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キングコングの逆襲
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読み仮名: きんぐこんぐのぎゃくしゅう / 英語タイトル: King Kong Escapes(King Kong no gyakusyu)
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2006/01/13
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つい最近リメイクされたキングコング映画ですが、本作の様な純和風キングコング映画もありました。
こちらは前作「キングコング対ゴジラ」と違い、完全オリジナルですが、キングコングの動きが着ぐるみである為にモデルアニメーションの外国からは評判が悪かったのですが、後のリメイク版でも着ぐるみコングが使われるようになりました。(但し、映画の方は・・・だが。)
どーでも良いゴロザウルスや、ウミヘビはともかく、メカニコングのデザインは後のメカゴジラに通じるものがあるし、天本英世のドクター・フーのキャラクターは登場人物の個性が希薄なこの映画の中ではかなり印象的でした。
本作ではキングコングは前回よりも身長が半分以下に縮まってしまったのですが、スケールを小さくした事でセットの造りが細かくなり、大きくなる一方だった怪獣映画に一石を投じ、必要以上に巨大にしなかった怪獣という点ではなかなか興味深いと言えます。
そういった点は「フランケンシュタイン対地底怪獣バラゴン」や「フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ」で用いられ、本作もキングコングを小さくする事で、50メートル大だった怪獣のアレンジイメージを出すのに一役買ったと言えます。
同年公開の「怪獣島の決戦 ゴジラの息子」でも、ゴジラの子供であるミニラも身長は20メートルという設定でした。そういう点も本作の怪獣小型化という点とも繋がりそうだと言えます。
本作は東宝怪獣映画の中でもかなり痛快作ではあったのですが、コングの版権が母国の方に帰ってしまい、結局この作品以降、日本でキングコングを制作することは出来なくなってしまいました。
そして、怪獣の小型化も「ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣」を最後に止まってしまい、新たなる小型化は96年制作の新シリーズ「モスラ」まで待たなければなりませんでした。
しかし、我々のゴジラが海の向こうではヒョロヒョロした貧相なマグロ食いトカゲにされてしまったのに対し、我が国ではキングコングを痛快なヒーローに仕立て上げました。
そういった事からも日本と外国の違いと、外国では怪獣は単なる巨大生物であり、日本のような自然の猛威という畏敬が無かった違いがこの時点で出ていたといって良いでしょう。
30年後のアメリカゴジラの失敗は既に、この映画の中に表れていたのかも知れません。
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