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2008/01/23
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by
在原健太郎
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84〜85年に週刊少年ジャンプで連載された荒木飛呂彦先生のバイオレンスアクション漫画。秘密結社`ドレス'の霞の目博士が作り出した寄生虫`バオー'は動物の脳に寄生し、危機を直感すると究極の戦闘体形となり、計り知れない能力を出す。ドレスは橋沢育郎にバオーを寄生させて最強戦士をつくりあげようと試みるが、列車での運搬中に少女スミレが彼を目覚めさせてしまい、一緒に逃亡されてしまう。ドレスはバオー抹殺のために次々と刺客を送り込む。育郎とスミレの果てしない闘いの逃亡劇が始まる。
ストーリー的には謎の組織に改造された主人公がその力で組織の刺客に立ち向かうというもの。初め主人公の育郎は自分の力のことは知らず、本能的に変身して闘い、次第に自分で自分の能力に気づき始め、そしてそれまでの過去を思い出して悲しき運命に陥るという変身ヒーロー物の王道で初期の「仮面ライダー」を思い出させる展開でした。それをベースにして設定されたのかもしれませんが、育郎の果てしない能力とスミレの予知能力がうまくマッチしたストーリー展開になっていて、ジョジョに比べるとしっかりした形式になっていたと思います。バオー武装現象した際の、`バルバルバル ウォォォーーム!'という効果音やその途轍もない姿はかなりのインパクトがありました。そして戦闘によって導き出される能力`シューティング・ビースス・スティンガー・フェノメノン'`リスキニハーデン・セイバー・フェノメノン'`メルテッディン・パルム・フェノメノン'`バオー・ブレイクダーク・サンダー'とこれらのとても凄かった。しかもビーティー同様説明があったのもよかったです。当時のジャンプでは「ウイングマン」という変身ヒーローものの作品がありましたが、こちらは普通の王道の変身ヒーローものでしたが、本作品はそれとは違った身寄りのない少年・少女の悪の組織から生きるための逃亡という超ハードな内容が組み込まれたバイオレンスストーリーで、追い詰められながら闘い続けるという危機迫る展開が非常にわくわくして、そのあたりが印象的でした。
私としては本作品は非常に印象深く残っており、いい作品だと思ってますから、評価は【最高!】です。ストーリー展開・キャラ等の設定など全てにおいて素晴らしい出来映えだったにもかかわらず、17週という短命で終わったのが残念でした。当時のジャンプでは「ドラゴンボール」「キン肉マン」「キャプテン翼」…といった名作が多かったために勝ち抜いていけなかったのかもしれません。連載した時期が時期だったために魅力を生かすことができませんでしたけど、最後は綺麗な形にもって行きました。その後OVAが出されたから、やはり隠れた名作として評価されていたのでしょう。でも私と致しましては、できれば実写版を作ってもらいたいというのが願望です。
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