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ブギーポップは笑わない


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読み仮名: ぶぎーぽっぷはわらわない / 英語タイトル: BOOGIEPOP AND OTHERS
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アニメ:ブギーポップは笑わない〜Boogiepop Phantom〜 / 漫画:ブギーポップは笑わない / 日本映画:ブギーポップは笑わない

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2007/01/28 とても良い [編集・削除/削除・改善提案/論客限定表示/]
by ケイ素 評価履歴[良い:22(65%) 普通:2(6%) 悪い:10(29%)] / プロバイダー: 41469 ホスト:41388 ブラウザー: 4184
1巻「ブギーポップは笑わない」では、学園で起こったとある事件と、それに関わった5人の不思議な体験を、それぞれの視点でバラバラに描いているわけですが、この手法はとても新鮮でした。
1話目を読んだだけでは、ある人物の視点での物語は終わってしまうのですが、学園で何が起こったのかはまるで分からないままです。
しかし、全ての人物の視点で話が終了したとき、5つの話が1つに収束する様はまさに圧巻でした。
キャラクターもなかなかクセのある面々が多く、特に物語の中心であるブギーポップには、これまであまり感じたことの無い魅力を覚えました。
シリーズを通して妙に哲学じみた台詞の多いブギーポップには、共感できるときも多々ありました。
特に気に入っている台詞としては「VSイマジネーターPART2」の、

「社会に適応しているということは、どっちにしろ社会に都合のいいように洗脳されているということだ。違うのは、君のようにその相手がはっきりしていないことだけだ。洗脳されていない人間などこの世にはいない」
「問題は、そのなかで――洗脳されて自由のない精神の中で、君が何をもっとも大切にするかということだ。君は、がんじがらめに世界に縛られているが、そのなかで何を望む?」

実にインパクトがあり、それでいてもっともな台詞だと思います。洗脳って案外身近なものなんですね。

これまでブギーポップシリーズを12冊読んでいますが、話の構成の仕方だけを考えれば、「ブギーポップは笑わない」が上遠野浩平先生の作品の中では最高傑作のように思えますね。(無論、筆力は後の作品の方が上ですが)

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