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久遠の絆


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読み仮名: くおんのきずな / 英語タイトル: Kuon no kizuna

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2007/06/25 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/]
by TEAMスカラベ 評価履歴[良い:56(54%) 普通:23(22%) 悪い:24(23%)] / プロバイダー: 24201 ホスト:23984 ブラウザー: 4184
FOGが放つ超ド級の転生伝奇純愛ノベル、でどの辺が凄いかと言うと文章量が。真ヒロインの高原万葉
で20時間、サブヒロインの斎栞と常磐沙夜でも15時間は掛かる、音声無しでもこのボリューム、2週目以降はスキップとかも出来るがあまりいい性能ではないのでオールコンプには相当な時間がかかる。

が長いとか飽きるとかの感想はでてこない位いいシナリオで全体的に悲恋悲哀話で感動必死、冒頭に純愛と書いたのはこのゲームに出てくる登場人物は男も女もかなりの情念の持ち主ばかりでそこらのギャルゲーのヒロインなど裸足で逃げ出す程の愛情を秘める、このゲームのキャッチコピーに「1000年前から好きだった」とあるが誇張でもなんでも無くそれくらいの大恋愛話、よって同時攻略など以ての外(いやできないけどね)

ストーリーは主人公御門武(みかどたける、名前変更可)のクラスにミステリアスな美少女高原万葉が転校してくる、彼女は容姿・成績・話術・性格全て完璧でたちまちクラスの人気者に、そんな万葉が初対面の武に発した言葉が「あなたを殺す」、それ以来武の周りに不穏な事件が発生し平穏な生活は崩れ自分や周囲の人間をも巻き込んでやがて自分の過去や出生の秘密にたどり着く

このゲームは「輪廻転生」がテーマでまず現代編からスタートし、途中で全ての始まりの元凶である平安編と元禄・幕末の各時代の話があり、流れは「現代」→「平安」→「現代」→「元禄」→「現代」→「幕末」→「現代」となる。

転生物と言うことで武が過去を追体験する度に自分の秘密と能力を思い出すが過去にスリップするのは武だけではなく他の人物も過去には別の人間として登場します。ネタバレになるんで詳しくは言えないが現代編の登場人物も大半が武同様過去時代からの転生を繰り返し時代によってはメインだったり殆ど出番が無かったりと「こいつが?」と徐々に明らかになるのが魅力の一つ。

ヒロインは転校生の高原万葉と下宿先の娘でいとこの斎栞と学校の担任教師の常磐沙夜の3人、性格は秩序を重んじる万葉、武以外はどうでもいい栞、心の奥底は自由主義的な沙夜で、3人に共通するのは武に対する愛の深さくらい、武さえいれば他に何もいらないと言う執着を見せる。
キャラクターデザイン担当はFOG作品ではお馴染みの岸上大策氏、まだこの頃は少し垢抜けない感じのデザインだがヒロインはかわいく美人に描けてるしビジュアルシーン時の美しい画像とあわせていい感じ。

シナリオは前述の通り4編、各シナリオでライターは別の人だそうだが違和感はさほど感じず、内容は過去編は全て悲惨で重苦しい、武の出生や血筋により試練が課せられ武と関わり合った人間はほぼ不幸な目に合う、ヒロインの3人も武を愛したが故に最期は悲惨な末路に。がそれでも武の傍を離れたくないが為に別の人間に転生するがやはり不幸な最期に、主人公含め全員の不幸な生き様に感動というか泣ける。
過去3編をクリアしたら現代での黒幕との決戦、そこで選ばれたヒロイン以外はやっぱり幸福そうにない所がこのゲームらしい、クリア後におまけシナリオと全クリア後にDCとPS2版に「再臨詔編」が遊べます。開始はクリア直後の話で選択肢の無い完全な読み物の中篇物、本編と登場人物の性格がやや違った感じの話。

音楽は落ち着いた感じの曲がなかなかいい感じのが揃ってたと思う。

問題点を述べると文章が長すぎるせいか誤字が多い、さらに難しい単語や言い回しを多様している。PS版はごついフォントで見にくい。セーブ数がPS版は3個で論外、DC版も20個だがまだまだ足りない、シーン回想とか無いので100は欲しい。スキップも遅く次の選択肢まで飛ばす機能が欲しかった。戦闘シーンのミニゲームは特に面白くも無いのでいらん。
そしてはまりフラグがあること、選択肢による好感度フラグがたまに間違ったフラグを選んでもすぐゲームオーバーにならなくある程度まで進んでどうにもならない時がある、特に最後の現代編で一見正解の選択肢を選んで途中まで進めてはまる所があるので初めてプレイする人は攻略サイトを見るか新章突入時のセーブデータを残すことを薦めます。

お気に入りのキャラクターはオカルト研究部部長の天野聡子先輩、その美貌とお茶目な性格に惚れたっっっ



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文章を読むのが嫌いや苦手でない人で特に泣ける話や感動的な話が好きな人におすすめ、ボリュームの多さに負けないくらい良い話でクリア時の達成感は素晴しい。

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