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ドラゴンクエストVIII - 空と海と大地と呪われし姫君 -:RPG
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読み仮名: どらごんくえすと8 / 英語タイトル: Dragon Warrior VIII (Dragon Quest 8)
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2007/10/15
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3846
発売前は3D化ばかり気になっていましたが、3D化は成功したし全体的にもまずまずな出来に
仕上がりましたね。しかし、欠点が割と目立っているゲームだとも思います。
そういうわけで主に疑問に思った点、欠点について言及してみます。
まず、DQシリーズでは本作独自のシステムである錬金釜。二つ若しくは三つのアイテムを合成して
新たなアイテムを作る…これ自体はいいのですが、なんというか、このシステムをゲームにもっと上手く組み込めなかったのかな?と思います。
なぜなら自分としては錬金釜が「冒険をより進めやすく、より面白くする要素」というよりは
「面倒でも活用しないと先に進むのが辛くなる要素」に近かったことに少しがっかりしたからです。
とにかくこのゲーム、お金が貯まりにくいので錬金釜を稼動させまくらないと資金のやり繰りがかなり苦しいんです。
今までのようにお金を貯める→店で武器や防具を買う…なんてことをするのはかなり無理があり、代わりに
有用なレシピの材料を集める→錬金釜に入れる…という作業がどうしても必要になるのですが、そのせいで
自分から進んで使うのではなく、どうもゲームバランス上半ば無理矢理に錬金釜を使わされているようで、
とにかく釜を稼動させないといけないような気持ちにまでなってしまい、なんだか精神的に疲れてしまい、
これなら錬金釜なんか無いいままで通りのほうがよかったと思ってしまいました。
また、各所で見つかるレシピは漠然としたものが多く、どうしても攻略情報頼みになってしまうのもどうかと思います。
もう一つの大きな問題はストーリーです。このゲーム、ストーリーらしいストーリーがほとんどないような気がするんですが。
賢者の子孫を一人も守れないまま、敵をひたすら追い掛けているだけ。本当にただそれだけで話のメリハリもない、ひたすら
行き当たりばったりな話…これはちょっとひどいでしょう。修道院絡みの話は悪くないですが、話の本筋ではありませんし…。
本当に、一体どうしてこんな中身の無い話になってしまったの?と言いたいです。
戦闘時の「もっさり」も残念な点です。攻撃はなんかのろくさく、全体攻撃をすると処理落ち…。
最初のうちは今までと違う戦闘画面の物珍しさが勝ってもっさりは気になりませんでしたが、やはり何度も何度もこなすことになる戦闘、
そのうちこのもっさりがものすごく不満になりましたし、PS2版DQ5は戦闘のテンポがいいだけに、
どうしても比較してしまい余計に気になってしまいました。また、実害があるわけではない、ほんの些細なことですが、
全体攻撃の際の「平均〜のダメージ!」という表記はなんだか妙に違和感を覚えました。
…ちょっと厳しめに書いてしまいましたが、これ以外の点は特に不満点はありません。DQの世界を見事に3D化してくれましたし、
スキルシステムはキャラごとの個性が出せる上に自分好みの方向に成長させられるのがグッド。エンカウント率、敵の強さといった部分も
うまく調整されています。しかし、物凄く良い部分がある!というわけではなく、RPGとして全体的にソツなく出来ていることが長所のゲームなので、
そのぶん明らかな欠点がより目立ちやすいですし、細かいところまで手の込んだゲームやはっきりとした個性のあるゲームが好きな人にとっては
どこか物足りなさを感じるゲームだと思います。ですから本格的にゲームをやり込みたい人より、軽い気持ちでRPGを遊びたい人にお勧めの作品です。
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