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ドラミちゃん 青いストローハット
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読み仮名: どらみちゃん あおいすとろーはっと / 英語タイトル: Doramityan Biue Strow Hat
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2006/11/21
最悪
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by
HUNGRY SPIDER
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ドラ映画の系列にあるのだろうけど、これはアニメ版でも十分と断言できる。本作の感想は、小品に過ぎない作品だな、ということだ。15分という短い時間では出来ることが限られているのはわかるのだが、それにしたって「ドラミちゃん」の名を冠している以上は、ボリュームが少なすぎる、薄っぺらな印象が否めない(本来なら30分の中篇映画だよね)。
本作は早い話、ドラミとカカシ型ダメロボット・クロウの冒険物語であるのだが、内容はお世辞にも褒められたものではない。まず、相変わらずドラミの優等生気質と万能ぶりばかりが目立ち、危機感がまるでなし。ドラミの相方となるクロウの活躍も、実際のところ運だけに頼ったラッキーマン的勝利に集約されてしまうのが殆どで、ここも白ける要因。まあ確かに最後の敵との勝負では、ある程度「漢」を見せていたのだが、それでも長編で魅せる、悪に果敢に立ち向かうのび太のカッコよさには遠く及ばない。また、ラストは目的達成かと思いきや、当初の目的をうっちゃう始末…「冒険を通して友情に気付く」ことを描きたかったのだろうが、ドラミの優等生とクロウのダメ加減ばかりが目立つ脚本では、薄っぺらなものしか感じられず。「冒険」とはいったものの、殆どドラミがクロウの手を引っ張ってるだけだったしね(苦笑)。
ところで、何故か知らないけどドラミがドラの「なんかないか」的慌てを見せてくれたが…これはファンサービスかと貶すべきか、ドラミを身近に感じる描写と褒めるべきか微妙なところ。
敵さんの方も風格がないばかりか、戦術も稚拙極まりなくやられ方もギャグ描写で、手抜きを感じずにはいられないものだった。本作も一応は「ドラ映画」の範疇に括られるのだから、そこで「悪役」を出す場合は彼らに期待しているファンも多いことを忘れないでほしいものだ。本作は本編の添え物だから、などという言い訳は聞きたくない。
なお、クロウの冒険の理由、悪役ロボットが「悪役」となった理由は、ともに早い話が結婚沙汰なのだが、それにしては敵の方に「恋敵」といった意識がまるで感じられない。まあ、ロボットの分際で結婚(勿論相手の姫とやらもロボットである)を持ち出す時点でおこがましいと感じたりもするけど、そこに目を瞑ったとしても(いや、むしろそれを認めるからこそ)、もっと本気で戦ってもらわないと…ヤル気がないようにしか思えないから(苦笑)。たとえロボットでも、恋のサバイバルをナメてもらっちゃ困ります。
繰り返すが、これはアニメ版に相応しい作品(アニメ版としても、末期の基準で中の中〜下くらいが関の山だろう…)で、映画として見れば落第点をつけざるを得ない。映画館で放映するレベルの代物とは、とても思えないほど内容が薄すぎる。ドラミというキャラさえ出せば無条件で満足するかと言われれば大間違い。我々が望んでいるのは「キャラ」よりも「作品」だ。大体、過去を遡れば、「ミニドラSOS」であんなに濃い話を見せてくれたじゃないか!!
そんな思いを込めて、評価は厳しいが「最悪」。
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