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どすこい(仮)


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英語タイトル: Dosukoi Kari

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2004/09/27 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/]
by nack プロバイダー: 16614 ホスト:16432 ブラウザー: 3875
いや〜笑わせてもらえます。

体中の毛穴という毛穴から力が抜けていくほどくだらないのですが、でも面白い!!!
これまでの全京極作品の中で一番好きかも(まぁそれもどうかと思うが)。タイトルを見ればヒット小説をパロってるのは一目瞭然なのですが、実際の内容はどうかというと、設定だけは似せてるけども全然別物。本文でも書かれているが、パロディでもパスティーシュでもない。ただひたすら、デブまっしぐら!!!
史上最強のでぶ小説。こんなに笑ったのって久しぶりかも。何が面白いって、一人称はちゃんとした(?)人物が担っているので、ツッコミがきちんとしてるってとこ。全部がドタバタになっちゃうと面白くないんだけども、地の文のツッコミが実にいい味を出しています。当意即妙とはこのことだ。このツッコミあっての面白さである。

収録作は【四十七人の力士】【パラサイト・デブ】【すべてがデブになる】【土俵(リンク)・でぶせん】【脂鬼】【理油(意味不明)】【ウロボロスの基礎代謝】で、作者名と各物語の表紙の装丁も要チェック。
イチオシは【すべてがデブになる】でしょうか。このノリは浅田次郎の「勇気凛々ルリの色」シリーズのノリを思い出させる。【四十七人の力士】が冒頭にあって、それ以降の話を読んでいけば、歴史好きなら、いや、日本人なら各物語に共通するアイテムはすぐに気付いた筈である。そのリンク(いや、土俵じゃなくて)が最後にもうちょっと繋がるともっと好みだったんだけども、まぁそういう部分を求めるのは酷か。
これまでは京極堂の蘊蓄と、流麗にして品のある筆致が好きで読んでいた京極作品でしたが、俄然ファンになってしまった。それが正しいかどうかは別として(笑)。

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