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クロックタワー2


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読み仮名: くろっくたわーせかんど / 英語タイトル: CLOCK TOWER 2

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2007/08/16 普通 [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/]
by パワーエサ 評価履歴[良い:61(46%) 普通:46(35%) 悪い:25(19%)] / プロバイダー: 14103 ホスト:14416 ブラウザー: 5234
不死身の怪物「シザーマン」の襲撃をかわしながら、その秘密に迫っていくホラーアドベンチャーゲームですね。プレイヤーが操るキャラクターは基本的に戦闘能力の類が無く、襲われたらひたすら逃げ回ったり隠れたりすることでシザーマンをやり過ごすという基本システムが斬新でした。

ホラーの雰囲気と「逃げ回る」ゲーム性が良く合っていると思う。ロッカーやベッドの下など、隠れられそうな場所を咄嗟の判断で探して緊急回避するシステムにはうまさを感じる。また、隠れたところでそれで100%回避成功ではなく運が悪ければシザーマンにバレてそのまま殺されてしまったりという「ハズレ」の存在も、まるでプレイヤー自身がホラー映画の世界に迷い込んだような雰囲気を醸すのに一役買っています。逃げ回る間も、神出鬼没ででかい鋏をジャキジャキ言わせながら迫ってくるシザーマンをはじめ、少しでも遠くに逃げようとしていたら先回りされていたり、隠れようとしたベットの下から出てきたり、警備員に助けを求めようとしたらやっぱり・・・だったり、大体見当はついてはいるが実際に起こってみるとやっぱりビックリするようないわゆる「B級ホラーのお約束」的な演出の波状攻撃でプレイヤーを追い詰めてくるあたりがまたにくい。

ただ、もう一つの要素である「謎解き」との兼ね合いについてはイマイチという印象。後半に行くにしたがってストーリーの加速とともに探索パートの比重が大きくなるのに対し、シザーマンの襲撃パートは前半のような演出も出尽くしたような形になり、とりあえず周期的に襲ってきては探索活動を妨害する「お邪魔キャラ」みたいな扱いになってしまっているのが残念です。思えば、前半の楽しさは「とにかく何がなんでも生き残る」というサバイバル感に根ざしていた。だからやり過ごす作業にも熱が入ったし恐怖演出やミス死にさえも楽しさを感じられたと思う。一方、後半では謎やストーリーが気になり、生き残ることよりもさっさと探索して全エンディングコンプリートする方が大事になってくるわけです。こうなるとどんなに恐怖演出で脅されても前半ほどの楽しさは感じられません。

「やりこみ要素」の一環かクリア時の生存者の数によってエンディングが変わるマルチエンディング方式も、謎解きのチャートが分かってしまうと緊張感も何も無くなってしまうのが残念。やはり前半の「なんだか分からないけどとりあえず逃げよう!」という雰囲気が一番楽しかった。謎解きよりサバイバル感で引っ張って欲しかった気は確かにしますね。まあ、このテンションで最後まで引っ張るのは無理なのかもしれないけど・・・

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