。

おまけにまゆみは優れた音楽の才能と高い教養を持ってるが、高いプライドと旺盛な独立心が災いして、
周囲とトラブルばかり起こしている。
男爵家の19才の当主・珠彦と弟の教育をめぐって対立するわ、女学校のクラスでも孤高の
存在で敵を作るわ、とにかく落ちつかない。当時(1932年)はこんなにクセのある美少女が、
読者の共感を得ていたのか?

紅雀は主人公・まゆみのアクの強さと波乱万丈の運命だけでも面白いのだが、当時の女学生たちの
描写もまた面白い。
女学校に転校したまゆみが、フランス語の授業で「フランス語で本を読んだ事があるのか?」と
聞かれて、答えたのはアン・ファミーユ。
あたしゃ、アン・ファミーユは原書どころか、名劇アニメ・ペリーヌ物語が初見だよ。
それにしても、アン・ファミーユはつい最近、岩波文庫(タイトル 家なき娘)で再版されたばかり
のマイナーな存在だったのに、1932年当時は少女小説にでてくるほど一般的な存在だったとうのも
驚きだ。

また、女学校でまゆみを崇拝する文学少女・篤子など、小説を読んでいるからという理由で不良扱いである。
この世界では、小説を読むことは不良のすることであり、雑誌に投書することにいたっては、
良家の令嬢のすることではないらしい。
作者も50年以上あとに、小説すら読まないほど読書離れが深刻になるとは、思っていなかったろう。
ちなみに篤子が投稿している雑誌の名前は、麗女界。いい名前だこと…。

普通に読んでも、当時の女学生の生活にツッコんでも、吉屋信子の小説はかくのごとく楽しませてくれる。
http://www5.ocn.ne.jp/~juchi/Diary/2004/200402.htmおまけにまゆみは優れた音楽の才能と高い教養を持ってるが、高いプライドと旺盛な独立心が災いして、
周囲とトラブルばかり起こしている。
男爵家の19才の当主・珠彦と弟の教育をめぐって対立するわ、女学校のクラスでも孤高の
存在で敵を作るわ、とにかく落ちつかない。当時(1932年)はこんなにクセのある美少女が、
読者の共感を得ていたのか?

紅雀は主人公・まゆみのアクの強さと波乱万丈の運命だけでも面白いのだが、当時の女学生たちの
描写もまた面白い。
女学校に転校したまゆみが、フランス語の授業で「フランス語で本を読んだ事があるのか?」と
聞かれて、答えたのはアン・ファミーユ。
あたしゃ、アン・ファミーユは原書どころか、名劇アニメ・ペリーヌ物語が初見だよ。
それにしても、アン・ファミーユはつい最近、岩波文庫(タイトル 家なき娘)で再版されたばかり
のマイナーな存在だったのに、1932年当時は少女小説にでてくるほど一般的な存在だったとうのも
驚きだ。

また、女学校でまゆみを崇拝する文学少女・篤子など、小説を読んでいるからという理由で不良扱いである。
この世界では、小説を読むことは不良のすることであり、雑誌に投書することにいたっては、
良家の令嬢のすることではないらしい。
作者も50年以上あとに、小説すら読まないほど読書離れが深刻になるとは、思っていなかったろう。
ちなみに篤子が投稿している雑誌の名前は、麗女界。いい名前だこと…。

普通に読んでも、当時の女学生の生活にツッコんでも、吉屋信子の小説はかくのごとく楽しませてくれる。

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