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ビルマの竪琴


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読み仮名: びるまのたてごと / 英語タイトル: Biruma no tategoto

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2006/03/06 最高! [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/]
by 634 評価履歴[良い:1405(50%) 普通:548(20%) 悪い:857(30%)] / プロバイダー: 20475 ホスト:20520 ブラウザー: 5234
水島上等兵役の中井貴一の演技は良かったし、戦争を題材に扱った邦画としてはかなりランクが高いといえるでしょう。
これに比べると「男たちの大和」の反戦テーマは霞んでしまう位、本作の反戦テーマはヘビーでした。造りもドラマもこっちの作品の方がしっかりしていたと思います。

空襲は受けたし、広島と長崎は原爆も落とされたのだけど、日本本土は硫黄島や沖縄、そして太平洋各地や、旧満州、インドほど血みどろの戦場となった訳ではありません。
そんな戦いで受けた回復不能な傷を抱えて生きてきたのは水島上等兵だけではないし、本土の空襲も確かに悲惨ですが、前線の兵士達はどんな思いだったか、という部分をテーマにするなら、本作は戦争映画でもかなり高レベルなものだと思います。

陸軍の中国とソ連軍の最前線での戦いであるノモンハンや、樺太、北方四島の後のシベリア抑留に、本作のようなアジア各国での米英蘭との戦いと、悪名高いインパール作戦などを思うと、やりきれない無念の思いと、戦争は軍人だろうと民衆だろうと、敵だろうと味方だろうと傷ついていく。傷つかないのは自分達だけが安全な所に閉じこもっている連中だという事がこの映画でも伝わってきます。

市川崑とフジテレビ制作でも有名ですが、後に大和乗組員だった作家であり、日銀の役員でもあった故吉田満の「戦艦大和ノ最期」を元にしたTVドラマ「戦艦大和」も発表しています。
このドラマは戦後45年の1990年に制作され、吉田満を中井貴一が演じ、仲村トオル、近藤真彦など豪華キャストが登場しました。

TVドラマだけに特撮なんぞありませんが、戦艦大和を題材にした事や、戦争物を制作する市川崑とフジテレビ、そして中井貴一の出演などでも注目されます。

そういった作品を手がけていたフジテレビはまだその時期は良かったのですが・・・・・・。

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