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読み仮名: さいばあぶるう / 英語タイトル: CYBER BLUE
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2006/05/08
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打ち切りのマイナスイメージが強く、「マッドマックス」的な「北斗の拳」に対し、本作は「ターミネーター」や「ブレードランナー」の世界観を作者流に、そして少年誌で表したものだったのだけど、それが本作を他作品にはないイメージを与えながら、打ち切りというイメージを与えてしまった事も否めない。
そういった面を考えると惜しい作品だと言えるのだけど、サイボーグ改造された強さがイマイチ伝わりづらかったし、北斗のようなガチバトルでないと少年誌ではウケないせいもあるのか、本作は魅力的な素材を活かしきることが出来なかったのだといえる。
もっとも、当時のジャンプ編集部のイメージを考えると、「集団抗争モノにしないとダメ」的風潮が強かったし、北斗に比べて違和感が多い作品故に、どうしても北斗に見慣れすぎてしまった読者の目を放した印象もあるし、打ち切りになっていくも止む無しのイメージを本作は持つべくして持ってしまったという部分があったのも確かである。
本作のような特異な作風はジャンプだけではなく、マガジンやサンデーと比べても異質であったし、その個性で言えば、北斗を超えられそうなイメージもあったといえばいえる。しかし、アクの強さが災いしてか、その作風を活かしきれなかったし、また、ジャンプ編集部もその大成できる可能性を与える努力を怠っていたといえる。
そんな事情の重なりが本作を中途半端な作品としてしまったのだし、北斗よりもある意味、アメリカなどでウケる(寺沢武一の「コブラ」のような)可能性もあったのだけど、活かしきれなかった事と、アクションにおいても期待した程では・・・というモノになってしまった。もっとも、北斗の化け物じみた人間離れした連中並のアクションはサイボーグといえども酷だったのかもしれないが・・・・・・。
ブルーのコスチュームはどことなく、後の「マトリックス」のコスチュームの原型になったかと思わせそうなものもあり、愛車も「バットマン」のバットモービル的だし、時代を先取りしていた部分もあったといえそうなのだけど、当時は今程CGが発達してはいなかったし、また、そうさせる環境も配備されていたとは言い難かった。
時代に早過ぎ、素材を上手く活かしきれずに終わっていった不幸な作品であることは確かであろう。
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