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ドラえもん のび太とアニマル惑星


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読み仮名: どらえもんのびたとあにまるぷらねっと / 英語タイトル: Doraemon: Nobita and the Animal Planet

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2006/07/07 普通 [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/]
by 634 評価履歴[良い:1432(50%) 普通:564(20%) 悪い:872(30%)] / プロバイダー: 20475 ホスト:20588 ブラウザー: 5234
ドラムービーの中では淡泊な印象があり、ラストもカタルシスが欠けていました。
環境保護や、動物保護という部分は良かったのですが、ドラムービー特有の娯楽性とカタルシス性は正直、パワー不足でした。
決してコンセプトや印象は悪くはなかったのですが、それでも、普段ついてないからというのび太のアンラッキーさに頼る展開が多くの方がおっしゃるように、ご都合主義でした。
ドラムービーは娯楽性とカタルシス性に出るのが一番だと思うし、本作の淡泊さはそういった問題点を露呈しているし、ラストの別れでジンとくるのは「宇宙開拓史」以降はそれ程感無量な雰囲気が無くなってしまったと思うし、本作もその例に倣ってしまったようです。

環境保護という視点が子供には難しかったと思うし、それを砕きすぎてしまった印象があるし、ドラムービーらしく、ジンとくるというシーンがイマイチだったことが本作を勿体ない作品にしてしまったようにも思えます。ラストのバトルシーンは、歴代のドラムービーの中でもそれほどサスペンス性は無かったし、ハラハラドキドキ感も作用していないのも、本作に大体のオチが見えたことと、この当時からバトルシーンのカタルシスとネタ切れを象徴していたかのようです。

ドンパチになると、大切な地球環境や、動物達の生息地まで破壊してしまうのだという要素を入れた方が盛り上がったか、あるいは人間の争いがこうした自然破壊を生み出していくというメッセージを伝える配慮も個人的には必要だったと考えます。人間は目で見た以上の迫力とインパクトが無い限り、あまりショックを受けることはないのだし。

無論、ドラムービーだけにあまり過激な描写は出来ないのでしょうが、その辺りの工夫を混ぜ込んでも良かったようにも思えるし、アメリカアニメのような人が死ぬことにクレームを付けたり、何かと制作方法を変えろという傾向がこの当時の日本でも既に影響が出てしまった事が、環境問題という深刻で重要な問題を淡泊な印象で終わらせてしまったようにすら感じます(しかも、そんなアメリカ本作の前の年にアラスカでタンカー座礁事故、そして本作公開の翌年にペルシャ湾に原油を撒き散らすような馬鹿をやらかしたんだし)。

環境保護とドラムービーの両立が出来なかった惜しい作品と言わざるを得ません。

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