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読み仮名: いどぜろだいさくせん / 英語タイトル: LATITUDE ZERO
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2006/05/02
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この作品にコメントするのもネタバレなんだろうか?
私も、どこかで予告編を見ただけで本編は初見。今回のDVD化で東宝特撮ものではあとノストラダムス
と獣人雪男くらいか未ソフト化(国内)作品は。
正直なんとも微妙な作品。α号と黒鮫号のメカアクション作かと思ったら大間違い、等身大冒険アクション
活劇と言う方がふさわしい。だってα号には武装が無く逃げ回るだけなのだ。
別の切り口でまとめるなら、「一世紀に渡るクラスメイト同士のケンカ騒動(しかもアテレコが納屋悟朗と
富田耕生( ! )」と言ったところだ。人類全体を巻き込む騒動だが少人数で進行する重大事。スケール
の大きな話のはずなのにこじんまりした舞台のスケール。そう「小作」なのだ。
α号や、海底火山観測船、緯度0内のミニチュアなど実に完成度は高い。なのだが. . .。敵の大ボス
マリクは年増好みのマッドサイエンティストでどう見ても愉快犯。主役( ? )のクレイグも今一緊張感
が無いというか。マリクの半獣半人も着ぐるみ然としていて、ダイナメーション文化の海外ではさぞ失笑
を買ったろう。私だって苦笑いしたぞ。
お話のコンセプト自体が今日の方法論では計れない造りなのだ。これはもうジューヌ・ベルヌとかの古典SF
とかミステリーの実写フィルム化作品。そういう見方が解れば悪くない、楽しめた。ただ昭和東宝作品に対し
て一見さんは見る必要は疑問。
ここからは余談で、今回のDVDについて。オーディオコメンタリーに宝田明氏の語りが入っていてこれが
結構興味深く、オリジナル音声で見た後立て続けに見通してしまった。また特典映像に設定画や当時のパンフ
が入っていて資料性も高い。
一つ異論があるのは、ライナーノート(と言っても紙っぺら一枚だが)の岸川-提督-靖氏のコメントの最後。
本作のオチ(夢オチなんだか現実なんだかよく解らない顛末)について、「ミステリーゾーン」などでよく
取られた手法だ、とあるがそんな事はなかろう。ミステリーゾーンの多くの顛末は、信じがたい現実であるか、
全くの夢オチか、のどちらかであって、本作の様に視聴者を混乱させる物ではない。言うなれば、海外映像
作品によくある幻想的なオチを真似して消化できなかった、そんな感じ。
以上は通常版の内容。ボックスにはさらに海外版が付くがそこまではいらんだろう。
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