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ギャラクシーエンジェる〜ん


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英語タイトル: GALAXY ANGEL II

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2007/07/31 悪い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/]
by herba 評価履歴[良い:157(76%) 普通:25(12%) 悪い:25(12%)] / プロバイダー: 20582 ホスト:20491 ブラウザー: 7295
内容は何でもアリな世界で繰り広げられるギャグ+キャラ萌え。
尚、シリーズ物らしいが制作会社が違う前作シリーズは未視聴。

【良い点】
OP。実に面白い。非常にスタイリッシュでポップなビジュアル、ノリノリにはじけたアニソンに乗せて尻振ってダンスするキャラ達のイメージがわけも無く楽しい。

【悪い点】
あまり面白くないし萌えない。単に作り手と私との感覚がズレてるだけかもしれないが、楽しむには敷居が高過ぎる。
フィクションに閉じ込められた作品…そういう印象を強く受けてしまう。どんなフィクションでも他の作品から様々な要素を借りてきているものだけど、この作品ではそれが目立つ…接点が他作品の方へばかり求められてしまい、こちらとの接点がとれず、共感できない…それが「寒い」。

・ギャグ
いろいろとふざけたことや、ぶっ飛んだことやったりするけど、絵空事に感じられてしまう。例えば惑星丸ごと破壊するような事やってても、そのぶっ飛び具合が実感できない。常識感覚とのずれを逸脱感と定義するなら、原点となる常識が作品世界の中でぼやけててどこに立脚していいものやら。

・パロディ
序盤だけでも、モノリス(2001年)、刑事ドラマ、硫黄島の星条旗…等々、結構入ってるけど、ピンと来ない。ネタ自体が元ネタ以外の何かのイメージを喚起したり、元ネタとのギャップを感覚的に訴えるまでに至らない。3Dポリゴンキャラ(おそらくマックスヘッドルームのパロ)も居たが、単に絵が雑なだけに見えてしまう。一つ一つのネタの集まりが作品全体で共有されて何か一貫したスタイルやテイストを構築するという風でもない(そのあたりは「ぱにぽにだっしゅ!」がいい例かもしれない。あの独特の面白さの本質はそういうもんじゃないだろうか?…私見だが、あれは1話単体で観るとあまり面白くないのだ)。

・キャラ
これが最大の問題。総じて平板でセリフ回しが単調。キャラクターが現実の人間の性格的特徴を映し出すものとするなら、この作品のキャラはアニメのキャラを映し出した感じだ。
まずエンジェル隊員ではナノナノはまあまあだったけど他の面子の印象が薄い。アニスは目立ってたが単調過ぎてどうにも深さが足りない。アプリコットは主役の割に立ってない…一番可愛いんだからもっと愛着を持てるキャラになれるはず。カルーアは空気に近く、リリィに至っては声のわざとらしさが目立つ上に「剣の道に反する」などといきなり言われても寒い。管理官クーヘンは出番は多いがオカマ設定に意味を感じないのでビジュアルの嫌味が先行してしまう。むしろ隊員でないナツメ陛下に好感が持てる…結果的にナツメとの絡みが多かったナノナノの印象も良くなった気がする。陛下の付き人サトウ/タナカはいいアイデアだと思う…無尽蔵コピーは同時期のアニメにもあったけど、こちらにも独自の面白さがあった。

【総評】
何でもアリが、単なるデタラメ/寄せ集めに映り、ネタやギャグを織り込むシチュエーションの力不足を感じる。その意味では各話にバリエーションを持たせ過ぎたのも仇になってて、パロディを組み込むために話を作ってる印象すら受けてしまう。テンポ良くシーンが切り替わる所なんかは悪くなかったんだが。

総じていろいろな面で作り込みが甘い印象。現実離れしたものほど全体から些細な部分までこだわって確固たる雰囲気やスタイルを構築しておく必要があるんじゃないかと。

「とても悪い」でもおかしくないけど、素晴らしく秀逸な OP の出来に免じてこの評価。

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