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BLUE DRAGON ラルΩグラド


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読み仮名: ぶるーどらごん らるぐらど / 英語タイトル: BLUE DRAGON
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アニメ:BLUE DRAGON / ゲーム:ブルードラゴン

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2007/07/14 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/]
by とことんとんこつ 評価履歴[良い:47(46%) 普通:15(15%) 悪い:40(39%)] / プロバイダー: 10521 ホスト:10583 ブラウザー: 6213
私は個人的にはこの作品が非常に好きでした。確かに過剰なエロもあるかもしれませんが、小畑さんの絵は綺麗だったので不快感よりもそっちに目がいったし、エロ目的の中身のない漫画ではないので、正直『とらぶる』なんかよりも、好きな作品でした。

終わってしまったのは残念ですね。汚い絵の『勇者学』や『バレーボールつかい』なんかよりよっぽど良かったと思うんですけどね。

【良い点】
・バトルが良かった
戦略的な戦い方をする漫画なのが個人的には好きでした。ずがーん、ばごーん、な『ブリーチ』のような作品より、よっぽど面白いわけですよ。少年誌だから仕方ないかも知れませんが、もうちょっと評価されても良かったですね。どの戦いも頭を使っていて、しかも説明がグダグダしすぎていないので、ある意味『ハンターハンター』よりもすっきりしていたとも思いました。

城壁との戦いや、バラ戦士との戦いなども、裏をふつーに斯いていて、読んでてわくわくしたものでした。

・リアリティ高い
最初にそう思ったのは、最初の城を出るときに、インディアンの影をガードとして残したところかな。普通なら仲間にする、さもなきゃ、普通の少年誌には出なくていいキャラですよね。にもかかわらず、原作者としては「守りを誰かに任せる」というのは重要だったわけです。しかも「相手にあえて攻撃可能な隙を作って、信用できるやつか試した」とか、すごすぎます。ここまできちんとセッティングをできる漫画はそうないんじゃないですか?
僕はわりと少年誌読んでて「おいおい説明不足だろ?」とか「それで他はどうするのさ?」とかつっこみたくなるところがたくさんあるので、この作品はそういう部分をできるだけ回避しようとしているのが好感持てました。たぶん原作者(もしくは作者)は完璧主義者で潔癖な要素があるのでしょうね。。

・意外性が良かった
主人公がサルみたいながきで、なおかつエロい。そういう設定だからこそ、知的に戦う姿はミスマッチなようで面白かったです。彼にまわりの人間のペースが巻き込まれてストーリーが進んでいくさまは、『ドラゴンボール』の無印に近い感覚でした。
主人公の意外性や設定の面白さはジャンプの中でも郡を抜いていたと思う。

・絵が綺麗
絵が綺麗なのが、やっぱり良かったのかな。読んでいて自然とペースダウンしてしまう作りこんだ絵は良かったですね。
ただ、綺麗過ぎたために、エロが過剰に攻撃されたのかなとも思えます。『勇者学』でエロが入っても誰も気にしないですよね。綺麗でエロいので子供たちには刺激が強すぎたのでしょう笑

・深みのあった世界観や設定
世界観が面白く、またホワイトタイガーをはじめとして、いろいろなキャラクターに語るストーリーがありそうで、これからに非常に期待が持ててました。

【悪い点】
悪い点は、何はともあれ「少年誌に掲載しようとしたことがいけなかった」としか言えません。『ガンツ』も少年誌だったらすぐにお陀仏だったでしょうし。

・エロさ
エロさが過剰だったかなという気がします。しかし、戦争となれば女が兵士にレイプされるのが現実だったりします。それを隠して戦争映画を描いても嘘ですよね。主人公が女の色気に謀られるシーンも、現実には起こっていること。そういうシーンは現実にはとてもあることなのですが、少年誌にはちょっとNGだったのかなとは思います。
たとえば、女忍者の一番の仕事は色気で男を惑わすことです。『ナルト』のサクラなんかは、本当はそういうことが専門なはずなのに、一向にそういうシーンが出ません。
それが少年誌クオリティなのですから。『とらぶる』のような虚構エロは許されても、この作品にあるような生々しいエロはだめだということなのでしょう。

・テンポの悪さ
進みはゆっくりゆっくりだったとは思います。それでも中身はきちんとあったと思うし、単行本レベルでみれば、非常に完成されていたと思います。

・絵がアクションではない(?)
アクションに向かない絵だとはよく言われます。自分はそうは思わないのですが、アクションには向かないのでしょう。綺麗で情報量が多すぎるので、飛ばし読むようにページをめくれないので、確かに躍動感や爽快感にかけるかもしれませんが、あの絵でアクションはぜんぜんありです。むしろ『勇者学』とか落書きがジャンプに連載される時点でどうなのかと言いたい。

【総合評価】「とても良い」
単行本で二冊読破してみると、なかなか面白いことに気づきました。週刊レベルだと非常に難しい作品だと思います(読む気もわかない)。できれば月刊誌か、青年誌で再開してくれと思わずにはいられません。
少年誌にすべての点で見放された作品だったのかと思います。残念です。この作品を好きな人は、他のジャンプの作品が楽しめない人が多かったんじゃないかなと。
そういう意味でジャンプにはよかったとおもうんですけどね。。

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