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ガメラ 大怪獣空中決戦
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読み仮名: がめらだいかいじゅうくうちゅうけっせん / 英語タイトル: Gamera dai kaiju kuchu kessen
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ガメラ 大怪獣空中決戦
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2007/10/31
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by
めたこ
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ガメラが復活する、相手はギャオス。
最初の情報はそれで、そしてそれだけで十分なものでした。
僕がこの映画に抱いた感慨は、子供の頃に見た、友達(子供の味方という意味で)のガメラが、現代の特撮技術でよみがえるということが素直に嬉しい、というものでした。
そして、その感慨は、本編を見てよい意味で覆されました。
人間を捕食する絶対敵として描かれたギャオスが、最初実態を見せず、象徴的な描写で描かれる序盤。
日常にじわりとにじり寄ってくる恐怖を描いた後、本格的に姿を現したギャオスに対して、それを駆逐するガメラ。
最初は人間と敵として描かれながらも、それでもギャオスと戦いを続けるガメラに知らず感情移入してしまいました。
一対一の怪獣バトルとしては、最後のプラズマ火球VS超音波メスの対決は、もっとも優れた描写の一つとして数えられるでしょう。
ガメラの勝利の雄たけびは、感動にも似た大きなカタルシスを感じさせるものでした。
この作品に関しては、怪獣という空想の存在に可能な限りのリアリティを与えるよう、最大限の配慮がなされています。
ギャオスの生物的価値の論争や、政府高官の自衛隊出動に関する憲法解釈、実際のニュース番組を使った報道とその内容(巨大生物が現われたということを、実際のニュースで報道するならばというIFを取り上げ、表現しているということ)、そうした細かい部分への配慮があって、これまでの怪獣映画で棚上げされていた、リアルな世界観を創出しています。
これは旧シリーズにはまったくない概念でしょう。
同時に、勾玉というシンボリックなアイテムと巫女としての少女を配置することで、旧シリーズの特徴だったファンタジー性(宇宙怪獣との戦いでさえ、ファンタジーに描いていましたから)も作品に残し、空想の物語としてのクオリティを高めたものと思いました。
三部作の一作目ということで、こなれてない部分もあるし、現在の特撮技術で見ればクオリティも低く感じるところがあるかもしれません。
ですが、紛れもなくこれは「怪獣映画として、最高のエンタテインメントの一つ」といえると思います。
評価は「とても良い」です。今作に携わったスタッフの後の仕事を考えた時、再評価されて良い作品だと思います。
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