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英語タイトル: DOGVILLE
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2005/10/26
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by
馬王
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久々にショックを受けた映画でしたよ。監督はあの『ダンサー・イン・ザ・ダーク』を作ったラース監督。
主演のニコール・キッドマンは流石の一言。
9つの章から成り立ち丁寧に作られている悲劇のストーリー。
徐々に毒が体全身に回っていき恐怖感が蓄積される演出はすごい。
まずセットや演出からして「うわっ!」って思った。
ドッグヴィルと言う小さな村ながら彼らは至って普通の住民なのだが自分の為に自己利益の為にしか動かない、コミュニケーションはとるがプライベートと言うものも筒抜けなのである。
仮に秘密事を知っても自分には何の利益もない為知りつつも全く気にしない。
そんなような人々。
それを現すように家と家の間に壁がなく、全く景色の無いスタジオと簡単なセットだけでの撮影、まさに舞台劇のよう。
最初から雰囲気があるが、グレースが認められるまでは至って心地よいものであるが…。
グレースがこの村に入ってから村が変わっていく。
村人は閉鎖的な社会に生活に住み慣れているため外部からの人間は彼らにとって外人が来たとしか思えないんだろう。
皆に奉仕する事で彼女の人間性を知り、かくまう事を約束する、村にとっては彼女が招かざる客とは誰も気づきはしなかっただろう…。
まずギャングに追われてる立場で匿う事自体罪深き行為だろうに彼ら村の人たちはその閉鎖的な性格の為にグレースの過去や素性、何故逃げてきたのか、聞かなかった事が既にこの村の終わりを告げてるようなもの。
他者に関わっても得する事が無いということが染み付いてるのにね…。
それにボスが名刺を渡した時点でグレースと言う人が何なのかは大体想像は出来る。
だがグレースの取った行動こそがこの村にとって非常に恐ろしい事態を招いてしまう。
今まで普通に出来ていた事を彼女が行動した為、住民達はいつしか心の醜さが表われ行動がエスカレートしていく。
支配する側とされる側(権利と保証)、グレース事態既に弱みを握られているような物。
彼らたちは必要以上のグレースの接触に住民達も様々な自己欲望が出てくる。
彼らは自分がしている愚行を認めずあきれた果てには責任を他人に押し付けて言い逃れるする始末。
グレースが無抵抗にも従う事しか出来ない悲壮感に抵抗しないイライラ感と言いかなり痛々しかった。
最後は逆にグレースが権力を持ち彼らを支配する事になり、彼らを助けようと思うが彼女が見た住民の人々は既に人には見えなかったんでしょうね(敵としての眼差し)。
そして彼女は裁きを下す、グレースもただ悪い人間が減ったとしか…。
全てが傲慢に満ちた映画でもう気分悪かった、最後でカタルシスを味わうんだろうが、もうどうでも良かった。
結局はグレースも病んでる、人間皆そんな部分があるんだろうな。
ふー中々面白かった。この監督の映画疲れる。
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