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ゴジラVSモスラ


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読み仮名: ごじらたいもすら / 英語タイトル: GODZILLA VS MOTHRA

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2008/01/16 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/]
by めたこ 評価履歴[良い:179(87%) 普通:25(12%) 悪い:1(0%)] / プロバイダー: 39923 ホスト:39892 ブラウザー: 3874
旧シリーズにおいて唯一ゴジラに勝利した怪獣モスラ。

後に単発で映画化されたときに「母の名を持つ怪獣」などといわれていましたが、ゴジラを「母を求めて荒れ狂う破壊神」であるスサノオをなぞらえて見たときに、母性により怒りを収めるモスラの勝利は必然である…

そんな見方もあるようです。

そして、今作は平成のVSシリーズでの再戦となります。旧シリーズでは力尽きた成虫のあだ討ちとばかりに双子の幼虫がゴジラを捕縛しましたが、今回は双子を別人格として端的に描く形で、バトルモスラ=バトラが現れます。

この差別化は良かったかもしれません。特別な攻撃力を持たないモスラ単体では、そもそもゴジラに勝つのは難しい…ような気もしますし。
(旧シリーズでは、小美人を通した平和への祈りと、あだ討ちという補正がかかっての勝利という感じでしたから)
また、「攻撃力がない」という弱点は、「モスラの鱗粉の檻+バトラの光線反射」という連携により、映像的な説得力をもってカバーされることになります。
(もっとも、モスラの勝利を必然とするからこその描写といえなくもないですが)

ドラマ部分については、冒頭の「インディ・ジョーンズ」風のところはちょっとずっこける感もありましたが、別所哲也と小林聡美の演技は大人のそれとして非常に押さえが利いていて好感が持てました。
特に別所哲也は良い雰囲気出してましたね。特撮との相性がよいのでしょうか。

また、ストーリー的に旧作をなぞる部分もありましたが(大竹まこと演じる悪徳商人?が小美人やモスラを利用しようとするあたり)、それについてはちょっと蛇足気味かな?と思いました。
あえて同じことをしなくてもよいのでは?という感想です。

また、小美人(コスモス)も、よく演じていましたが、オリジナルのような神秘性はさすがに望むべくもなかったです。これは仕方ないと思いますけども。

全体的に見て非常によく出来た作品であり、観客動員では平成シリーズで最高を記録したのもむべなるかな、と思います。
平成版の「ガメラ」とは違ったベクトルでの、最高の怪獣映画の一つでしょう。

僕の評価は「とても良い」です。平成シリーズから見るなら、これをお勧めします。

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