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名探偵コナン 天国へのカウントダウン (アニメ)
読み仮名: めいたんていこなんてんごくへのかうんとだうん
3. 2008/02/17
とても良い
by
金龍
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評価履歴
[
良い
:89(
59%
)
普通
:1(
1%
)
悪い
:62(
41%
) 推薦人:
11
推薦評価:
11
] / プロバイダー:
23332
ホスト:
23151
ブラウザー:
8445
名探偵コナンシリーズの五作目。爆弾と殺人が組み合わさってスリルは抜群。
映画の中で黒の組織が登場したのは本作が初めてだった。本作以前の映画の犯人にもそれなりに強い特徴はあったが、やはり黒の組織の存在感の比にはならない。黒の組織に抱く恐怖は、狂っている殺人犯が怖いという感情とは大きく異なる。
彼らは人をもののように扱う。どこまでも冷酷に、そして残忍に。別に憎しみが理由で殺すという生易しいものではない。
ただ邪魔だから「始末する」だけなのだ。そんな彼らが登場する映画。スリルがないわけがない。
本作が公開されていた頃は、黒の組織のメンバーもほとんど分かっておらず、いわゆる謎の組織だったわけだ。
中身を見ると少し期待はずれな気はした。予告編を見ている限り、「黒の組織が殺人を犯して、それをコナンが追い詰め、戦う」という構図しか浮かばなかった。だから、真犯人が黒の組織ではなく一般人であったことには軽く肩透かしを食らった。
しかし、最後の方のシーン。ちゃんと色濃く存在感を残しているではないか。ネタばれになるので言えないが銀のナイフという伏線も生きていたし、爆弾を使ったタワー破壊は本当に黒の組織のやり口だった。伏線といえば、あゆみが時間を正確に測れるという事実と
脱出を結びつけた演出はコナン映画屈指のものだと思う。「天国へのカウントダウン」とはもちろんあゆみの数えている時間のことも指しているのだろう。あゆみに関しては「現実感」がないと仰られる方もいるということを覚悟して言っているわけだが、
ご都合主義だろうと悪くない。ハッピーエンドとご都合主義を天秤にかけたら自然と前者に傾く。
コナン映画は新一と蘭のラブストーリーがメインになることが多い。別にそれは構わないのだが、前作があまりに甘かったので軽く口直しが欲しい時期だった。そんな中で少年探偵団と黒の組織に重きをおいたエピソードは非常に新鮮なものだった。
総合評価は「とても良い」
コナン映画の中では間違いなく最も熱くなれる展開だ。
犯人の動機の作りこみがあまりに杜撰だったのと、実際にはこんなことありえないという突っ込みさえ除いてしまえば間違いなく名作だろう。
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