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ガメラ2 レギオン襲来
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読み仮名: がめら2れぎおんしゅうらい / 英語タイトル: GAMERA 2
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2007/12/12
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近年(といってももう十年が経とうとしていますが)の特撮映画の中ではこれが最高峰でしょう。
むしろ21世紀以降の怪獣映画の不振を思えば、最後のあだ花といえるのかもしれません。
前作で「新しい怪獣映画」を見せることに成功したスタッフが次に目指したのは「素晴らしい怪獣映画」
だと思います。娯楽、テーマ性の両面を打ち出してかつリアルを求めるという一見無茶な目標は、
しかし高いレベルで達成されています。
まず娯楽としては、徹底的に強い敵としてのレギオンの造型があるでしょう。
ゴジラシリーズのビオランテにも通じる圧倒的な体躯、ガメラを打ちのめす強力な力、配下の草体、
群体レギオンなどの存在によって全怪獣の中でもかなりのインパクトを残すものになりました。
そんな強大な敵を打ち破ったガメラの姿にはカタルシスを最大限に感じる事ができました。
テーマ性としては「侵略」を徹底的に描ききったことにあります。侵略の動機、手段、実行方法と
いったものを都市や電波という現代のガジェットにうまく絡ませながら描写しています。
自衛隊が他の映画に比べて出張っているのはそんなテーマを扱っている以上仕方がないでしょう。
建前とはいえ自衛隊の理念はそんな「侵略」から「国」を護ることなのですから。
それを「星」を護るために戦うガメラとさりげなく対比させているのもこの作品の秀逸な点です。
リアル性を求めるためにとった手段は作品中にハードSFの手法をとりいれることでしたが、酸素による
害という逆説的な面白さや脚本の妙が冴えたおかげでそこまで堅苦しくなっていないのが幸いです。
プラズマ火球の三連発をレギオンが冷静に吸収してしまった場面は「ハッタリだけじゃいかんよ」
という制作者の想いが感じ取れました。
はっきりいって浅黄や前作のキャラの再登場はファンサービス以上のものではないですが、
それでも当時は妙に嬉しかったものです。当時も、そして今も楽しく見ることができる本作には
ガメラ3のことなど一切忘れた上で「最高」をつけさせてもらいます。
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