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魔法陣グルグル
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読み仮名: まほうじんぐるぐる / 英語タイトル: Mahouzin guruguru
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この評価板
2008/02/15
良い
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by
chiro
評価履歴
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良い
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18408
ホスト:
18584
ブラウザー:
8090
昔のアニメ(1期)をつい最近になって思いだし、気になって読んでみたらハマった漫画です。
序盤〜中盤にかけては言うこと無しです。
シュールで痛烈で少々下品でもあるギャグを連発し爆笑させ、それでいてほのぼのしていて可愛らしく、読んでいて安心できる暖かいストーリーが見事に調和していました。
シリアスになりすぎないのに読んでいて退屈するようなことは一切ありませんでしたし、安心しながら大笑いしワクワク出来る貴重な漫画でした。子どもも大人も、男女も問わずに読めるようなあっさりした感じです。
また、修行ハウスやアラハビカでの、まるで絵本のような展開や心理描写は見事でした。
主役のニケとククリには、素朴な格好良さとかわいさが凝縮されていましたね。好感が持てる二人でした。この辺の「クサいシーン」は微笑ましいものが多く、ギップルの活躍も重なって読んでいて嫌な感じが全くなかったのも好材料です。
脇役のキャラもしっかり立っていて、ストーリーやギャグの中にちゃんと入ってくるのもよかったですね。
残念なのはアラハビカ編の後の終盤、特に13巻あたりからです。徐々に作風が変わってきます。
アラハビカ編で、グルグルの正体が「ククリの心」と明らかになります。これに関しては1巻でベームベームを召還する時点からほのめかされていたことですので、全く違和感などはありませんでした。
しかし、終盤のグルグルという魔法は、専ら「ククリの精神状態を直接映す鏡」のように描かれ、かなり生々しい印象になってしまいます。アラハビカ編のデビルククリと扱い方は似ているのですが、明らかに印象が違います。
設定面では、「魔法陣」の扱いが軽くなり、ほぼ省略されます。また、2巻から伏線を張り、6巻で散々出した「ミグミグ族の踊り」も、この辺にくると無かったことになっています。その他にも、アラハビカ編のラストで天使から説明される「恋するハート」には「魔神を作る」とあったのに、それも最終刊では描かれていません。このように、伏線を張り設定を出すまではよくても、その後うやむやにするいい加減さに苛立ちを覚えました。
中盤まではあっさりしていた「クサいシーンも」、この辺に来るとギップルでも中和できないような悪い寒さに変わってしまいました。
評価は全体を平均して「良い」にしておきますが、中盤までは「最高」、それ以降は「とても悪い」と、私にとって極端に評価が分かれてしまう作品でした。
ギャグは終盤にやや大振りになるものの最後までしっかり笑えたので、もったいないです。
とは言え、10年以上前に見たアニメを突然思い出し、今になって全巻を集めるほど夢中にさせられた、この漫画独特の不思議な魅力というものがありましたね。
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